ファッション関係 宝石

ヒシヒシ。(51)

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 こんにちは、みちょるびんです。

 みちょるびんは、過去に2回、プロによるパーソナルカラー診断を受けたことがあります。
 その時の診断結果は、1回目が「夏子」、2回目は「秋子」という異なるものでした(「ヒシヒシ。(21)」)。

 ブルーベースの「夏子」という診断を受けた時には、イエローベースの「秋子」は一番ほど遠いところにあるといった感じの説明を受けていたので、2回目がまさかの「秋子」判定で、さすがのみちょるびんも戸惑いました。
 パーソナルカラーは‘一生もの’と聞いていたし、第一、みちょるびんからすると、真逆の診断結果を宣告されたわけです。

 しかし、よくよく考えてみると「夏子」も「秋子」もマット系が似合うという共通点がある(「ヒシヒシ。(10)」)。
 みちょるびんの場合は、色味よりもまずは「マット」か「鏡面」か・・・というアイテムの表面状態が重視されるのだろうと理解しました。

 そう考えることで少し、この異なる結果を受け入れられるようになりました。
 だけど、みちょるびんとしてはやっぱり「夏子」なのか「秋子」なのか、どっちか気になるところ。
 依然として、あれこれ考えてみるわけです。

 それで最近思ったのは、みちょるびんは‘色白’だから、「夏子」にも「秋子」にも、どっちにも転べるんじゃないか!?ということ!

 そんな風に言うと、守備範囲の広いオールマイティな感じがして聞こえがいいですが、だけどこれは不明瞭な、いわゆる‘グレーゾーン’ってやつでもある。
 ブルーベースとイエローベースの中間くらいという微妙な立ち位置っていうことになり、「ザ・ブルーベース」という色や、「ザ・イエローベース」といったはっきりした色は、みちょるびんには強すぎるということになる。
 みちょるびんが「全身を寒色系で統一すると、寒々しい感じになって似合わない」(「ヒシヒシ。(50)」)と感じるのも、そこに原因があるのではなかろうか―――!?

 みちょるびんって、いつの頃からか緑色が好きになって、今では自分のことを「みどりむし」と呼ぶほど、緑色をした洋服や持ち物が多い(「みどりむし♪」)。

 緑色ってさ、よぉ~く考えてみると、‘青色’と‘黄色’を混ぜた色じゃん!?
 それって‘青色’と‘黄色’の中間ってことじゃん!?

 青みがかった緑とか、黄味の強い緑など、いろんな緑色があるけど、ブルーベースとイエロベースの中間地点にいるみちょるびんだから、緑色がお似合いなんじゃないかな?
 違うかな??
 もちろん緑色の中にも、ブルーベースの緑、イエローベースの緑と、それぞれ違いがあるわけなんですけどね☆

 例えば、一般的にブルーベースの代表格とも言える水色―――。
 みちょるびんは‘冷めた水色’よりも、黄味がかった温かみのある水色の方が得意だったりする。

 一方、イエローベースの代表格である黄色の場合だと、その逆で‘冷めた黄色’の方が似合っているように思う☆
 二十歳くらいの頃の勝負服が正に、ライトレモンイエローのワンピースでした。
 単色ではなく、マーガレット柄のレトロなスタイルでしたが、店頭で、水色とピンクと黄色の色違いが売られていて、みちょるびんは断然、そのライトレモンイエローが似合っていた。
 この色はおそらく「夏子」カラーです。

 同じく、当時お気に入りだった水色のプリーツスカートは、黄味の入ったちょっとくすんだ水色をしていました。
 きっとこれは「秋子」カラーなんだと思う。

 つまり、‘冷めた暖色’と、‘暖かい寒色’という風に、その色の持ち味を相殺するような感じの色の方が、みちょるびんにはバランスよくマッチするんだと思う。

 この理屈は、アクセサリー/ジュエリーにも当てはまるんじゃないかという気がしている。

 身に着ける全てのアクセサリーをシルバーにしてしまうと金属質な冷たさや硬さが強調されて寒々しくなるし、逆に全身をイエローゴールドにしてしまうと、妙に暑苦しくなる・・・??

 ところでみちょるびんは、以前一度、自分でデザインしたジュエリーをカスタムメイドしたことがあります☆
 グレーがかった色のペアシェープの南洋真珠(ルース)をペンダントトップに仕立てました。

 真珠の形がペアシェープ(涙型)だったので、頭に三角帽を被っているようなイメージで、三角錐の形をしたバチカン(チェーンを通すパーツ)を作ってもらうことにしました。
 そしてその三角錐には3つのコロンとした丸いカボションカット(表面がつるつるしたあめ玉のようなカット)の宝石を配置しました。
 中央に、黄味がかった水色のトルマリン、その両脇に少しサイズの小さい赤いルビーといった具合(感覚的に、本当はガーネットが良かったのだが、その店には在庫がなかった)。
 真珠がまるで王冠を被っているかのように見立てたのでした。

 当時はワイヤー・タイプのチョーカーが好きだったので(というより、V字ラインを作るチェーンが似合わないような気がしていた(「ヒシヒシ。(5)」))、そのペンダントトップにはホワイトゴールドのオメガ・タイプを合わせることにしました。

 紙にデザイン画を描いて、お店の人にその構想を伝えた時「三角錐のバチカンの地金は、ホワイトゴールドにするか?」と訊かれました。
 真珠の色がシルバーがかっていたし、チョーカーもホワイトゴールドだったので、ホワイトゴールドの方が合うだろうとお店の人は思ったのだと思います。

 でもみちょるびんは、最初からイエローゴールドにすることを決めていた。
 その方が、温かみがあってかわいらしい雰囲気になると思ったから。

 その頃はみちょるびんは「鏡面加工」や「マット加工」のことをよく知らなかったし、特に指定もしなかったから「鏡面加工」でできあがってきました。
 だけど、イメージ通りの大満足のできあがり。
 似合っていたし、お店の人もイエローゴールドで良かったねと言ってくれました♪

 デザイン的にもかわいい♡と自画自賛しちゃいますが、今となっては、一カ所にイエローゴールドを入れたことで、冷たい感じ――寒々しくならずにすんだのかなと思っています。

 ブルーベースとイエローベースのグレーゾーンにいるみちょるびんは、こんな風に、ホワイト系とイエロー系のミックスがちょうどいい♪

                             以上、みちょるびんでした!

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