こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
【ある日のダンス日記】
今日は、久し振りにダンスに行った。
ほぼ、1カ月ぶりである。
先週から新しい曲に入ったと聞き、どんな曲か楽しみにしていた。
残念ながら、あんまり好きな感じの曲ではなかったが、先生の作られた前半の振付は、感情移入しやすそうな感じがしたので、これからいろいろと、イマジネーションが膨らんでいきそうな気配だ。
久々だったので、体がついていけるか心配だったが、とりあえず、レッスンの最中は問題なかった。
先生に、「普段は、体が硬いのに、踊り出すとスイッチが入ると言うか、体がよく動く」と言われた。
「何かあるのでしょうね」と。
確かに、私の踊りを見た人にも、よく、「体が柔らかそう」とか、「動きが軽やか」とか言われるね。
何だろう、自分的に、この場合、このくらい体が曲がらないと、格好悪いとか無意識に思って、無理にでも体を動かしているところがあるのだろうか。
先生が、他のダンサーに話していた「アーティストとは、自分なりの美意識がある」という点は、印象に残った。
なるほど、そういうものなのかもしれない。
私は、どうなのだろう?
ある程度、‘みっともない動き(ポーズ?)’にならないようにと、自分で、感覚的にコントロールしているところはあるが、それが、先生の言う、‘美意識’かどうかはわからない。
それから、先生が、「主役になるような人は、結構、変な発想で、変な動きを表現していることが多く、でもそれが、かわいかったりする」と以前、話していたことがあった。
‘ジェローザの彼女’(みちょるびんが、一目置く、ジェラシーすら感じる素人ダンサー)が踊る即興を観ていて、その言葉が思い出された。
先生は、もう別のダンサーのセンスも面白いと褒めたのだけど、私は、‘彼女’の方に目を奪われたわけだ。
オーラというか、結局、そういうことなのだろうか?
私は、どうなのだろう?
自分のことを客観的に見られないのは、残念である。
今日は、ダンス教室に行く前に、午後から、休日出勤してきた。
仕事の後、踊れるか、疲れやしないか不安だったのだが、その辺は大丈夫だったようだ。
むしろ、運動は、心地いい。
ただ、久々のダンスであるので、明日以降が、どのように筋肉痛になるのか、それが気がかりである。
以上、みちょるびんでした!