ハッピィへの道

「占い」考。

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 こんにちは、みちょるびんです。

 昨日、ネットニュースで、占いに関する記事を見ました。

 ある芸能人の方が「占いは信じていない」と語った内容でした。
 その理由は「占いでは、誰にでも当てはまるような言い方がされていて、当たらなくても特におトガメなしなのに、逆に当たった時は、手柄として称賛されるからズルい」というようなものだったように思います。

 コメント欄を少しだけ見ましたが、それに同意する意見、占いを否定的に見る意見が多勢でした。
 いろいろな意見があって当然だと、みちょるびんは思っていますが、毎回、この手のコメントでは、占いを不審視するものが多く、対照的に、擁護する声はほとんど見当たらないという印象を持っています。

 因みに、コメント欄に書き込まれていた占いが当たらないとする理由は、ウィルスの蔓延や脅威を当てた人は誰もいなかったとするもので、他に、テレビ番組で複数の占い師がレース結果を予想するも、誰も当てられなかった・・・という例も挙げられていました。

 ご最も。
 この状況は、「占いが当たらない」と決定付けされる理由として、十分なものであるように感じますよね・・・。
 だけど、「占いは当たらない」と決めつけてしまう前に、失礼ながら、その占い師の方々の実力のみならず、体調/精神面、占う環境のコンディション等を問いたい!という気持ちがあります。

 占いには、いろいろなやり方がありますが、みちょるびんは、占いの手法は大きく2種類に整理されると考えます(「第一次仕事イヤイヤ期(その16:『易学大教室』編)」)。

 具体的には、「統計学」と「解読学」です。

 「統計学」は、例えば「手相」や「四柱推命」などがそれにあたります。
 経験的に得られた多くのデータをもとに、規則性あるいは不規則性を導き出すという手法で、これらの占いは、ある意味、‘過去例’に照らし合わせていく作業になるのかと思います。
 だから、「統計学」である占いでは、占い師さんの知識と経験がものをいう。

 「占星術」を「統計学」と説明しているものは見た記憶がありませんが、「決まり事があって、その法則をもとに、天体の星の配置が意味するものを読み解いていく・・・」というスタイルであることを考えると、これも「統計学」に分類できそうです(「(渾身の作!)『風の時代』と言われる所以。」)。

 一方、「解読学」には、みちょるびんが以前、教室に通っていたことがある「易」などがあります。
 サイコロ2つを振って、出た目の偶然性で占うというものです。
 これはタロットカードなどのカード占いにも通じます。

 知識と経験が求められる「統計学」に対して、こちらの「解読学」では、占い師さんの直観力、はたまた霊能力といったような‘不思議な特殊能力’で勝負することになるかと思います。
 もちろん、「解読学」にも知識や経験は必要で、占いに使用するツール(サイコロやカード)の基本的な読み方等、予め理解しておく必要があると思います。
 ただ、最近のyoutube動画「占い三択リーディング」を見ていると、カードが持っている本来の意味には捉われず、カードの絵柄から得る、占い師さんご自身のインスピレーションをもとに占われているケースもあり、この場合だと、全面的に、直観力をフル活動しているのかなと思います。

 みちょるびんは、占い好きなので、これまで、いろいろな占いを試してきました。
 それで感じるのは、占うテーマによって、占い方法には「向き」「不向き」があるということであり、使い分ける必要があるということです。

 例えば、手相や四柱推命などの占いは、その人の運勢、誰かとの相性は占えると思いますが、「意中の人が自分をどう思っているのか」「この恋愛の行方」を占うのは不向きだと思います。
 手相に、占った直近の未来に、人生の転機となるような印、幸運の印などが現れていれば、それを「結婚」と結び付けて考えることができるかもしれず、「意中の人との恋愛がうまくいく」という占い結果が導き出されることもあるかも知れません。
 しかしこの場合、「お相手は、別のヒト」という可能性だってあります。

 その点、タロットカードなどの「解読学」は、知りたい情報がピンポイントに得やすいということが言えます。
 「相手は、私のことが好きですか?」という問いに対し、「YES」「NO」と明確な答えをもらうこともできます。

 さて、レース結果を占うような場合は、「解読学」が向いているのではないかと思います。
 だけど「解読学」は、直観力など、占い師さんが持たれる‘特殊能力’が頼りなので、「その日の調子」というものに左右されることがあっても仕方がないのではないかと考えます。
 このような特殊能力は、占い師さんのその時の精神状態にも影響されそうじゃないですか?

 占い師さんだって人間であり、テレビ出演等、日常とは異なる環境下で、普段の実力を示さなければならないことへのプレッシャーは多大なものではないかと、気の毒に感じます。
 だってさ、オリンピック等の大きな大会に出場される一流のスポーツ選手ですら、悔しい思いをすることがあるんですよ?
 特殊能力は尚のこと、冴えている時とそうでない時があって当然じゃないか・・・そんな気がします。
 最もね、それでお金をもらっているプロである以上は、そんな言い訳はしてほしくないっていう思いも、ありますけどね。

 最後に。

 みちょるびんは、占いや占い師にも「相性」があると考えていて、その出会いである偶然性も、占いの一部かなと思っています。

 そう、占い師さん/占いを選択した時から、もう占いは始まっている!?

 そう考えると、自分にとって相性のいい占い師さん/占いを引き寄せるという、自分サイドの「引き寄せ力」も問われてくるのではないか、そんな風に感じます。

                             以上、みちょるびんでした!

-ハッピィへの道

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