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国際宝飾展散訪(4)

投稿日:2021年10月7日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

【国際宝飾展を散訪した日の日記(2日目)】

 目覚めたのは、お昼頃。

 昨夜は、日記は書かないが、国際宝飾展で見たローマングラスのペンダントが気になり、自分が持っているアイテムをチェックするなどして、寝るのが遅くなったのだ。

 実はまだ少し、ローマングラスのペンダントのことは迷っていたわけだが、やっぱり、もう、出会えないかもという思いがあって、国際宝飾展に出かけることにした。
 特急列車に間に合うように、超特急で出かける支度をした。
 いつもの私からすると、ミラクルな早業だった。
 やっぱり、目的が明確だと、行動もそれに合わせられるものである。

 国際宝飾展会場に到着したのは、16時少し前。
 今日は、宝飾展の最終日だから、会場のお店の中には、既に店仕舞を始めているところもあった。

 私は急いだ。
 幸い、ネパール人のお店は、まだ営業していた。

 お店にいると、いろんなお客さんが来て、話を聞いているだけでも楽しい。

 山梨から訪れたという女性は、1年前に見たイヤリングが気になり、やって来たとのことだった。
 だが、あいにく、それはもう売れてしまっていた。
 インドのアンティークで、珍しいものだったようだ。
 値段までは訊かなかったが。

 どこかの国の人だかは、どうやら、奥さんへのプレゼントとして、ビーズネックレスを購入したらしかった。
 カナダドルの札束で支払われていた。

 このお店は、安定的に人の出入りがある。
 人気があるのだ。
 やっぱり、本物を求めて来店する客が多いのだ。

 さて、ローマングラスの地色は、黄色だと思っていたが、グリーンが少し入っており、淡い黄緑だった。
 でもかえって、その方がいいのかも知れなかった。

 その場に居合わせた女の人曰く、このグラスの良さの1つは、ガラスの層が厚いということなのだそうだ。
 その甲斐あって、ガラスの側面に穴を空けることができ、ピンクサファイアをあしらうことができたのだとか。
 多くのローマングラスは、薄いので、正面に穴を空けるデザインになるのだそう。

 なるほど。
 確かに、昨日、別の店で見た、ジュエリーの素材に使えそうな大きさのものは、薄いものが多かったようだった。

 私は、今日は、少し胸の開いたパープルのチュニックを着ていた。
 この洋服は気に入っていたが、これに合わせられる首飾りを持っておらず、そのままでは胸元が少し寂しかったのだ。
 それで、実は、このローマングラスのペンダントが合うんじゃないかと期待していた。

 まずは、長さの確認も必要だった。
 ローマングラスのペンダントヘッドが胸の中央の位置に来ないといけない。
 バランスはOKだった。
 色合いもきれい。
 合格。
 オーナーさんも、昨日よりも似合うと言ってくれた。

 と、いうわけで、買うことに決めた!

 家に帰り、気になって、改めてローマングラスについてネットで検索してみた。

 私が知らなかっただけで、ローマングラスには一定のファンがいるらしい。
 トンボ玉を扱う人々の間では、知られた素材のようだ。

 いくつか、ジュエリーに加工されている製品を見たが、私の好みのものはなかった。
 やはり、ネットに出ていたものは地色がブルーのものなので、使用している金属はシルバーばかり。
 デザインは、今一つだった。
 素材を活かそうということなのだろうが、シンプルで素朴な感じを好むスタイルなのかも知れないね。
 ローマングラスにロマンを求める人が、多そうだし、やっぱり、この買ったペンダントのデザインは、ピカ一だと思った。

 それにしても、不思議なもので、このネックレス、見れば見るほど、昔から知っていたような気がしてくるのだ。
 どこかでこのデザインを見たのだろうか?
 イエローサファイアを編んだチェーンの部分にしても、スタイルにしても、確かに新しいものではないんだが・・・。

 不思議である。

  昨日と今日と、このネックレスのために、宝飾展の会場である、遠いビックサイトまで往復したようなもんだ。
 それでも私は、とても気分がいい。

                           以上、みちょるびんでした!

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