こんにちは、みちょるびんです♪
現在、日本に一時帰国しているみちょるびんです。
10月6日(金)から8日(日)の3日間、東京ビックサイトで「骨董グランデ」という大規模な骨董市が開催されました。
みちょるびんも、2日間通いました!
さて、みちょるびんは、西洋アンティークを扱っているお店で、面白い首飾りを見ました。
輪っかにはなっていない、いわゆるひも状のもの。
でも、珍しかったのは、一般的なラリエットよりも短かった・・・ということ―――!
ラリエットとは、留め金が付いていないひも状の装身具のことを言います。
輪っかにするための留め金がないため、首飾りとして使用する場合は、自らの重み、または飾りを兼ねた‘おもり’で安定させることになります。
胸元で軽く結び合わせるなどして、Y字を作れば安定して着用することができ、また、縦のラインを強調したスタイルが作れます。
しかし、みちょるびんがそのお店で見たものは、かなり短い。
ロープ部分は7mm程度の大きさのビーズの一連となっており、その両先端には、サイズの小さいビーズでできたフレンジが付いていました。
フレンジ好きのみちょるびんとしては、たまらない逸品!
フレンジがずしりと重いので、このまま首に引っ掛けるだけでも安定的にとどまりそう・・・。
首元で結び合わせることは可能な長さではありますが、どうもそれを目的としたデザインのようには見えないし、胸元に垂れているスタイルが美しく感じられました。
このようなデザインの首飾りを見たのは、初めてでした。
面白いと思ったのだけど、色はみちょるびんが普段使用しない黒色。
しかも、ビーズがツヤツヤの鏡面加工なので、ライトの光に当たってキラキラしている。
マット系女子を自称するみちょるびん的には(「ヒシヒシ。(33)」)難しい素材ではないか?
着用した姿を遠目で見られるように、お店の人が鏡を手で持ってくれましたが、その微妙な角度から、鏡に自分の姿が写し出されておらず、似合っているのか似合っていないかの判断がつかない・・・。
悩みましたが、とは言え、カタツムリのブローチ(「ただいま、充電中!(12)」)ほどのパッションは感じられなかった。
実のところ、ビーズを編んだ金具がさびていたのが気になっちゃって、これでは洋服を汚してしまいそうだなって思ったんです。
タンスの肥やしと化してしまうかも知れないアイテムに対して、その値段は出せないかな・・・と。
残念ですが、見送ることにしたのでした。
さて、その後、みちょるびんはパナソニック東京汐留において開催されている展覧会「コスチュームジュエリー 美の変革者たち シャネル、スキャパレッリ、ディオール 小瀧千佐子コレクションより」に行きました。
その時、同展担当の学芸員さんが、展覧会の見どころや作品をご紹介くださるというスライドトークショーに参加する機会を得ることができました。
みちょるびんは、コスチュームジュエリーに関する記事を書いたことがありましたが(「ヒシヒシ。(38)」)、知識不足を痛感。
8月に一時帰国した際に購入した、別冊太陽「コスチュームジュエリー」で少し勉強していました。
だから、その甲斐あって、スライドトークはいい復習の場となりました♪
そんな中、みちょるびんが新しく仕入れた知識―――。
学芸員さんが紹介してくださった「オープン・ネックレス」なるもの。
現在、手元に同展覧会の図録がないので正確にお伝えできませんが、首に引っ掛けて着用するタイプのものでした。
ああ、やっぱり!
あの骨董市で見た首飾りは、首に引っ掛けて使うものだったんだ!!
納得でした。
面白い変わったアクセサリーを収集するのが趣味であるみちょるびんとしては(「ご趣味は? PartⅢ(底なしアクセサリー)」)、あの「オープン・ネックレス」を買わなかったことが惜しくなってきました・・・。
今更ながら、悔やまれます。
まーねー、買わない決断をした背景には、様々な理由があったわけなのですが。
でも、こうなってくると、惜しい気持ちで一杯になるね!!
以上、みちょるびんでした!