こんにちは、みちょるびんです♪
晴雨兼用の折りたたみ傘をなくした―――。
軽くて、使い勝手が良かったので、紫外線が気になる季節は必ずバッグに忍ばせて持ち歩いていた。
もちろん、旅行にも。
晴雨兼用折りたたみ傘は、みちょるびんにとって、欠かせないアイテムなのだ。
それだのに、電車に置き忘れてくるなんて・・・(- - ☆)。
なんたる大失態!
舞台が東京なら、いつぞやのように執念の捜索・回収劇を展開するところだが(「執念」「執念-2」「執念-3」「捜索ルポ」)、なんせ、なくしたのは旅先・・・(「やみぃ・やみ・やみ13」)。
諦めましたよ・・・。
自宅には、海外に出る前――12年前に日本で愛用していた折りたたみ日傘があったので、雨傘との二刀流でしばらくの間凌いだ。
12年ぶりに、ドキドキしながらその日傘を広げてみたが、問題はなさそうだった。
日の下で何度か差せば、天日干しも完了さ!
その日傘は作家さんもの。
生地は生成り色の綿に、幾何学的な黒い樹木柄がちりばめられており、他とはバッティングしないデザイン。
アフリカンな賑やかな雰囲気もありながら、見ようによっては北欧テイストと捉えることもできる面白さ。
ハンドルが折りたたみには珍しい木製のJ型というのもお気に入りポイントだった。
だけど、J型であるがゆえに、一般的な丸型のに比べると折りたたんだところでどうしてもサイズが大きくなり、荷物をコンパクトにまとめたい旅行には不向きなのだった。
綿製だから重いしね。
夏の旅行に向けて、一刻も早く晴雨兼用を調達しなきゃ!ってなったわけ。
実は最近まで愛用していたのは、5年くらい前にセールワゴンから発掘した5,500円と手頃な値段のものだった。
色はシックな紺色で、縁のところに簡単な刺繍が施されたシンプルなデザイン。
軽く、気楽に使うことができ、それなりに気に入っていた。
だからさ、本当言うと、今回もセールが始まるまで待ちたかったのよね。
一方、みちょるびんは、仕事の都合で、早めの夏休みを取らなきゃならないという事情を抱えていた。
そしてもう、その週末には旅行に出かけるというところまで来ていたわけ。
そんなわけで、腹をくくり、傘を求めて仕事帰りにデパートに繰り出したのだった。
傘売り場に立ち入ったとたん、すかさず店員さんがにこやかに近づいてきた。
「何かお探しですか?」と。
ベテランの風格。
時間もないので、晴雨兼用の軽い折り畳み傘を探していると伝えたところ、すぐにその陳列棚に案内された。
値段を見ると13,000円を超えていた。
今はホントに何でも高くなっているのね!
かわいい模様。
確かにとてもスリムで軽く、3拍子揃っていて申し分ない。
しかしみちょるびんにはそのメーカーにトラウマがあった・・・。
雨傘ではあったが、なんと、購入した2本とも1ヶ月もせずに骨が折れて壊れてしまったという経験があったのである!
そんな話を店員さんにすると「最近は風の向きが変わったんです」と言う。
「昔は下からの吹き上げが多く、ラッパ傘になるなどしていたが、今はその逆で、上から圧がかかる。そのせいで骨が折れるのだ・・・」と。
「(予防対策として)風が強い日には、完全に傘を広げないことをお勧めする」と言われた。
風の向きが変わるとかって、あるの!?
腑に落ちなかったが、繰り返し同じ説明を受けた。
次に別のメーカーの細身の傘を勧められたが、ちょっとガーリー。
若者向けのように感じられたので「絵柄がちょっと・・・」と言うと、3番目に勧められたのは、淡い色合いにシルバーの柄が入った女性らしいものだった。
上品でエレガント。
その雰囲気に合う人が持てば素敵なんだろうけど、みちょるびんのように「マチュピチュ展」のTシャツなんかを好む人(「気ままにSD! #どこからお越し?」)にはマッチしない。
交渉決別―――。
それからは次々に、畳んである傘を広げて解説してくれた。
「これだと、骨が太くてしっかりしてる」とか、「骨の数が通常6本のところ、8本だから折れにくい」とか・・・。
素人には骨の違いまでなかなか見分けられないし、説明が流暢過ぎて、それぞれの特徴を覚えられない。
あるものは、光の加減によって生地の表面に散りばめられたブランドロゴが浮き出たり、ゴージャスな花のすかしレースが入っていたり・・・。
結局は直感的に「デザインがイヤ!」ということになる。
傘って意外と、好みのものを見つけるの、難しくない!?
中にはハンドルが大きく、それだとバッグに収まらないという別の問題もあった。
とうとう角の方にある比較的手頃なコーナー(それでも9,000円くらいはする)にまで進出することとなった。
店員さん的にはあまり足を踏み入れたくない領域だったに違いなかった。
みちょるびんは、条件さえ合えばむしろ大歓迎だったわけだけど、こちらの方も撃沈。
そのうちベテラン店員さんも、このしち面倒くさい客から解放されたくなってきたのか、「(家で)ゆっくり考えてもらってもいい」と言い始めた。
とは言え、みちょるびん的にはたくさんの暈を広げてもらって申し訳ないという気持ちがあったのは事実だし、出直したところで、また同じやり取りを繰り返すことになるのは目に見えていた。
それに旅行は、その週末まで迫っていた。
時間的余裕はないので、もう少し粘ることにした。
また降り出しに戻ったわけだけど、3つ目に勧められたエレガント傘と同じシリーズで、パンジーなどの花が散りばめられた傘に目が止まった。
素朴な手書き風な雰囲気がかわいい。
「柄物が嫌いなのかと思い、この傘は勧めなかった」と言われた。
エレガント傘の却下の理由はその模様にあったので、仕様が同じで絵柄がかわいいということになると、俄然視野に入ってくる。
4色展開で、第一印象は本物のパンジーのイメージに近い赤系だったが、傘を広げてみると、花の赤色と葉っぱの緑色とのコントラストが強くて、なんだかしっくりこなかった。
パープル系はその点、思いの外葉っぱの緑色との馴染みがよく、全体的に一体感があり品があった。
断然、こちらの方がさりげなくてお洒落♪
これなら柄物好きのみちょるびんの服装にもうまく調和してくれそうである。
ようやく気に入った様子を見せたみちょるびんに、店員さんが明るい声で「今朝、入荷したばかりなんですよ?」と3回くらい話してくれた。
歴代の晴雨兼用傘からすると2.5倍くらいの値段にまで跳ね上がったが、基本的にみちょるびんは、長く大切に使い続けるタイプなのだ。
この傘と夏のバカンスを共に過ごすことにしよう!
8本骨に、乞うご期待、である!!
以上、みちょるびんでした!