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鹿児島旅行!(11.硫黄谷庭園大浴場!)

投稿日:2026年1月19日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 鹿児島旅行1日目(10)。

 チェックインのあと、夕飯までにまだ時間があったので、食事の前にひとっ風呂浴びることにし、母・マミーと大浴場に出かけた。

 御年85歳のマミーは健康オタクで、テレビやラジオから得られる健康関連情報に大変熱心に耳を傾け、偉い先生の教えはすぐに取り入れる。
 その年で元気なのは、お客さんのために重い配達品を抱えて長い階段をのぼった時の貯金と、日頃の努力の賜物によるものだと思う。

 マミーが実践していることの1つに、温泉に入る前に甘いものを食べるということがある。
 入浴することによって血糖値が下がってしまうため、それを防ぐことが狙いらしい。
 血糖値は空腹時にも下がるため、食事前の入浴は、急激な血糖値低下を招きかねない。
 その結果フラフラしたり、吐き気が起きたり、場合によっては失神してしまうこともあるらしい。
 そう言えばずいぶん前に、脱衣所で倒れた人がいたが、血糖値が原因だったのか!?

 だから、温泉宿の部屋には必ず茶菓子が用意されているのだ、と、マミーは毎回、その豆知識を披露し、茶菓子を腹に入れるのだった。
 みちょるびんもその度に茶菓子を勧められるんだが、夕飯に万全のコンディションで臨みたいみちょるびんは、摂取を控えるのが常だった☆

 さて、大浴場は別棟にあったので、結構長い廊下を移動することになった。
 その廊下には、なにやら由緒ありそうな古い写真や調度品、大太鼓などが展示されていて、それとは別に資料館もあるようだった。
 夕飯のことを考えるとゆっくり見学している時間はなかったので、大浴場に直行した。

 脱衣場ではまず、水分を補給するようにしている。
 紙コップにウォーターサーバーの水を注ぎ、マミーに手渡した。

 準備ができたら、いざ出陣!

 「硫黄谷庭園大浴場」と呼ばれているこの大浴場は、ホテルの‘売り’の1つらしかった。

 最初に姫湯と呼ばれる浴場があった。
 洗い場がずらりと1列に並んでいて、その前にはお湯の温度が異なる2つの湯船。

 体を洗い終えてマミーを待っている間、先に湯船に体を沈めた。
 熱いお湯に一気に体が包まれ、プワーッと全身の毛穴が開くような感覚。
 クーッと思わず声を漏らした。
 大きな浴槽は気持ちがいい。
 水かきをするようにして腕を回していたら、ようやくマミーが入って来た。

 みちょるびんはすぐに熱くなってしまい、毎回早くに出たがるのだが、遅れて湯船に浸かったマミーはいつも「まだ体が温まっていない」と言って待ったをかけてくる。
 今回もそんなやり取りを何回かくりかえし、やがて隣の部屋に移った。

 お隣は、全国の名石、名木を集めて造られた壮大な癒しの空間になっていて、「長寿の湯」「不老の湯」「子宝の湯」と名づけられた数種類の湯船が用意されてあった。
 一番奥には恒例の露天風呂も。
 天井が高い――まるで倉庫のような――広大なスペースに設けられていたので、湯気が室内にこもるという感じはなく、露天風呂ほどではないが、ちょっと肌寒かった。

 霧島郷には大小8つの温泉があるのだそうで、そのうちの1つである硫黄谷温泉は現在、このホテルにだけに供給されており、1日1,400万リットルが源泉かけ流しとなっているのだとか。
 源泉の数は14もあり、そのおかげでこの「硫黄谷庭園大浴場」では、硫黄泉、明礬泉、塩類泉、鉄泉の4種類のお湯を一度に楽しむことができるようになっている。
 それがこの大浴場の特徴。
 珍しいから、順番に入って試してみた。

 名物と言われる立ったまま肩まで浸かれる立ち湯は、湯上りしっとりの美白の湯と言われ、白濁した「硫黄泉」をたたえていた。
 大浴槽の底は、中央付近に向かってなだらかに深くなり、最深は1.4メートルにまで達するんだとか。
 人がいなかったら、スイーッと平泳ぎなんかしたくなったほど。

 対する男性側は、混浴ゾーンになっているらしく、実はこの立ち湯が混浴ゾーンに通じているらしかった。
 さすがに、混浴に参戦する勇気はなかったので、チラリとその入り口部分を覗くだけにとどめた。
 ホテルの説明では、混浴ゾーンの立ち湯の奥行はなんと25mなんだそう。
 もはや温泉プール!

 毎日、レディースタイムというのが設けられており、20時から21時半までの1時間半だけ、混浴ゾーンが女性に解放されるとのこと。
 男性をどうやって締め出すのか、切り換えはスムーズに行われるものなのか、身を潜めようとする悪い輩はいないのかなど、お風呂よりもそっちの方がむしろ興味津々。
 だが、女性専用ゾーンだけでも十分満足できたので、このために2泊目の夜の夕飯の時間を早めようというような工作はしなかった。

 マミーは、こんな風にたくさんのお風呂がある温泉は初めてだと喜んでいた。

 どこかの温泉地で、赤ワイン風呂だとか、ミカン風呂だとか言って、数種類のお風呂が用意されたところに行ったことはあったけど、考えてみるとそれらはすべて人為的にアレンジされているものであって、泉種が異なっていたわけではない。
 「硫黄谷庭園大浴場」はやっばり珍しいんじゃないかとみちょるびんも思った。

 ある浴槽では、盾のようなものが飾られてあるのを見た。
 大手旅行代理店から表彰されたものだったようで、入浴施設の人気第1位と書いてあったように記憶する。
 「硫黄谷庭園大浴場」がたくさんの人に愛されていることをこの盾が証明していた。

 鹿児島旅行を計画するにあたり、みちょるびんは大手旅行代理店が企画するツアーを参考にしたが、このホテル滞在をセールスポイントの1つにしていた理由がようやくわかった(「鹿児島旅行!(1.プロローグ)」)。

                             以上、みちょるびんでした!

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