こんにちは、みちょるびんです♪
2月4日(水)から同月11日(水)まで札幌市で開催された「第76回さっぼろ雪まつり」。
みちょるびんは、札幌出身の同僚の雪垣怜さんに誘われ、雪垣家のイベント・市民雪像づくりに参加させてもらった。
ダウンがびしょ濡れになるという災難に見舞われながら、みちょるびんが最後まで雪像づくりをリタイヤせずに済んだのは、雪垣さんのお母さんが貸してくださったダウンのおかげ(「雪まつり実録!(16.驚愕の事実。)」)。
それで、母・マミーに勧められ、そのお礼に長崎からカステラを送ることにし、雪垣さんのお母さんに礼状をしたたためることになった―――(「雪まつり実録!(33.後日談。)」)。
手紙を書くにあたり、とりあえず雪垣氏には事情を説明して、ご実家の住所を訊くことにした。
「気持ちだけいただく」と、遠慮される場合もあるかもと思い、先に雪垣さんの反応を探ることにしたのだ。
しかし雪垣さんは、あっさりと住所を教えてくれた☆
お礼は、雪垣さんではなくお母さんに対するものだったし、自分の母親がよくしてもらうことは、息子としても嬉しいに違いない。
それにある意味これは、間接的に雪垣さん自身の東京での活躍を知らしめるものであり、孝行息子としてお母さんを喜ばすいい材料でもある☆
当然の反応なのかも知れなかった。
その後、雪垣兄妹がゴールデンウィークに再度札幌に集結(帰省)するという話を聞きつけ、この機会を逃してはならないと思い、それに向けてマミーにカステラを送るようお願いした。
一方で、手紙の方はまだできあがっていなかった。
ブロガーという、文章を書いている者としてのとしてのプライドが邪魔して、手紙を適当に書くことができず、下書きに時間を要していたのだ・・・。
長崎のマミーに手紙を送っていては、カステラの送付が遅くなり、彼らのゴールデンウィークの帰省に間に合わなくなってしまう恐れがあった。
手紙を直接ご実家に郵送することも考えたが、手紙とカステラがバラバラに到着するというのも何だか間が抜けていて、格好が悪いように感じられた。
それでみちょるびんは、雪垣さんに手紙を託すことにし、ギリギリまで作業を粘ったのだった。
ようやく下書きができあがっても、実際に便箋に文章を書き写すのも難航した。
お母さんは、落ち着いた年代の方なので、しっとりと縦書きの便箋を使用することにした。
以前買った使いかけの、万年筆のための和紙便箋と言う洒落たやつ。
最近は、文章は全てパソコンで書いているから、万年筆も久々の出番だった。
綺麗に美しく書きたいんだけど、文字がうまく書けない。
ゆっくり丁寧に書こうとすると、急に漢字がわからなくなって、文字がヘンになったりした。
しかも、万年筆のインクが微妙な滲み方をして、おしゃれとは程遠かった。
お母さんに対抗して、大人な女性を演出したかったのに、ちっとも素敵ではなかった。
そんな中、書き損じたり、一行文章を飛ばして書くなどのミスも連発。
この調子では永遠に手紙は完成しないのではないかと思い、気が遠くなった。
また、便箋の枚数にも限りがあったし、本気で泣きたくなった。
仕方がないので、途中から普段の自分の字に切り替えた。
書くリズムを止めてしまうと、また書き間違ってしまうからである。
そうやって、なんとか完成した。
結構な時間を要した。
手紙を雪垣氏に託したが、メンズだし、単なる同僚からの頼まれものだし、仕事も忙しかったし、うっかり手紙を持ち帰ることを忘れたりしないか・・・など心配になったが、雪垣さんを信じるしかない。
本当に、手紙を書き上げるのに相当な時間をつぎ込んでいたので、無事にお母さんに手紙が渡ることを切に祈った。
さて、ゴールデンウィークの連休が明け、お母さんからと言って、雪垣さんから紙袋を渡された。
中にはお母さんからの手紙とお菓子が入っていた。
手紙は、みちょるびんが避けた横書きの便箋だった。
ラインが直線ではなく手書き風の柔らかいタッチ。
お母さんの字は丸っこくて、乙女チックなかわいらしいものであった。
短いながらも、母として堂々とした重みのある内容で、あれこれ気負った自分が恥ずかしくなってしまった。
入っていた洋菓子の箱は見たことがないものだったので、ネットで調べてみたら、入手困難な人気店のお菓子だったことがわかった。
そうかぁ。
さすがに、ありふれたお菓子にはしないかぁ。
まぁ、そうだよねぇ・・・。
道民の威信をかけて、東京では手に入らない貴重なお菓子で返してくれたんだねぇ。
雪垣さんによると、うちのマミーから送られてきたカステラは4本あったらしく、それぞれ家族皆で分けることができたということだった。
雪垣さんからもお礼を言われたので、後日、マミーに電話で報告した。
4本っていうのは、ナイスプレイであったと、みちょるびんも礼を述べた。
雪垣さんのお母さんからもお菓子の返礼があったことを伝えたが、マミーもその展開は予想していたらしかった。
マミーは最近の口癖である言葉を、いつものように電話の向こうで繰り返した。
「いいことをすると、いいことが返って来る!」
(完)
以上、みちょるびんでした!