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あげまん!

投稿日:2025年3月25日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 みちょるびんは、よくサスペンスドラマを見ます。
 分析や推理するのが好きなんだと思います。

 実際、実社会の中においても、みちょるびんはよく分析・推理をしています。
 仮説を立てたあとは、それが正しかったのかどうか、答え合わせをしたくてしょうがない。
 やっぱりね!って納得したいんです。
 そうして、真実を知ることができれば、みちょるびんの推理ごっこもそれにておしまい。

 先日、駅で出くわした電車の血溜まり事件も負傷されていた方には申し訳ないのですが――だからこそすぐに記事にしなかったわけですが――結局、真相は闇の中なので未だにモヤモヤしている(「昼下がりの出来事。(前編)(後編)」)。

 この‘原因/理由を突き止めたくてしょうがなくなる’という習性は、思い起こせば、高校時代の部活動・演劇に起源があるように思う。
 劇中のその人物が、なぜそんな言葉を発するに至ったのか、その背景にあるものや理由などを考えるという作業をよくしていたから。
 自分では到底そのような行動には出ないだろうと思うような赤の他人の心理を読み、理解することで、ようやくみちょるびんもそのセリフに感情を込めることができたのでした。

 だから、これはもうみちょるびんの性分なので許して欲しいのだけど―――。

 『日本映画専門チャンネルpresents 伊丹十三4K映画祭10作品10連続ロードショー』の第5弾『あげまん』を観てきました!
 日曜日の夕方の開始だったからなのか、みちょるびんがこれまで観てきた映画の中で、初めて今回、満席ではありませんでした(「伊丹十三映画祭♪♪(前編)(後編)(続編)」)。

 みちょるびんは、前作「マルサの女2」を観た時から(「マルサの女2!」)、お色気シーンのことがすごく気になっている。
 近年では濃厚なラブシーンがあるドラマは見かけなくなっているし、免疫力が下がっている分インパクトがあったのは間違いないのだけど、伊丹十三監督作品が回を重ねるにつれ、お色気がトーンダウンしてきている印象を受けている。

 そのどうでもいいことが、みちょるびんの関心を引いていて、いつものクセの分析や推理をフル活動せずにはいられないのです☆
 だからくれぐれも、みちょるびんはお色気シーン好きというわけではないので、そこのところ、勘違いがないようにお願い申し上げます!

 さて、『あげまん』では『マルサの女2』に続き、更にマイルドになっていました。

 初めの3作品『お葬式』『タンポポ』『マルサの女』では、野外で欲情をぶつけあったり、生卵を口移しにキャッチボールしたり、パンツが際どく食い込んだお尻を下からのアングルで見せたり、乳房をむさぶるところをアップにしたりするなど、煽るようなエロさがあったのが、『あげまん』に至っては、女性はランジェリーまとって体のラインが出ないようにするというお上品さ。
 『タンポポ』や『マルサの女』で印象的な役どころだったあの洞口依子さんですら、肌見せなし。

 名を売るために脱ぐという選択していた女優も、売れると脱がなくなる・・・と言うのが定説だと思いますが、爆発的なヒットとなった伊丹十三監督作品に出演してきたら知名度はあがっただろうし、だから皆、一斉に脱ぎたくなくなっちゃったのかな!?っなんて邪推してしまう。

 ところが、そんな流れの中、宮本信子さんだけは逆行しているんだよね・・・。
 『お葬式』では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を、『マルサの女』ではシカゴ国際映画祭最優秀主演女優賞など多数受賞されているっていうのに。

 『あげまん』ではとうとうバストが披露されてました!

 宮本信子さん扮する主人公サヨコが身支度をするシーンで、鏡越しに上半身裸が映って見えるというもの。
 だけど、あれは果たして本当に彼女自身なのか?
 みちょるびん的には疑義を申し立てたい。

 だって『マルサの女2』の時のノーブラからの連想されるものと、鏡に映し出されたものとでは全くの別物と言わざるを得ないのです。

 鏡の中のものはお椀型のきれいな張りのあるものでした。
 その時のサヨコは22歳くらいの設定であるものの、当の宮本信子さんは45歳くらいだったはず。
 女優さんなのだからプロポーション管理はしっかりされていて、その日頃の成果の現れだったということも十分考えられるけど、でもですよ? 繰り返しになるが『マルサの女2』の時の宮本さんのは垂れ下がり、しかもひどい時には左右の位置が大きくずれていて、鏡の中のものとは似ても似つかない形状をしていました。

 『マルサの女2』の教祖と同じように(?)、みちょるびんは『あげまん』のこのシーンでも、替え玉がいるんじゃないかって睨んでいるんだけど、どうかな!?

 気になって調べてみたところ、「後年になってあれは偽物と知った(本物の乳房の上から作り物をすっぽり張り付けている)。『マルサの女』1、2作でも宮本演じる主人公の胸は贋パイだった」とXでつぶやいていらっしゃる方の証言を発見しました!!

 まさか、あの鏡に映ったものが作り物だったとまではみちょるびんも見抜けませんでしたが、「やっぱりね!」です。

 ああ、これでスッキリ!
 結果に満足のみちょるびんです♪ 

                             以上、みちょるびんでした!

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