こんにちは、みちょるびんです♪
冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!
レユニオンでは、至れり尽くせりのモーリシャス旅行(「モーリシャス旅行♪」)とは対照的な一人旅。
アドベンチャーな旅となりました!(「レユニオン旅行♪」)
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みちょるびんはフランス語がわからないので、フランスの海外県であるレユニオンの街に出ている看板などを見てもその情報をキャッチすることができない―――。
前日の夜も、SIMカードを購入してインターネットが使えるようになった状態だったというのに、サン・ドニではレストランを探すのにかなり苦労していました(「レユニオン旅行♪(13)」)。
このまま電池が切れて、スマホが使えなくなってしまったらもう一巻の終わり。
本当に、路頭に迷ってしまいかねない事態です!
グーグルマップでは、「マスカラン植物園」からの帰り、乗り換えがスムーズにいけば、サン・ドニの到着は18:40頃の予定ということになっていました。
しかし、そのルートの場合、バスの乗り換え時間はわずか4分間のみ。
しかも、徒歩1分とは言え、次の停留所への移動も待っている。
バス停の場所が予めわかっていれば乗り換えはスムーズだろうが、なんせみちょるびんは「ケロニア」のすぐ近くにあったはずのバス停すら見つけられなかったという前科があるのです(- - ☆)。
バス停を求めてウロウロしている間にも、乗り換えるべきバスが早めに到着してしまい、置いてけぼりを食らう可能性だって否めない。
そうなったら、その次の便は1時間後の出発であり、そうしているうちにも今度は日が沈んでしまい、辺りは真っ暗になる・・・。
考えただけでも恐ろしい!!
バスの乗り換え時間に余裕のある別のルートをとろうにも、乗り換えのための停留所移動が徒歩3分と更に移動距離が長くなり、また、サン・ドニの到着も19:10と日没後。
暗がりの中を、ホテルまで歩いて帰らねばならず、これもやはり避けたいところ。
想定されるあらゆるトラブルを回避するためには、どう考えても、このままおとなしくサン・ドニに引き返した方が良さそう―――。
せっかく20分くらいかけて上って来た坂道でしたが、安心安全の特急バス「T」を利用すべく、「ケロニア」近くにあるFerme Corailのバス停まで戻ることに決めました。
坂の上のバス停で、ネットをあれこれ検索している間にも、持参していたペットボトルのミネラルウォーターは空になり、「ケロニア」の売店で買った瓶入りミネラルウォーターにも手をつけていました。
ワインボトルほどある瓶は荷物になるだけなので、空のペットボトルに中身を移し替え、瓶は途中で捨てることにしました。
そうしてまた、坂を下りました。
特急バス「T」のバス停の場所は明瞭で、みちょるびんがサン・ドニから乗ってきた「T」バスを下車したバス停の、道路を挟んですぐ向かいでした。
そのバス停に貼付された時刻表をもって「T」路線用であることも確認できました。
次の便は15:45発で、バスの到着までまだ30分以上がありましたが、歩きくたびれていたみちょるびんは、そのまま日傘をさしてバスを待つことにしました。
標識柱しかない簡素なバス停で、日も照って日陰もありませんでした。
バス停にはみちょるびんの他に、観光客と思われる白人のアベックの先客がいました。
仲間がいるのは心強い・・・。
バス停は、歩道から少し奥まった場所に設置されていました。
そもそも歩道は狭く、白線で仕切られただけで国道1aたる車道との高さも同じ。
その車道を車がびゅんびゅん走るので、そういう意味では、少し奥まっている場所の方がバスを待ちやすいという安心感はありました。
しかし、奥まっているがために、視界が悪いと言う難点があったのも事実―――。
アベックは、ビーチにあった小屋から調達してきたと思われるビールを飲み、リラックスムード。
みちょるびんも、まだまだバスの到着は先なので、その雰囲気に感化されていました。
そんな中、1台のバスが猛スピードで通り抜けて行きました。
一瞬の出来事。
そのバスを目で追うと、小さくなっていくバスの後面に「サン・ドニ」という表示を見ました。
予定していた出発時刻まで、まだ20分も時間がありました。
きっと、ツアーバスか何かに違いない。
そう、思いました。
それから間もなく、1台のバスがバス停の前で停車、アベックはバスに乗り込んで行きました。
バスの運転手さんに「サン・ドニ」に行くのかと訊いてみたところ、サン・ドニには行かないという返事。
まぁ、それは想定内。
しかし、予想外の言葉が返ってきました。
自分(バス)の前を走っていたあのバスが、それだったんだよ・・・―――、と。
さっきのあれが、みちょるびんが待っていたバスだった・・・!?
だって、予定よりも20分も到着が早いじゃん!?
バス停に1人残されたみちょるびんは、途方に暮れたのでした(- - ☆)。
全く持って、状況がわかりませんでした。
1時間に1本しかない、運賃も割高な特急バスです(「レユニオン旅行♪(17)」)。
往路で使った特急バスは、ちゃんと発車時刻を調整しながら運行している様子もありました。
そんなバスが20分も早く来るなんてこと、ある!?
バスの運転手さんの言葉が信じ難い思いでいたみちょるびんでしたが、いずれにせよ、バスを待つほか、みちょるびんには術がない。
引き続きその場でバスの到着を待ちました。
その間、遠くに37番のバスがY字のところでカーブして消えていく姿が見えました。
乗るかどうかを迷っていた15:28発の「マスカラン植物園」行バスでした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!