ダンス! 未分類 第一次仕事イヤイヤ期

第一次仕事イヤイヤ期(その99:「はて?」編)

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こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。

【じーまんGO! 発動日記☆】

 今日のダンス教室は、なんと、参加者が5人だけだった。
 びっくり。
 三連休の中日だからだろうか。
 人数が少ないから、いつもより、ゆっくりとしたテンポの中でレッスンが行われた。

 先生が、アイドルが出演するCMの振付をされたとかで、その振付を習い、皆で挑戦したりした。
 踊っていて、ちょっと、’私っぽい’感じの振付のように感じられた。

 さて、今回の即興ダンスも、先生に褒められた。
 すごく個性的だと。
 リズムが独特で、私のように踊る人はあまりいないと。
 振りも、面白かったらしい。

 「CMの振付をする際は、みちょるびんさんの振りをもらっています」と先生に言われた。
 うれしかった。
 やっぱりという感じ。
 さっき皆で練習したCMの振りなどは、まさにそんな感じだったのだ。

 「私は、みちょるびんさんから得ていますが、みちょるびんさんも、得て、帰ってほしい」と言われた。
 何となく、先生に、見られているような気がしていた。
 だから、先生の口から直接、その言葉が聞けたのがうれしかった。

 レッスンが終わって、更衣室で着替えをしている時に、先生が、「皆の即興ダンスが面白いから、ステージで発表しても十分、イケるのではないか」と話された。
 プロのダンサーも、それに賛同していた。
 また、別のダンサーも、「普段から、レッスンで、即興ダンスをしているのだから、できるのではないか」と。

 私は、若干、微妙だと思いながらその会話を聞いていた。
 即興している際に、観客の目を意識した’見せるダンス’がちゃんとできるかどうかは、別だと思うからだ。
 独りよがりなダンスをしても、観客は喜ばないだろう。

 そしたら、先生が、「みちょるびんさんの場合は、観客は、即興で踊っているという風には信じないでしょうね」と言った。
 私は、思いもかけない言葉に、ちょっと驚いた。
 そんなことを言われるとは想像だにしていなかった。

 しかし、プロダンサーもそれに同意したのだった。
 「みちょるびんの振付は、ポーズがキマっているから、予め、振付けられているもののように勘違いされるだろう。振付がいつもとても印象的で、現に、半年前の時のダンスの振りが、今も目に焼きついていて離れない」と言うのだ。

 うれしい限りである。
 何か、今日は、最高に褒められた感じ。

 ダンス教室を出た後、今日は、人数も少ないこともあり、皆でカフェに寄って、先生を囲んだ。

 先生は、私の仕事に関心があるようで、いつも何かしら訊いてくる。
 でも私は、つまんない仕事の話をプライベートの場ではしたくなかったので、先日の不思議体験や、昔の強盗事件の話をした。
 みんな、面白がって聞いてくれた。

 先生も、空き巣に入られたことがあるらしく、それは宇宙人の仕業と思っているということだった。
 その先生の受け止め方に、ウケた。
 ちょっと面白い。

【約4カ月後の日記】

 今日は、即興ダンスでは「ラジオ」になってみようと思った。
 自分自身が曲になって、流れてみるのだ。

 それで、声を出してみた。「ソーラン、ソーラン」と大声を発してみた。
 自分でもわからないが、何か、いつもと違うノリで面白かった。
 声を出したことで、また異なる側面が出て来た感じ。
 今日の私は、かなり挑戦的に、他のダンサーに絡んでいったように思う。

 先生のコメントでは、「大阪だと、CMで人気が出るのではないか」と言われた。
 ’大阪’というところが、ミソだが。
 「素人なのに、インパクトがある踊りをしていて、面白い」と。
 「きっと、みちょるびんさんの踊りを見ていた皆は、明後日くらいまでは印象に残って、思い出したりする(くらいインパクトがあり面白かった)でしょう」と。
 ありがたいお言葉。

 後で、素人仲間にも、とっても面白かったと言われた。
 声が良く、とってもカッコよかったとも。
 うれしい限り。

 はて、私は、一体、どこに向かっているのか。
 何になろうとしているのか。

 人を魅了したいと言うか、何かしら、オーラを出して、自分の存在をアピールしたいのかも知れない。

 だけど、’威嚇’しているだけではだめだ。
 ファッション(形)だけなら、それは’威嚇’でしかない。
 ある意味、姑息な手段。

 やはり、実力を伴わなければ。
実力があってこそ、真に存在をアピールできたと、言えるのではないか。

 ダンスは、もしかすると、私にとって強力な武器である。
 しかし、日常生活の中で、いつも踊っているわけにはいかないのだ。

 どうする?
 みちょるびん、どうする!?

                       以上、みちょるびんでした!

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