こんにちは、みちょるびんです♪
【SD月間とは】
当「ぷぷっ・ピィ・DO」では、「1日1記事」を目標に、記事の毎日投稿を行っているところです。
しかしこのところ、投稿に遅れが出るという由々しき事態に直面しています(- - ☆)。
そんなわけで、誠に勝手ではございますが、しばらくの間「ショート・ダイアリー」月間と定め、サクッと投稿させていただく作戦を展開することにいたしました。
「ショート・ダイアリー」(Short Diary)、略して、SDです!
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義妹に誘われて、東京国立近代美術館で開催中の「ヒルマ・アフ・クリント」展に行った。
全く知らない女性アーティスト。
スウェーデン出身で、ワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンら同世代のアーティストに先駆け、抽象絵画を創案した画家として近年再評価が高まっているんだって。
今回の展覧会は、アジア初となる大回顧展なんだそうな。
普段、みちょるびんは抽象画を好んで見ないし、抽象画家で思いつくのはジョアン・ミロくらい。
ワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンも知らん。
あ、でもミロが画家になることを決意したのは1912年だそうだし、アフ・クリント(1862年-1944年)が1890年頃には既に抽象画を描いていたことを考えると、やっぱりアフ・クリントの方が先なんだね!
特に興味はなかったんだけど、誘ってもらえてうれしかったし、向学のためにと出かけたのだった。
案の定、理解できなかったがね。
使われていたパステルカラーは、北欧アートを彷彿させるようにも感じられたが、一方、テキスタイルにパターン化された北欧のデザインには程遠い。
抽象画と称されるだけあって、自由奔放だった。
脈絡がないように見受けられる図柄やそのアンバランスな配置は、どう受け止めれば良いのかわからなかった。
人の成長に見立てた連作「10の最大物」があった。
幼年期、青年期、成人期、老年期が表現されていた。
彼女の代表作らしい。3メートルもの高さがある大きな絵だった。
アフ・クリントは裕福な家庭に育ったのだそうで、つまりはその巨大な作品が入る大きなアトリエを構えていたってことなんだろう。
このだだっ広い面積の白色を塗りつぶすために、絵具はどれだけ消費されたんだろうって気が遠くなったし、悪いが、金持ちでないとこんな大掛かりな表現はできんよなと思った。
何も描かれていない空間の部分も大胆にスペースが確保されていたし、なんちゅーか、別にこのサイズ感でなくても良くない!?って思ってしまった。
本人は至って真面目にこれらの作品の制作に取り組んだんだとは思うけど、自己満足でしかないよね・・・。
そうか、だからこそ、人はこれを「アート」と呼ぶんだね!?
芸術は、巨万の富の上に成り立つということか!!
アフ・クリントはスピリチュアル好きだったようで、お仲間と一緒に頻繁に交霊の集いを開き、高次の霊的存在と交信、自動書記や自動描画によって霊的存在からのメッセージの記録に励んでいたらしい。
なにがどうなっているのやら、みちょるびんのような凡人には永遠に理解できないことだ。
頭で考えずに、ハートで感じろ!ってことなのかもだけど、そもそも頭で理解しようとしている時点で、もうアフ・クリントと立ってる土俵が違うってことなんだろうね。
みちょるびんもスピリチュアルは好きだけど、さすがについていけないワ・・・。
みちょるびん家の本棚はいっぱいだし、展覧会の図録は買わずに、記念にチラシだけもらって帰りました。
以上、みちょるびんでした!