ダンス! 第一次仕事イヤイヤ期

第一次仕事イヤイヤ期(その70:「最後の決め手」編)

投稿日:2020年11月12日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。

1.異業種誕生会

 たまには、業種の違う人達で集まるのも面白いでしょうと、つるさんとつきあいの長いダンス仲間の方が、つるさんの誕生会を企画してくださったことがありました。

 招かれた人の中には、中学校の先生で、全日本チームの監督をされているという方もいらっしゃいました。
 何のスポーツだったのか、肝心なところが日記に書かれておらず、今となってはわからないのですが、それでも、その先生に伺ったお話しは、興味深く、印象に残っています。

 ‘選ばれる資質’は、とても納得ができ、当たり前のことのようにも聞こえますが、この‘当たり前’というのが、難しいのだと思います。

2.全日本チームの監督さんのお話し(日記)

 その人は、中学校の先生で全日本チームの監督をされているのだとか。

 全国の選りすぐりの中学生の中から、更に、絞り込んで、チームを作るらしい。

 全国から集められた段階で、おそらく、技術的には、さほどの大差はないのだろう。
 最後の決め手は、‘性格’なのだそうだ。

 「一人で行動できる」等、中学生にありがちな‘連れション’をしない子は、独立心が旺盛と判断し、キャプテンに任命したりするらしい。
 その他、挨拶のできる子、協調性のある子、練習を一生懸命やる子、遅刻をしない子等があげられるとか。

 これって、確かに、人として、最低ラインのことなのかもしれない。

 ‘遅刻をしない’とかいうのは、耳の痛いことである。

 私は、自分の中学生の頃のことを考えてみたが、たとえ、プレイが抜きんでていたとしても、日本一のチームには選ばれなかったと思う。
 あの頃よりかは、少しはマシになっている気もするが、子供の頃はかなり偏りがあったんじゃないかと思うのだ。

 いや、今でもそうか。

 けげんな顔をする‘つるさん’に私が言ったのは、「やはり、皆に愛される人でなければということなんですよ!」

 ものわかりのいいような顔をして、つるさんに言っておきながら、自分はちゃんとできていないのにと、恥ずかしく思った。
 私は、一番身近にいる人すら、いい気分にさせることができないのだから。

                       以上、みちょるびんでした!

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