こんにちは、みちょるびんです。
1.結婚披露宴における余興考
新年に向けてのカウントダウンが始まりました!
世間では、まだまだ暗い話題が続きますが、2021年は是非とも、明るい年になってほしいものです。
そんなわけで、めでたい‘お祝い話’として、妹の結婚式、披露宴の時の話をしたいと思います。
ずいぶん前のお話ですが、妹の結婚式と披露宴は、家族がいる地元で、身内だけで行いました。
それまでみちょるびんは、過去3回、地元のいとこの結婚披露宴で、歌やダンスなどの余興を行ったという実績がありました。
みちょるびんの父・パピーは、7人兄弟だったので、親戚も多く、みちょるびんの子供の頃は、お祝い事というと、陽気なおばちゃんたちが、すぐ手塩皿を持って、皿踊りを始めるということが恒例でした。
(入社してすぐの頃に、その話を仲の良い同期に話したら、なぜか、‘皿踊り’が、‘皿回し’として伝わってしまい、後で皆で、大笑いしたことがありました!)
そんなわけで、結婚披露宴では、皆で余興をやって宴を盛り上げ、結婚を祝うということが、家族の間では習わしという感じでした。
だから、通常は、‘姉’という立ち場では、余興などしないのでしょうが、身内だけの披露宴ということもあり、またいつもやっていることでもあり、妹の結婚披露宴において、みちょるびんが余興を行うことは自然というか、当然視されていたのです。
2.結婚披露宴まで、あと45日(日記)
今日、ぼんやり考えていて思いついたのだが、1カ月半後に迫る妹の結婚披露宴の出し物は、テレビで現在放映中のドラマで使われている曲‘宿命’で踊るというのはどうだろうか。
暗い曲ではあるが、ドラマティックであり、やりようによっては面白いのではないかと思った。
これまでの実績として、近しい従妹の結婚披露宴では、2回ほど創作ダンスを披露したことがあったが、いずれも、妹等と組んで二人で踊ったのだった。
しかし、今回は、相方だった妹が花嫁、主役であり、地元にいる従妹と一緒に練習する時間もないから、私一人で踊る他ない。
私一人だけのダンスでは、力不足で、その場が持たないと思うというか、インパクトに欠けるのではないかと危惧していたのだが、やりようによっては、‘宿命’はいいかも知れない。
でも、あの曲は、親戚のおじさん、おばさんたちには、わからないかもな・・・。
他方で、いとこたちは、ドラマの主役がジャニーズ・アイドルということもあり、きっと皆、ドラマを見ていて知っているだろうし、我々世代にはウケそうである。
本当言うと、妹と義弟の本人たちにも参加してもらえれば、楽しいのだが、彼ら、特に義弟には、期待できない。
いつだったか一緒に行ったカラオケで判明したように、義弟はあんまり、表現力はなさそうである。
また、男である義弟がリードして、例えば妹を抱き上げたりなどしてくれれば盛り上がるのだが、義弟には、そんな芸当もできないだろう。
妹も、ウェディングドレスや着物を着ているわけで、着崩れ等の心配もあり、ダンスの参加には消極的だろう。
それに何より、彼らには内緒で準備して、驚かせたいという気もするし。
そこで、思い立ったのが、私自身が妹に扮するというもの。
妹は学生時代、学校のクラブ活動ではテニス部に所属していたから、スコートなどのテニスウェアの格好で舞台に登場したら面白いかも。
曲の題名‘宿命’に掛けて、「妹と義弟の出会いや結婚は、宿命なのだ」ということで、例えば、「遠距離にも負けない!」みたいな展開は面白くないか。
二人が長い間遠距離恋愛をしていたことは、皆知っていることだ。
そして、妹の手作りの、妹と義弟を模した人形の出場も考えるとして、まずは、テニスラケットは重要な小道具になろう。
テニスラケットのネットの片面に、義弟の顔写真を拡大コピーして、貼り付けるのだ。
ラケットは、時に義弟にもなり、二人の愛を守り抜く武器にもなる。
すごい!!
なんか、面白そうじゃん!!
まずは、あの曲を入手しなければならない。
インターネットで見つけられるかしら?
あと、曲に台詞をつけるといいのではないか。
芝居仕立てのダンス。
これだったら、私一人でも、出し物として、‘持つ’のではないか?
会社帰りに、駅に向かう途中で、ふとこの構想を思いつき、移動の電車の中で、ぐるぐると考えていた。
向かいの乗客の二人の人と目が合った。
私の様子は変だったろうか。
目は開けているけど、にやにやしながら、どこか別の世界を見ているような、そんな不思議な目をしていたのだろうか。
妹の結婚披露宴まで、これから1カ月半。
ちょっとわくわくしてきた。
ところで、「ベル・エポック」って知ってるかい?
てっきり、アールヌーボーの申し子で、人の名前だと思っていたら、勘違いだったことが判明した。
1900年前後のフランスの古き良き時代のことを言うらしい。
3.結婚披露宴まで、あと42日(日記)
今日、久々にダンス教室に行った。
今日はどうしようかとも思ったが、即興ダンスでは、‘宿命’を意識して踊った。
先生が、テーマとして、「何を‘切る’か」を考えて踊るようにと言ったので、妹と義弟の間にあった物理的な遠い距離、「距離」だとかを切って、二人を結びつける‘宿命’を表現してみた。
相変わらず面白いと褒められた。
でも先生は、私に、楽しいダンスを踊ってほしいようだ。
私は、何かこう楽しい雰囲気があるのだそうだ。
暗い曲であっても、楽しい踊りを踊ってほしいと言うことか。
私は、先生に、妹の結婚披露宴での「‘宿命’の計画」を話した。
先生は、きっと成功するでしょうと言ってくれた。
面白いものにしたい。
以上、みちょるびんでした!