こんにちは、みちょるびんです♪
みちょるびんと心美ちゃんが雪像に積もった雪を払い終えた頃(「雪まつり実録!(13.スタートライン。)」)、雪垣さんと彼女さんが到着した。
彼女さんは気立てのいい美人さんであった。
いい人を捕まえたね、雪垣さん!
雪垣さんが一度ホテルに戻って持って来た紙袋の中には、ゴム手袋などがたくさん入っていた。
これから実際に雪像づくりを行うにあたり、通常の手袋では濡れてしまうので、防水性のあるものを使った方がいいと勧められた。
また、薄手の布製のものも一緒に袋に入っていて、ゴム手袋の下に装着することで、防寒になるということであった。
言われたとおりに布製の手袋をはめた上から、良さげなゴム手袋をはめてみたが、ゴム手袋がキツくて指が先の方まで通らなかった。
他にもっと大きいサイズのものはないか探してみたが、それが1番マシのようだった。仕方がないので、そのまま、それを使うことにした。
途中までしか指が入っておらず、手袋の指先の半分くらいが空洞のような格好で、作業に着手することになった。
だが、しばらくすると、ゴムが手に馴染んできて、少しずつ手袋の奥まで指が入るようになり、いつも間にか気にならなくなっていた。
すぐに指が通らなかったのは、どうもゴムが寒さで硬く縮こまってしまっていたせいらしかった☆
さて、まず初めに、雪垣さんと彼女さんから、「接着雪」の作り方のレクチャーを受けた。
「接着雪」というのは、勝手にみちょるびんがつけた呼び名である。
おそらく「接着雪」は、雪像づくりの時くらいにしか需要がないもののはずなので、正式な名称があるとは思えないのだ!
各チームは、雪像づくりに際し、2m×2m×2mの雪のブロックが与えられている。
そのあとは、雪を削り出すことで、先にデザインした粘土模型に近づけていくことになる(「雪まつり実録!(9.その概要。)」)。
削り過ぎたり、あるいは細かいディテールが必要な場合は逆に、雪を盛って肉付けすることが必要となるわけだが、その肉付け作業に必要になってくるのが、いわゆる「接着雪」である。
周囲にはたくさん雪が積もっているし、その辺の雪を使っても良さそうなものだが、実はそれでは粘着力に欠け、雪像に定着しないという問題がある。
だからこそ、別途、接着雪を作ることが求められるのだった。
この接着雪の作り方については、周辺の、別の雪像チームの経験者に教わったと、雪垣さんたちが話していた。
皆、情報交換し、お互いに助け合いながら雪像づくりに取り組んでいるのだ!
接着雪を作るのに必要な用具はソリ、スノーダンプ、バケツ、スコップ、そして材料は、雪と水になる。
ここに書いた用具は全て、「用具貸出所」で貸し出されたものであるが、そのうち最も重要な役割を果たすことになるのはソリなんだとか。
ソリの数には限りがあるらしく、そういえば、雪垣さんと一緒に用具を借りに行った時、ソリを借りれたことを雪垣さんが喜んでいたのを思い出した。
水は、大通公園内に水道が設置されていたので、バケツですぐに汲んで来ることができた。
なお、蛇口の水は出しっぱなし。
‘寒い場所あるある’で、水が凍らないための工夫である☆
接着雪の作り方は次のとおり。
①スノーダンプで周辺の雪を掻き集めて来て、ソリの中に雪を移す。
②バケツの水を少しずつ、その雪にふりかける。
③スコップで雪と水が混ざり合うようにこねる。
④再び、ふりかけて、こねる・・・を何回か繰り返す。
まるで、セメントを作っているような作業だった。
こうすることで、雪に粘着性が生まれ、ひっつきやすくなるし、形を維持できるようになるのだった。
そんなわけで、雪像づくりの作業は大きく、2部構成になっていた。
接着雪を作る係と、肉付け作業をする係、という具合。
接着雪づくりを体験してみたが、使用する雪はフワフワの新鮮な雪の方がこねやすくて良さそうだった。
雪の運搬自体は全然問題ないのだが、雪をこねる作業が結構な重労働だった。
まず、貸し出された鉄製のスコップは重くて、自由に操ることが難しかった。
スコップの上げ下げだけで腰に‘来そう’で、ギックリ腰が心配された(- - ☆)。
だが彼女さんは率先して、ほとんどこの接着雪づくりを専門に担当してくれていた。
地味でキツい労働であるだけに、恐れ入った。
それに彼女さんは、5日間設けられている作業日の初日から参加している貴重なマンパワーだった。
一緒に札幌入りしたチームリーダーの雪垣さんは、2日目の日中は仕事があったから、実質的には彼女さんの方が雪像づくりに携わっている時間が長いということになる。
そのため彼女さんは、腕がパンパンに張って痛い・・・ということも話していた。
今度は実際に、雪像の体の肉付け作業もやってみた。
我がチームのテーマ「クラーク博士」は、首にマフラーを巻いているが、左肩の方が多く切り出されたことにより、ボリュームに欠け、少し貧相に見えた。
それで、マフラーをゆったりと巻いている雰囲気を出すために、その部分の肉付け作業を行った。
マフラーとなる面が、ほぼ垂直であったこともあり、横方向に向かって接着雪を付着していくことになり、それは重力に反した作業であったので難航した。
面積の小さい手では接着雪を支えきれずに多くを地面にこぼすことになった。
それではせっかく作った接着雪が無駄になるばかりなので、雪垣さんがご実家より持参していた30cm×20cmくらいのサイズの金網の金網の面を盾にすることで、接着雪が崩れないように抑え込むことに成功した。
そうして、数人がかりでようやく、マフラーの暈を増すことができたのだった。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!

