ダンス! 第一次仕事イヤイヤ期

第一次仕事イヤイヤ期(その100:「初ライブ!」その1編)

投稿日:2021年2月8日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。

【ダンスライブ、約1カ月半前の日記】

 今日は、体調が良かったので、ダンスに行くことにした。

 今日の即興ダンスは、新しい試みとして、左半身だけで踊ってみた。
 先週、ずっと、右足に違和感があり、帯状疱疹の前触れではないかと心配したほどで、実際、体調も悪かった。
 それで、右手にハンディを持たせて踊ってみようと思ったのだ。
 やはり、動きが制限されたことで、最近の私のダンスに比べると少し、トーンが落ちた感じがした。

 先生には、初めのイントロの部分が、体が滑らかに動いていて、コンテンポラリーダンスっぽくなってきたと言われた。
 先週の「ラジオ」はとにかくインパクトがあったようで、先生的にも好評だったらしい。
 先生と組んでいつも一緒に踊っているメンバーの人たちにも、私の「ラジオ」の振りを話したのだそうだ。
 その点、今日の即興ダンスは、あまり響かなかったようだが、リズム感の良さは、褒められた。

 私自身、体調が少し気がかりだったのと、新しい試みのつもりでハンディをつけて踊ったわけだが、皆のダンスを見学していると、もっと踊りたくなった。
 今日はちょっと、不完全燃焼という感じが残ったのだった。
 まぁ、次回に、この情熱をとっておこう。

 ダンスの後、いつものように皆でカフェに寄った。

 隣の席に着いた仲間に、「あんな風に、自分は、立て続けに面白くは踊れない」と言われた。
 どういう振りのことを指しているのか、自分ではわからないが、褒められるのはうれしい。
「目立つから、ついつい見てしまう」とも。

 また、つるさんの真打昇進披露パーティーで踊った時のことを引き合いに出し、「本番に強い」とも言われた。
 本番に強いと言うよりは、おそらく、人に注目されている方が’はりきる’からだ、私の場合。

 「本番にすごいパワーが出る」とも言われ、べた褒め。

 あんがとー、みんな!!
 1つでも、そうやって褒められることがあるというのは、自分の自信にも繋がるよ。
 うれしいです。
 今日は、褒め殺しだった☆

 これから約1か月半後に、先生は、ダンスライブを企画されていた。
 一部、即興ダンスを披露する場も設けられており、私を含めた生徒さんが、参加することになった。

 私にとってこのダンスライブは、初参加となる。
 その’ライブ’の実施日を、「みちょるびんさん、忘れないでね!」と、先生にリマインドされ、先生が、私の参加を望んでくださっているのだと感じられ、それもうれしかったりして♪

 ライブは、2回のステージになるらしい。
 そして、開催されるライブハウスは、観客が100人も入るらしい。
 どういう感じになるかわからないけど、楽しみでもある。
 どんな風に攻めていこうかなーっ!?

【ダンスライブまで、残り2回のレッスン時(日記)】

 今日は、ライブの前に行われる貴重なダンスレッスン。
 今回を含めて、残り2回しかないのだ。

 ライブ自体、どのように構成されるのか関心があったのだが、やはり、二部構成とのことだった。
 後半の組の振付をどうするのかについては、先生はまだ、検討中だったらしく、今日、この場で決めることになった。
 私は、ライブで踊る曲を、きちんと覚えられていなかったので、意見は控え目にしたが、最後に全員で、また同じ振付に戻るという点については、猛プッシュした。
 同じ振付を踊っていても、曲がクライマックスに向かって盛り上がっていくせいなのか、妙に格好良かったりするのだ。

 レッスンの帰り、カフェに寄って、皆で、打ち合わせ的な話をした。

 様子がわからなかったので、衣装の件で、先生に質問してみた。
 「何でもいい」と言うので、「じゃぁ、ジャージにしよう」と話したら、思いの外、抵抗を受けた。

 何故?

 先生に、「持ってっちゃわないでくださいよー」と言われた。
 ジャージって、体育の先生とかが着ている昭和な感じのを想像されているのだろうか。
 ウケ狙いとでも!?
 そんな風に、先生に勘違いされてしまっている私の立場もちょっと、つらいが・・・。

 「スパッツみたいなもの」と提案されたが、私は、太り過ぎていて、そんなスリムなものは入らないだろう。
 普段に着る服ですら、窮している状況というのに。
 動きやすそうな格好で、私が着られるものは、ジャージしかなさそうなのである。

【ダンスライブ、最後のレッスン(日記)】

 今日は、ライブの最終練習日だった。
 いつもより早く柔軟体操を切り上げて、皆で、共通で踊る振付の確認を行った。

 先生は、前もって決めていらっしゃったのか、第一部に出演する生徒については、比較的すぐに指名された。
 私は、第一部のオープニング曲の中でも、後半の出演となった。
 前半と後半で、メンバーが交替するのだ。

 来た!という感じ。
 前半の方が踊りやすい感じはあるが、やはり、後半の方が、曲がフィナーレに向けて盛り上がるし、気分も上がるのだ。
 後半で良かったと思った。

 第二部のグループ分けについては、若干、その場で適当に決めた感じがあった。
 心の中で、もう一回出たいと願っていたら、第二部のエンディングの曲にも出られることになった。
 先生が適当に指名された感じは否めないが、それでも出られるのはうれしい。
 第二部のエンディングでは、第一部の時のように、曲の途中でハケることはせずに、曲の最後までステージに居残り、飛び入り参加してもらうお客さんたちの盛り上げ役も担うことになっていた。
 ちょっと、面白そうではないか。

 そういうわけで、結局は、私は、16時半開演の第一部スターターと、20時45分頃予定の第二部エンディングの出演となり、ライブの最初と最後を挟むような格好になってしまった。
 少し面倒でもある。
 途中、気が抜けない。

 それに、私はリーダーまでやらなきゃいけなくなったのだ。
 リーダーというのは・・・。

 私が参加するステージでは、曲が始まって皆で踊り出す前の、無音状態の時に、即興で振りを行うことになっていた。
 リーダー役の人を中心に、皆がリーダーを取り巻くような形で静止して立つのだが、中央のリーダーが最初に即興で振りを行い、次に遅れて全員がその振りを真似るというものだった。
 それを何回か繰り返し、やがて、曲が始まる・・・というもの。

 私は、そのリーダー役を仰せつかったのだった。

 この役、あんまし好きじゃないのよね。
 予め、何か、気の利いた振りを考えといた方がいいのかなぁ。

 衣装の方は、いつもレッスンで着ている黒のジャージとグレーのTシャツを候補として用意していた。
 当初、妹の結婚披露宴で着たロックな絵柄の黒Tにするつもりでいたのだが、レッスンに行く前に家で試着してみたら、購入してまだ8カ月くらいしか経っていないというのに、既にピチピチになってしまっていて、着られなかったのだ・・・。

 太った・・・・??

 それで、急遽、サイズが大きめのグレーTにしてみたのだ。
 無地だし、ちょっとつまんないかな-と思ったのだが、先生から合格がもらえたので、とりあえず安心。
 スパッツなどよりは断然いい。
 首に、歌舞伎座で買った新しい手ぬぐいを巻いていたのだが、それも容認されたので、手ぬぐいもすることにした。
 うしし。

 それにしても、共通部分のダンス振付が、少し、複雑になった。
 曲を完全に覚えてライブに臨む必要があろう。
 がんばろうっと。

 赤目(結膜下出血)になりゃしないか、目が少し、心配。
 何事もなく、無事に乗り切れるといいのだが。
 そのためには、体を休めないと。
 睡眠不足が大敵のようだから、日記はこの辺で切り上げて、もう寝ようっと。

                       以上、みちょるびんでした!

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