やみぃ・やみ・やみ ウォーキング 第一次仕事イヤイヤ期

第一次仕事イヤイヤ期(その92:「やみぃ・やみ・やみ7」編)

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こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。

1.やみぃ・やみ・やみ

 「やみぃ・やみ・やみ」とは、みちょるびん造語。「Yummy(ヤミー)・闇・病み」と書く。

 ‘Yummy’は英語で、おいしいという意味。‘ヒトの不幸は密の味’との観点から、みちょるびんの嘆きの日記を「やみぃ・やみ・やみ日記」と命名。

 自身と対比することで、「幸せを実感・感謝する」、あるいは、共感することで、「苦しんでいるのは自分だけではないという励まし・勇気」になれば、幸いです!

2.ある日のやみぃ・やみ・やみ日記

 ダンスレッスンの後、皆でいつものカフェに寄った。

 ある若者が、お金がないからと遠慮して、料理に手を付けていなかったので、これはサーブしてあげないと食べないだろうと思い、皿に料理を装ってやった。

 その様子を見ていた若い女子に、「お母さんみたい」を言われ、キレてしまった。

 自分はその彼と同い年なのだと言い訳されたが、若者と彼女が同い年だからと言って、私が‘お母さん’である‘いわれ’はない。
 私が、20代後半のデカい子供がいる年齢に見えるというのか?
 それに腹が立った。

 彼女に悪気がないのは、頭ではわかっているのだが、最近、とにかく、自分の老いや、太っちょぶりや、醜さにコンプレックスを感じているので、そういったことにとても敏感なのだ。

 何かすごくいやーな気分のまま帰宅することになった。
 腹立たしい。

 それもこれも、結局、「自分に問題アリ」なのだから。

3.それから約10日後の日記

 いろいろなことを考え出すと、いやになってくる。

 私にどうしろというのだろう。
 感情のない生き物にでもなれというのか。

 コートを間違って持って帰られて風邪ひいたり、妹と喧嘩したり、次々に、いやなことが起こる。

 私が招いているとでもいうのか。
 あるいは、試されているのか。

 これだけ続けば、さすがにもう、これ以上の悪いことは起こらないんじゃないかとも思うが。
 あるいは、気の持ちようで変わるのか?
 それで済むことだとしたら、どれだけ損していることか。

 不幸な時間を選択しているのは、自分。

4.その翌日の日記

 家に着いたのは21時で、遅い時間なので、少し迷ったが、やっぱり歩きたくて、急いで支度してウォーキングに出かけた。
 やっぱり、続けないと。

 テレビ番組「オーラの泉」の今日のゲストは、世界的に有名な指揮者だった。

 有能な人には、昔の偉人も、付いて導きたくなるらしい。
 バックの守護霊的な人々も、そういう誘導をするらしい。

 私は、有能でないばかりか、努力もせずに、棚ボタを望んでばかりだから、ダメだよね。
 やる気だけはあるのだけど。

 でも、神様の前で、まっすぐ目をそらさずに話しができるのか?
 弁解ばかりしてしまいそうだ。

 だって、パーフェクトでいるのは難しい。
 そうじゃない?

 私は‘ヒト’を幸せにしたいと思っていない。
 本来、一番幸せになってほしいと願うべき相手に対して、それを願えない。

 そんなんで、神様が許すわけがない。

5.それから約2週間後の日記

 あーあ、日記には、いい出来事しか書きたくないのに、起こるのは、毎日、いやなことばかり。

 おお、1つだけあった。
 体重がまた減った!!

6.その翌日の日記

 今日は、夕方から雨になったので歩くことができなかった。
 残念。
 明日は晴れることを願う。

 「今日は、日記に何を書こうか」と考えてみた時、どうしても、‘連中’に関する内容ばかりが浮かんできて、やっぱりこれが、自分の最大の関心事項であると言うことは否めない。

 はて、私は、何のために生きているのかと思うと、ショックだったと言うか。
 生活の中心が、‘それ’になっていたのではないか。

 もちろん、ウォーキングであるとか、料理であるとか、そういったことを活力にしている部分はあるが、日記に書きたいトピックの有力候補が、‘それ’だというのは、なんとも寂しいではないか。

 本当に、私自身の人生を楽しむために、歩むために、生きていかねばなるまい。

 年齢が40代になると、「老いるのが怖い」と思うようになる人が多いのだとか。
 それは、私自身も感じていることでもある。

 きっとそれは、愛に満たされていないから、老いた自分に自信を持てないのだと思う。
 愛されるためには、自分がまずは愛さないといけない。

 たぶん。

                       以上、みちょるびんでした!

-やみぃ・やみ・やみ, ウォーキング, 第一次仕事イヤイヤ期

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