旅行

ロシア旅行の思い出。(1.準備段階)

投稿日:2021年3月30日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

【まえがき】

 みちょるびんは、旅行するのが大好きです!

 「旅行が趣味」と公言するには、さほど、あちこち出かけているわけではありませんが、「好き」に違いありません。
 旅行するのが、たとえ、年に1回くらいの少ない頻度であったとしても、例えば、何か、ものを買う時、みちょるびんは、よく口癖のように言っている言葉があります。

 ’旅行の時にいい’です。

 かさばらない、軽い、便利というようなものを見つけると、すぐ「’旅行の時にいい’から、買う」と、なります。
 モノを買う時に、「旅行」を基準に考えるクセがあるって、これって、随分、普段から「旅」を意識していると思いませんか?
 本当に、そんなに頻繁に出かけているわけではないので、そんな自分のことを可笑しく思うのですが。

 でも、きっと、いつも、どこか旅に出たいという願望があるのかも知れません。
 そして、その時は、万全の状態で出かけたいと思っているのだと思います。

 「旅」は、一人旅も味わい深いものがありますが、感動や楽しさをシェアできる、誰かと一緒にでかける旅というのも、いいものです。

 みちょるびんも、これまで、いろいろな人と旅行に出かけてきましたが、もしかすると、親友と出かけることが一番多かったかも知れません。
 たまにその親友と、これまで一緒に出かけた旅の思い出を話すことがありますが、一番印象に残っているものとして、二人の意見が一致しているのは、やっぱり、「ロシア旅行」です。
 同じく、親友の一人が、当時、ロシアに住んでいて、その子を二人で訪ねていったのでした。

 今は、このご時世、旅行に出かける状況にありませんし、寂しい限りですが、せっかくなので、あの時の楽しかった思い出をご紹介したいと思います。

 いつものことですが、ベースとなるものは、日記です!

 元々、誰かに読ませることを目的として書いたものではないため、内容にも随分偏りがありますし、その場所への行き方だとか、案内などの記載はありません。
 だから、「いつの日か、皆さんが出かけるかもしれない’ロシア旅行’の参考にする」というようなものにはなっていないと思いますが、一緒に、みちょるびんと旅している気分で楽しんでいただければ、うれしいです。

 気づくと、もう15年以上前のお話です!!

【旅行出発、約1カ月前の日記】

 いよいよロシア旅行を、7月下旬に、8泊9日で設定したので、とりあえず、家の近所の本屋にガイドブックを探しに行った。
 しかし、あったのは「地球の歩き方」のみ。
 ロシアは、それだけ、旅行先としてマイナーということなのか・・・。

【旅行出発、前日の日記】

 別々に暮らしている妹が、珍しく、妹の方からご飯を誘ってきた。
 私のロシア旅行のことが心配なようだった。

 それで、時間もないことから、私の職場の食堂で、一緒にランチすることにした。
 妹が私の職場を訪れるのは、初めてである。

 私は、妹が職場に来るにあたり、事前に、「’ぬいぐるみたん’は家から連れては来るが、その場ではバッグからは出せない」旨伝えていた。
 妹は義弟に、このことを話したらしく、義弟は「(私が)いつでもどこでも、ぬいぐるみたんをバッグの外に出すくせに、’職場ではだめ’という基準がわからない」と言って首をかしげていたらしい。
 だって、この殺伐とした場所では、大切なぬいぐるみたんが汚れてしまいそうで、いやなんだもん!

 でも、結局、ぬいぐるみたんは、バッグから出して、妹に挨拶したけどね。
 久々の再会なわけだし、また、しばしの別れとなるのだから。

 妹は、感心にも、いろいろなサプリメントを私に持って来てくれていた。
 感謝である。
 モスクワではテロ事件もあったし、妹なりに心配してくれているのだ。

 私は代わりに、母・マミーが実家から送ってきたみかんと、ビデオテープを妹に渡した。
 ビデオテープは、つるさんの「真打昇進お披露目パーティー」の時のダンスを収録したもので、義弟に頼んでDVDに保存してもらうためであった。

 さて、夜は、早く退社するつもりだった。

 いよいよ、明日出発なのだ。
 最後のパッキングがある。

 そしたら、今年の春に退職された先輩が、ひょっこりお見えになったので、皆で、ディナーすることになった。
 結局、私も、断り切れずに、一緒に出かけた。
 先輩はお元気そうだったので、何よりだった。

 しかし、後で、ディナーに参加したことをかなり後悔した。
 仕事を片付けて、帰宅した時は、24時半になっていたからだ。

 それからパッキングした。
 数日前に一度、荷物をまとめていたので、スムーズにいくはずだったが、朝の5時までかかった。

 しかも、当初予定していたボストンバッグでは納まりきれず、別のものも試したがやっぱり心許なく・・・。
 結局、’破れ’のキャリーバッグにしたのだった。

 この’破れ’のキャリーバッグというのは、実は、私の大好きなイタリアブランドP様の旅行鞄のことである。
 ナイロン素材でできたボストンバッグで、ものもたくさん収容できたので、かなりのお気に入り。
 相当、使い込んでいた。

 ボストンバッグのふちはプラスチック製のパイピングで囲われ、補強されてあったが、その一部が破損し、パイプの中から、ビヨーンとゼンマイが飛び出していた。
 また、持ち手が縫い付けられたポケットも、裂けて、一部破れていた。
 その持ち手は、ボストンバッグの側面部分(ちょうど、キャリーを引くために、バッグを縦に起こした時に、上にくる部分)に付いており、荷物を持ち上げる際等に掴むのに便利であった。
 だから、バッグを預け荷物として預けた際に、作業員が勢いよく引っ張る等したせいで、バッグの重みに耐えられず、持ち手周辺が裂けてしまったことが考えられた。

 とは言え、収納部分は問題ないし、キャリーバッグとしても十分機能はしていた。
 ただ、今回使用することで、更に破れがひどくなることは、避けられないだろうが。

 でもなー、ウキウキの海外旅行に、久し振りの親友たちとの再会の場に、オンボロのキャリーバッグで登場しなければならないのは、さすがにちょっと、恥ずかしいというか・・・。
 やっぱり、テンションが上がらないではないか。

 こんなバッグを海外に持って行って、大丈夫だろうか!?

                            以上、みちょるびんでした!

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