こんにちは、みちょるびんです♪
我がチームの雪像「クラーク博士」のマフラー部分の肉付けがある程度できた頃に(「雪まつり実録!(14.レクチャー。)」)、他のメンバーがやってきた。
初対面となる雪垣さんのご姉妹やお友達だった。
皆、まだ20代で、雪垣さんと彼女さんを加えても、平均年齢は30歳を下回っていたのではないかと思う。
そんな若者の中に、雪垣さんのお母さんと同じ年齢であるみちょるびんが混じっているという不思議な構図となっていた。
雪垣さんが親切に雪像づくりに声をかけてくれたし(「雪まつり実録!(2.プロローグ)」)、みちょるびんも純粋に楽しそう!という思いで参加していた。
それに「さっぽろ雪まつり」に行くのは、みちょるびんの夢の1つでもあったのだ!!(「雪まつり実録!(3.運命!?)」)
だが、あとになって、冷静に考えてみると、自分でもこの状況はすごいと思う☆
完全に自分の年齢を忘れていたというか、気にしていなかったというか・・・!?
雪垣さんはじめ、他の皆さんも自然にみちょるびんのことを受け入れてくれたのだから、感謝なんだけどね!
さて、ここでようやく全員集合が実現した。
多少の出入りはあったが、主要メンバーは7名。
全員が集まると、急に賑やかになった。
「さっぽろ雪まつり」の市民雪像づくりへの応募、それからこの雪像「クラーク博士」のテーマやデザインは雪垣兄妹によるもの。
みちょるびんの立場はあくまでもヘルパーであるので、あまり出しゃばらないようにし、控えめにお手伝いするよう心がけていた。
しかし、そんなみちょるびんの思いを知ってか知らずか、雪垣さんが、花形の仕事をみちょるびんに回してくれた。
そこには、せっかく雪像づくりのために札幌まで来てくれたのだから、思い出を作って帰ってほしいという雪垣さんの配慮があったように感じられた。
まず、クラーク博士が装着している耳当てのヘッドバンド作りを任された。
雪垣さんからの依頼を受けた時点では、小さめの耳当てが両耳についているだけの状態で、その2つの耳当てを繋ぐヘッドバンドはまだ作られていなかった。
ヘッドバンドは約2mの高さがあるクラーク博士の頭の上を通るものなので、クラーク博士の右肩の上に乗って作業する必要があった。
その肩は、作業をするために削り落とさずに残されていた部分で、雪像本体は地面から50cmの高さとなる台座の上に設置されており、その肩自体も高さが50cmくらいはあったので、地面からだと計1mくらいの高さがあった。
実は従来、台座の高さは1mあったのだそうで、安全確保の観点から今年から半分の50cmに変更になったという記載を、雪像づくりの実施要領の中で見ていた。
1mともなると、台座への上り下りだけでも大変であり、滑ったらイチコロ。
これが以前だったら、自分の背丈くらいの高さで作業することになっていたわけだから、改定されて良かったと思った。
「用具貸出所」ではハシゴや脚立の貸し出しもあったが、そういった用具がないと作業はできないだろう。
せっかく雪垣さんが勧めてくれたので、上にあがるのは少し不安であったが、肩の上に乗って作業することにした。
足の踏み場は狭く、一人しか立つスペースはなかったこともあり、なんだかとても高く感じられた。
できたての接着雪を受け取り、耳当てのところからヘッドバンドの帯を少しずつ伸ばしていった。
手にはめていたゴム手袋はゴムが硬くて、指が自由に動かせなかった。
うまく接着雪を掴めなくて、指からはみ出した接着雪がポロポロと落ちていった。
接着雪作りの大変さはみちょるびんも体験してみてわかっているから(「雪まつり実録!(14.レクチャー。)」)、無駄にしちゃいけないと思うんだけど仕方がなかった。
雪像は2m×2m×2mと大きいし、数メートル離れた場所から見学するお客さんからもヘッドバンドであることがわかるように、頭とヘッドバンドの高低差がはっきりさせる必要があると思った。
そのため、たくさんの接着雪を貼り付けて、パンパンたたいて固めた。
反対側の耳当ての方では、雪垣さんが同様に作業を行っていた。
お互いに伸ばしたヘッドバンドがきれいにつながるか心配されたが、きちんと一筋のバンドとなって頭の上でつながった時には安堵した。
夢中で作業していたので、足元に落ちた作業雪を知らず知らずに踏んで、自分の重みで圧をかけていたらしい。
接着雪が固まってアイス状になり、そのせいで何度か足を滑らせそうになった。
滑らないように足を踏ん張りながら、作業に集中する必要があった。
それなりに納得できたところで、選手交代。
形を整える作業は別の人にバトンタッチすることにした。
乗っていた肩から下におりる時、恐怖を感じた。
着地した時にツルッといきやしないか、そういった心配が頭をよぎり、思い切れなかった。
グズグズしていると「誰か助けてあげてーっ!」と、メンズにヘルプを要請する声があがった。
雪垣さんがあわてて手を差し出してくれたが、彼女さんに悪いような気がしたので、格好悪かったが、一旦しゃがんでお尻をつけてから安全におりるという選択をした。
若者であれば、きっと何てことないことだろうと思う。
みちょるびん自身、若い時は平気・・・というより、むしろ高い所が好きだった。
でも、みちょるびんは鹿児島旅行の時の怪我の治療を、まだ継続していたのである(「鹿児島旅行!(14.負傷!)」)。
皮膚科の先生に、これ以上怪我を増やさず帰ってくるように言われていたこともあるので(「雪まつり実録!(9.その概要。)」)、これくらい用心するに越したことはないのだ!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!