こんにちは、みちょるびんです♪
鵜飼観覧船は、すぎ山ホテルや夜市のある長良川の右岸とは反対側の川岸に、対岸に向き合うような形で横一列に並んで停泊した。
ぶつかるんじゃないかというくらい隣同士が接近していた。
暗くなりつつある河原を歩いている観光客らしきアベックを見かけた。
ギャラリー席のある向こう岸よりも、こちらからの方が観覧しやすいと考えたのか。
しかし、みちょるびんは既に体験済みであったが、河原は足元が悪い(「名古屋、長良川旅行!(10.河原の様子。)」)。
特に日が暮れてから歩くのは危険である。
それに、これだけたくさんの観覧船が横にずらりと待機しているのだから、視界の妨げになるに違いなかった。
鵜飼を観覧するのであればやはり、素直に右岸に戻った方がいいだろうと思った。
鵜飼が始まるまでの間、船首にいる船頭さんから鵜飼に関するいろんな説明を受けた。
話がうまく、面白かった。
鵜匠の乗る鵜舟は6隻なのだそうだが、最初に行われる鵜飼では全船は出動せず、2隻のみで行われるとのこと。
当番は、当日にくじ引きで決められる習わしということであった。
花火が上がったら、鵜飼開始の合図。
19:45、花火の上がる音が聞こえ、松明を焚いた船が上流、右手の方から現れた。
我々を乗せた船はそのすぐ横を並走し、鵜飼の様子を間近に見ることができた。
無我夢中でカメラを向けた。
「観覧船に乗船していなくても、土手からでも十分に見えるね」と誰かがささやいている声が聞こえた。
後で写真を見返してみると、確かに鵜舟はギャラリースレスレのところを走っていたことがわかった。
しかし鵜匠の体はこちら側を向いており、つまりギャラリーには背中を向けている格好。
鵜も鵜匠の前方にいることになるので、ギャラリーサイドからは陰になって観づらいのではないかと思った。
それにしてもあっという間であった。
みちょるびんは後方の席だったので気がつかなかったが、鵜舟と並走していた時は、どうやらモーターを積んだ船に牽引してもらっていたらしい。
しかも、我々の船だけではなく、何隻かまとめて!
ちっとも気づかなんだ。
そのあと船は、元の待機場所に戻ったのだが、その時、船底からゴリゴリと大きな音が鳴った。
どうやら船が浅瀬に近づき過ぎたらしかった。
結構な音量で、船の損傷が危ぶまれるほどであった。
さて、最後は「総がらみ」という漁法が披露された。
六隻の鵜舟が並走して川を下り、鮎を追い込むのだから壮観。
まさにクライマックスにふさわしい。
京都・嵐山では観なかったように思う。
しかし、この時はさすがに鵜舟と並走するわけにはいかないので、そのまま待機場所からの観覧となった。
みちょるびんは一番後ろの奥まった席にいたので、観覧船の屋根を支える柱などの間から鵜舟が過ぎ去るのを垣間見ただけであった・・・(- - ☆)。
みちょるびんにとっては、最初に鵜舟と並走した時点で既にクライマックスを迎えていたのだった☆
写真や動画を撮りまくったが、スマホの電池切れを気にせずにいられたのは、重い充電器をわざわざ名古屋から持参してくれたコウちゃんのおかげである。
ありがとうございました!!
その後はしばらく待機が続いた。
漁を終えた鵜舟が、我々の隣に停泊している船の横のスペースにとまった。
鵜が飲み込んだ鮎を吐かせるなどの作業をしていたようだったが、隣の船の客の陰になってよく見えなかった。
結構長い時間その作業をやっていたように感じた。
しばらくすると隣の船の客は飽きたのか、そのうち誰も見ていないようだった。
船頭さんが、木箱に入れられた鮎を持って来て見せてくれた。
観覧船乗船の特典と言えよう。
鮎の腹には斜めに走った数本の傷跡が残っていた。
これは鵜のくちばしの痕なんだそうで、最高品質であることの証なのだとか。
鮎は繊細な魚で、人の手に触れると、その体温でたちまち鮮度が落ちるのだそうだが、鵜は体温が低いため、鮮度がそのままキープされるという。
鮎のサイズは、大きいもので15cmといったところで、意外と小さく感じた。
長良川で見られる鵜飼漁は、鵜に縄をつけて操る繋ぎ鵜飼であり、漁の時は鵜の首の付け根あたりには鵜匠が麻の繊維でよって結った「首結(くびゆ)い」がかけられている。
そのため、大きな魚は鵜の首で止まることになり、それが人間様の漁獲となるわけだが、しかし鵜匠は、全ての魚を鵜から取り上げるということはせず、小さな魚は首を通って鵜が食べられるよう、長年の経験に基づき最適な加減で結っているのだとか。
首結いは、その日の漁獲を左右するため、鵜匠の重要な技術の一つに数えられていると言う。
鮎のお披露目も終わり、そろそろ解散の時間となった。船の数が多いので、順次出船していった。
そろそろ我々の船も出発という時に、観覧船の整理係の人が駆け寄ってきて、不手際を謝られた。
その頃にはすっかり忘れていたが、ゴリゴリと船底を擦ったりぶつかったりしたときのことを詫びていたらしかった。
みちょるびんは呑気に船の損傷のことを心配をしていたが、考えてみると、船に穴が空いたら沈没する恐れだってあったのだ。
その辺の危機感がちっともないみちょるびんであった(- - ☆)。
係の人がすごく真剣な口調だったことから、船頭さんからも「何かお詫びの対応があると思うので旅館のロビーで待っていてほしい」というようなことを言われた。
旅館に戻り、少しの間ロビーで待機していたが、特に何もなかった。
コウちゃんはこれから名古屋まで帰らなきゃならなかったし、コウちゃんをバス停まで見送った。
幸い、長く待つことなくバスはすぐにやってきた。
楽しい2日間であった。
ありがとうコウちゃん!
また会う日まで!!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!




