ハプニング

赤目注意報(眼科編)

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 こんにちは、みちょるびんです。

 占いで、健康に留意するよう言われていた年に、頻繁に、「結膜下出血」になったことがありました。
 結膜下出血は、結膜炎とは別で、目の血管が切れて、白目の部分が血で赤く染まるものです。

 一番ひどいときは、黒目を境に、白目半分が真っ赤になったこともありました。
 結構な、痛々しいホラーなルックスで、人目に出るのがはばかられる状況。
 本当に憂鬱でした。

 当時は、かなりの頻度で、’赤目’になったという記憶があったのですが、昨日のブログで触れた「事件集」には、律儀に、赤目になった日が記録されていました。
 一番集中していた時は、3カ月の間に、8回も!!

 その経験の中で気づいたことは、多くが、2回1セットの発症であったということでした。
 1回あると、その2週間後くらいに、第2波が訪れるというようなサイクルで、大抵、2回目の出血は、1回目よりも激しいものでした。
 1回目の出血が軽い場合は、2回目が起こらないことありましたが、それは、珍しいことでした。
 だから、1度出血があると、2回目が来るかもしれないと、不安な日々を送ることになるのでした。

【1月中旬のある日の日記】

 今朝、出がけに鏡を覗いたら、また、右目が出血していた。
 結膜下出血である。

 本当にいやになる。

 体も確かにきつい。
 今日は、仕事を休んじまおうかとも思ったが、「3連休で、京都に遊びに行ったから具合が悪くなった」と思われるのもシャクだし(本当のことだが)、がんばって、出社することにした。
 憂鬱だった。

 だんだんと、この赤目(出血)のパターンが見えて来た。

 眼科の先生は、寝ている間に、利き手で目をこすっているのだとおっしゃるが、いよいよそうではないと思う。
 赤目になる時、いつもの偏頭痛とは異なる、別の頭痛があるのだ。
 偏頭痛の痛みの特徴である、’ズキンズキン’ではない、何か、いやな痛み。
 がまんできない痛みではないのだが。

 昨夜も、その頭痛があった。
 そしたら翌日に、このとおり、出血だ。

 今回は、頭痛がしている中、夜に外出したりしたから、前回の時よりも、少し出血がひどいのかも知れない。
 これは、先日の赤目の続きとみるべきか、それとも、新たな予告とみるべきか、悩ましい。
 これで終わればいいのだが。
 また、1、2週間後にもう一波、来るかも知れない。
 油断は禁物である。

 母マミーの言うように、テレビも見過ぎなのかも知れない。
 平気で3時間くらい見たりするのだ。
 平日でも3時間。

 その間、何もできないものだから、その分、自ずと寝るのが遅くなる。
 ’3時間’の視聴は、冷静に考えると、やはり異常である。
 テレビ以外で、何か他に、リラックスできる方法を考えねばなるまい。

 それから、耳鳴りというのか、これもひどい。
 体調と関係があるのか?
 波がある。
 耳鳴りがひどい時は、明らかに体調が悪い時だ。

 最近は、行事が重なって、多忙だった。
 年末からの疲れが、やはり、たまっているのだ。
 加えて、実家で階段から落ちたことによる痛みで、寝返りが打てず、夜に十分に睡眠がとれていないのも、体が休まらない原因の一つだろう。

 やはり、笑いごとではないのではないか。

 京都旅行の際に、上賀茂神社で引いた’お馬みくじ’のお馬さんのお告げ「病気は軽く済む」を信じて、生活を改善しよう。
 本当に、体を壊してしまう前に。

【それから4日後の日記】

 今日も家でゆっくりすることにした。
 整理整頓を試みたが、今一つ。

 赤目の原因は、頭痛によるものではないかという疑いと、最近よく聞こえる耳鳴りの原因は、テレビのせいではないかとも思い、マミーの言うことを聞き、テレビを見るのを控えるように努めている。
 そして、今年は、特に健康に留意しようと決心したのだ。

 今日は、節約の一環として、カレーライスを作った。

 頭痛で飲んだ薬が、いつもと異なるもので効きが悪かったのか、あるいは、食材に問題があったのか?
 食後、吐き気がして、もどしてしまった。

 一度嘔吐すると、止まらないものである。
 立て続けに4回も。
 あの出具合は、ある意味気持ちがいい。
 ジャーッと蛇口をひねったように、口から出て来たのだから。
 出した後はすっきり。

 そう言えば、以前にも、旅行先で似たようなことがあった。
 あの時も女子日と風邪が重なっていた。

 とにかく、口に入れものを全部出してしまったので、いつも服用している頭痛薬と、サプリメントを摂取してから、早々に床に就いた。

【それから1週間後の日記】

 妹が遊びに来たので、夜は、家でテレビを見るなどして、一緒にくつろいでいた。

 右目にゴミ(マスカラ)が入ったのかと思った。
 目が痛くなったのだ。
 瞬きをしていたのだが、鏡の中を覗いて、ショックを受けた。
 また血が噴き出していた。

 とたんにテンションが下がった。
 ここ最近の中でも、ひどい出血である。
 油断していた。
 先週、無事に峠を越えたと思っていたのに。
 やられたという感じ。
 がっかりした。

 妹もいるし、明日は、仕事に行きたくないなどと思っていたのだが、本当に行く気が失せてしまった。

 妹に、気になっている頭痛や耳鳴りのことを打ち明けた。
 「何故すぐに病院に行かないのかわからない」と妹に言われた。
 「怖い」と答えたら、不思議がられた。
 そして、「ちゃんと病院に行け」と改めて言われた。
 「一緒について行ってあげる」、「ネットで病院を調べて、明日、病院に行くように」とも。

 私は怖かった。
 とりあえず、今日は、早く寝ることにした。

【その翌日の日記】

 起き出したのは、昼過ぎだった。
 実際、私は、あまり眠れずに、明け方、何度か目が覚めていた。
 出血した右目のことが、気になっていたのかも知れない。

 妹が帰った後、私は、やっぱり、眼科に行ってみようと思った。

 なんか、妹と別れた後、心細くなって、泣きたくなった。
 でも私は、一人で生きていかなければならないのだ。
 正直、本当に心細くて、病気になるくらいなら、死んだ方がマシなんて考えたりした。
 病気と闘って、頑張っている人には、大変失礼なことを思ったりしたのだった。

 弱いんだよね、私って。
 たぶん、一番弱い人間じゃないか?
 偉そうなことを言っても、真っ先に、弱音を吐くヤツなのかも知れない。
 一人で生きていかねばならない。

 いや、ぬいぐるみたんがいるじゃん! なんてね・・・。

 訪問した眼科では、少し、拍子抜けした。
 先生に、頭痛のことや耳鳴りのことを訴えても、関係ないと、一言で片づけられた。

 「パンフレットをよく御覧なさい」と「結膜下出血」と題した小さいパンフレットを渡され、「全然問題なし」とページを示された。
 だから私も、「頻繁に起こる人は問題」という箇所を指差して対抗した。
 そしたら、先生に、これは、「にょろにょろ」(?重大な病気っぽい名前)の人のことだと言われた。
 どうやら、私のは、まだ「頻繁」の内に入らないらしい。
 それに、出血もこんなもんじゃないらしい。

 「疲れていないか」、「目をこすらなかったか」という質問をやはりされた。

 あんまり私がしつこいので、目が正常に働いているか検査してくれた。
 ワックスとかなんとかいうやつ。
 右目と左目の機能を診ているようだった。
 字が全然読めないのにはびびったが、とりあえず、正常ということだった。

 少しだけ、気は楽になった。
 しかし、内科的な要因も否めないのだ。
 高血圧や糖尿病など・・・。

 家に帰った後、自炊した。
 節約と栄養補給のため。

  明日は、どうしよう。
 出勤するか、しないか。
 この赤目じゃ、人前に出るのが憂鬱なんだよね・・・。   (つづく)

                       以上、みちょるびんでした!

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