こんにちは、みちょるびんです♪
ロープウェイに乗って金華山を下り、岐阜公園の入り口のところまで戻って来て、もう一度、山の方を振り返ってみた時、山の緑に紛れて朱色の塔が見えた。
何やら価値あるもののように感じられたが、その時点でみちょるびんは既に歩き疲れていて、塔を見に引き返す気にはなれなかった。
幸い、一緒にいた友達のコウちゃんも見に行きたいとは言わなかったので、そのままその場を後にした。
あとで調べたところ、大正6年に岐阜市が建立した三重塔なんだそうで、国の登録有形文化財に登録されているとのことだった。
さて、岐阜公園の前を走る道路はそのまま長良川に架かる長良橋につながっていた。
長良橋を渡らずに手前で左に折れれば、鵜飼観覧船乗り場やその日みちょるびんが宿泊する旅館などがあるが、せっかくなので長良橋を渡ってみることにした。
延長約270mの鉄筋コンクリート製である。
長良橋の上からは、視界を遮る障害物がないため、さっき行って来たばかりの岐阜城がきれいに見えた。
橋を渡った右岸にもホテルがいくつかあることは知っていたが、この長良川の旅を計画した時は一人旅の予定で、鵜飼観覧のあとの夜道が心配だったことから、船乗り場に近い旅館を選んだ経緯があった。
みちょるびんは、眺望を重視して、渓流側の部屋を奮発したわけだが、その旅館は位置関係からすると、渓流側にある部屋からは岐阜城は臨めないということは確定であった。
お城と渓流の両方を楽しみたいのなら、長良橋を渡った右岸に建つホテルの方が良いだろう。
橋を渡ってすぐ右手に、ホテル専用のレトロな看板を掲げた駐車場があったが、そのまままっすぐ川に沿って上流の方に行けば、また別のホテルがあるはずだった。
橋を挟んで反対側の方では川に入って釣りをしている人が見えたので、見学してみたいと思った。
高架下をくぐればすぐに反対側に行ける構造になっていたのだが、その時はなぜかその道を見つけられず、しばらくの間コウちゃんと二人で右往左往することになってしまった。
とりあえず、釣り人がいる反対側には出るには出たが、みちょるびんは元々歩き疲れていたこともあり、その頃になると釣り人への関心は薄れてしまっていた。
第一、釣り人のいる川までは、歩いていた高水敷からずいぶんと距離があり、気軽に釣り人に話しかけられるような状況ではなかった。
結局、すぐにまた長良橋に引き返した。
そろそろ14:30になろうという時刻だった。
みちょるびんはチェックインのために旅館に戻ることを考えていたが、コウちゃんが川原町を少し散策したいと言うので、足を延ばしてみることにした。
鵜飼観覧船のりばから西に続くエリアは通称「川原町」と呼ばれ、格子戸のある古いまちなみが残っているのだそうで、先に長良川観光を体験したことのある友人に素敵だったとお勧めされた場所であった。
狭い間口に長い奥行きという昔ながらの日本家屋が軒を連ねるこの辺りは、昔、長良川の水運を利用した川湊として栄え、多くの商店で賑わっていたという。
現在は、伝統工芸品である「岐阜うちわ」を製造販売しているレトロなお店や、町屋を利用したモダンな飲食店などが立ち並んでいるとのこと。
中でも和傘を販売しているお店は珍しかった。
和傘は岐阜の伝統工芸品の1つで、岐阜は実は和傘生産シェア1位なんだとか。
色鮮やかな和紙で彩られた和傘はとても美しかった。
雨傘である番傘にはにかわが塗ってあるのかと思ってお店の人に訊いたところ、にかわは傘骨となる竹の方に塗ってあるとのことだった。
勘違いしていたが、防水のために和紙に塗られているのは、柿渋・亜麻仁油・桐油などの植物性油なんだそう。
亜麻仁油と言えば、みちょるびんは外国暮らしをしていた時に、健康のために毎日摂取することを習慣としていた食用油である!
みちょるびんは亜麻仁油の存在を知らなくて、日本では買ったことがなかったんだけど、一時期日本で亜麻仁油が流行り、品薄になったとか、結構値が張る・・・とかで、海外のお土産として友達が亜麻仁油を買って帰っている・・・と話していたのを思い出した。
亜麻仁油ブームはもう去ってしまったのだろうか・・・??
みちょるびんはまた、始めようかなぁ!?
町屋を利用したお店の2階には提灯がディスプレイされていて、和風な部屋にマッチしていてきれいだった。
コウちゃんがお店の人に、この辺りも洪水の被害に遭ったのか?・・・という質問をしているのが聞こえた。
店員さんが若かったせいか、コウちゃんが求めていた回答は得られず、会話はすぐに途切れてしまった。
みちょるびんは、提灯の美しさに気を取られて、聞き流してしまっていたが、家に帰ってから「陸閘」のことを調べて、その役割を知り、ようやく、あの時のコウちゃんの会話の意味を知ったのだった(「名古屋、長良川旅行!(8.岐阜城。)」)。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!





