こんにちは、みちょるびんです♪
森アーツセンターギャラリーにて開催中の『さくらももこ展』に行ってきました(「しばし待たれよ! Part3-164」「しばし待たれよ! Part3-165」)。
同展は主に5つのテーマからできていて、「ももことちびまる子ちゃん」「ももこのエッセイ」「ももこのまいにち」「ももこのナンセンス・ワールド」「ももことコジコジ」となっていました。
第3章となる「ももこのまいにち」では、書籍『ももこの宝石物語』(さくらももこ、2006年9月25日)にも登場していた息子さんとの日常などを紹介。
息子さんとは一緒に絵本も創作したっていうことだったし、興味深いので、第3章までは時間をかけてじっくり真面目に見学にしました。
しかし、第4章あたりになると何のことかよくわからなくて混乱しました。
時計を見ると入場してからそろそろ2時間半になろうとしていて、次のスケジュールである映画の時間が迫っていました(「しばし待たれよ! Part3-161」)。
第5章のコジコジに至っては、まんがもアニメも見たことがない。
悪いけど個人的にはナンの思い入れもなかったし、足も疲れてきたし、売店も覘きたいし、軽くすっ飛ばすことにしました。
そうやって最後にたどり着いた売店。
少女漫画雑誌『りぼん』の付録の復刻版と思しきアイテムも売られていたようでしたが、みちょるびんにはもう時間がない。
みちょるびんがこの展覧会を訪れた目的はただひとつ、当時さくらももこエッセイの三部作と呼ばれていた『ももびかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』の単行本3冊をゲットすることなのだ!
迷わず書籍コーナーに突撃しました。
他のエッセイも気になりましたが、手にとってチェックしている時間はない。
因みに『ももこの宝石物語』はなかったよう・・・。
みちょるびんはこの3冊と展覧会図録をひっつかんで、すぐにレジに並びました。
急がないと本当に映画に間に合わなくなってしまう・・・。
その後は駆け足でロッカーに預けた荷物を回収し、映画館に向かいました。
家に帰ってから改めて『さくらももこ展』の図録を見ました。
ちゃんと展示に沿った構成になっていたし、満足のいく内容。
時間がなくてすっ飛ばすことになり、一体なんのことかわからなかった第4章は、さくらももこさん(以下、敬称を省略させてくれ)のナンセンス・ワールドのコーナーとなっていました。
ここでは、さくらももこが「ナンセンス」を本気で取り組み、その才能をあますことなく発揮した異色の作品『神の力』『神のちからっ子新聞』を紹介。
‘読み手を混乱のるつぼに突き落とすようなあやしい魔力を放つ、さくらももこのディープでカオスな脳内ワールドに迫る’と図録に書かれていました。
確かにみちょるびんは何のことかわからず、混乱のるつぼに突き落とされてしまったひとり(- - ☆)。
さくらももこの思惑通り。
悔しいっ!!
例えば『神のちからっ子新聞』は、さくらももこが作った仮想世界を、さも本当にあったかのように新聞形式でふれこむ・・・というような作品だったことが判明。
絵のタッチが違ったように感じられたので、誰か他の作家さんとコラボしたものなのかとみちょるびんは勘違いしてしまいました。
こんな作品もあったなんて知らなかったなあ。
みちょるびんも、例えばエイプリルフールのときに自分ででっちあげた話を周囲にして遊んだことがあり、そんな風にフェイクニュースみたいなものを作ってみんなを笑わせたいものだ!と、そんな漠然とした願望を持っていました(「ある願望。」)。
さくらももこがすでにやっていたとは。
常に先を行ってやがるぜ、さくらももこってヤツはよう。
最近はご無沙汰していますが、当「ぷぷっ・ピィ・DO」でみちょるびん造語なるものを作ったことがあったのは、まあ、そんな願望の表れなんですわ。
あはは。
まあ、いい、
よそはよそ。
うちはうち。
他人の真似ごとなんかせずに、みちょるびんはここで、みちょるびんワールドを炸裂するんじゃい!
(完)
以上、みちょるびんでした!