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迷惑な話。

投稿日:2022年8月26日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです。

 みちょるびんが最近気になっていること。
 それは、脳の話。

 以前、記事「右脳訓練2」でも取り上げたことがあったのですが―――。

 私たちの脳は右脳と左脳とに分かれていることは、皆さんもご存知のとおりです!
 右脳と左脳は、それぞれ役割が異なっており、簡単に説明すると、左脳は「言語脳」、右脳は「芸術脳」と言われています。
 左脳は言葉、計算、論理的思考などを、右脳では、イメージ、空間認識、ひらめきなどをつかさどっている。

 これをもっと平たく表現すると、みちょるびんは、左脳が「論理的」、右脳が「感覚的」と言えるのではないかと考えます。

 以前、「女性は地図が読めない」というような指摘が話題になったことがあったと記憶しますが、これは「女性が」というよりは、「『右脳』をよく使うヒトが」ということなのではないかと思います。
 きっと、女性の方が右脳的、男性の方が左脳的であるというような傾向があり、「男女間の差」として2パターンで説明する方が比較も簡単だったのでしょう。

 実際、それによって‘男女’で構成されている世間の関心を集めることに成功しました。
 いろんな議論を呼んだのだと思うし、最終的に「左脳」と「右脳」の働きの違いにもクローズアップされることになったのかなぁと思います。
 学校の勉強として、知識としては持っていたことだとは思いますが、これらがヒトの思考や行動にどう影響するのかということを人々に知らしめるいいきっかけになったのではないかとも思います。

 そう、いわゆるそれが「左脳は論理的、右脳は感覚的」というもの。

 さて、考え方として、みちょるびんが面白いと思ったのが、情報を「‘インプット’する時に使う脳」と「‘アウトプット’する時に使う脳」とに分かれるというもの。

 つまり、4パータンに分かれることになります。
 それを超大雑把にかみ砕いたした説明を加えてみました。

  タイプ1.「左脳インプット」×「左脳アウトプット」:情報を論理的に取り入れ、論理的に発信する
  タイプ2.「左脳インプット」×「右脳アウトプット」:情報を論理的に取り入れ、感覚的に発信する
  タイプ3.「右脳インプット」×「左脳アウトプット」:情報を感覚的に取り入れ、論理的に発信する
  タイプ4.「右脳インプット」×「右脳アウトプット」:情報を感覚的に取り入れ、感覚的に発信する

 ざっと、こんな感じかなと思います。

 例えばなのですが、オリンピック出場経験もあるような誰もが認める一流のスポーツ選手。
 引退後は、指導者等になって後進を育てることが期待されたりします。
 そして実際に、そういった道に進まれる方も多いようにお見受けします。

 しかし中には、他者に教えることを苦手とする方もいらっしゃるようです。
 何かの動画の中で、そういった発言をされているのを観た記憶があります。

 そこで、みちょるびんが思ったのは、きっとその方は、上のタイプで言うところのタイプ4なのではないかということ。
 そのスポーツを理屈ではなく感覚的に体で覚え、そしてまた感覚的にそれを表現できる人。
 でもその素晴らしいプレーは、その人の天才的な嗅覚の上に成り立っているものだから、それを言葉に置き換えて説明するのは難しい・・・。
 そういう感じなんじゃないかと思います。

 逆に、そういった自分の体験をきちんと論理的に説明できるのが、インストラクターやスポーツトレーナーというような方々なのかなぁと思います。
 もちろん、そういった方々の中には「やって見せる」というような感覚的な手法をとる方もいらっしゃるかもしれませんけど☆

 それに、ご自身はプレー自体は必ずしも得意ではないのだけど、学問としてそのスポーツを理解しているという方もいらっしゃるでしょう。
 その場合は、タイプ1であるのかも知れません。

 このように、インプットとアウトプットの際の「脳の癖」というのか、「利き脳」とでもいうのか、そういうのはあるんじゃないかという風に感じています。

 それでね、こういった話をした後に、自分のタイプを知る方法として紹介されているのが、大抵あの「手と腕をそれぞれ組んで、右と左のどちらが上/下にくるかを見る」というやつ。

 みちょるびんも面白がって、周囲の人を確認するなどしたのですが、記事「飽くなき探求-右脳訓練3-。」にも書いたように「これは根拠なし」ってことで落ち着いたんです☆

 ただ、みちょるびんは、インプットとアウトプットによって使用する脳が違う――4パターンある――ということは、直感的に理解できるというか、そうであるに違いないって思っています。
 そしてみちょるびんの場合は、フワッと感覚的にものごとをとらえることが多いし、そういったことをうまく説明できないことが多いように自分で感じているので、おそらくタイプ4。
 記事「そう、それな!」で書いたお悩み「具体的な説明ができずに説得力に欠ける」ということに繋がっているんじゃないかなぁと思っているところ。

 だからね、みちょるびんは、この「脳の癖」を研究する価値は十分にあると思うわけ。
 だけど他方で、‘セット’で紹介されている「自分のタイプの見分け方」に根拠がないとなると、この4タイプの話自体にもうさん臭さが出て来るっていうさ・・・。

 迷惑な話よ。

                             以上、みちょるびんでした!

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