こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
1.ダンス100回記念日記
今日は、私が、ダンス教室に通い出して、参加100回目の記念日だった。
即興ダンスのテーマはどうしようかと考えていたのだが、「巫女さん」にした。
と、言うのは、初めて先生に即興ダンスを褒められた時に、「巫女さんみたい」と言われたからだ。
遠い存在だった先生に褒められたことが、とても光栄に感じられ、嬉しかった記憶がある。
テーマを告げたところ、先生に「何か、願いを決めてからやってほしい」と言われたので、皆の幸せを祈った。
なんだか、いつもよりも、優しい気持ちで踊れたかも知れない。
先生に、今日のこの記念日に、「巫女さん」を選んだ理由を話したところ、
「それは、みちょるびんさんが、奇抜な踊りをするところが、何かが降りてきた感じがして、だから、‘巫女’だと言ったんです」ということだった。
なるほど、そういう意味では、今日の踊りのテーマは、ちょっと違ったのかもね。
が、先生は、いつもと違う、新しいことへのチャレンジという趣旨で、褒めてくれた。
「踊っていて、自分も癒されたでしょう?」と訊かれ、確かに、いつもでは味わえない感情だと思った。
不思議である。
2.余談
ところで、初めてダンスの先生に即興ダンスを褒めていただけた時は、みちょるびんはまだ、日記を始めていませんでした。
だから、当時の詳細はわからないのですが、ただ、あまりにうれしかったので、先生からいただいたコメントを、忘れないよう記録していました。
【先生よりいただいた感激のお言葉】
巫女さんが太鼓とかのリズムで踊るのと同じような、踊る才能があるとお見受けしました。
人は誰でも、何かしらのチャームポイントがあると思いますが、踊りがチャームポイントだと思います。
洗練された踊りではないけれど、それが、かえって個性的な振付となっており、私は好きです。
先生の、ステキな心温まるお言葉に、みちょるびんは、感動していたわけですが、まさか、‘何かが降りてきたような奇抜な踊り’に起因するコメントだったとは、思ってもみませんでした。
個性的だと感じられたのは、違わないのでしょうけど。
ものは、言いようですね。
超マイルド。
以上、みちょるびんでした!