ダンス! 第一次仕事イヤイヤ期

第一次仕事イヤイヤ期(その70:「お出まし」編)

投稿日:2020年11月11日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。

1.第1回霊能者占いの記憶

 みちょるびんが占い好きということは、これまでも度々触れていますが、今日は、霊能者さんを訪問したときの話しをご紹介します。

 この霊能者さんには、その2年前にもお世話になったことがあり、この時は、2回目の訪問でした。

 1回目のときは、亡くなった祖父母などが代わる代わる登場し、様々な助言を残していきました。
 存命だった父・パピーまで登場したほどで、面白かった記憶があります。

 霊能者さん曰く、みちょるびんのバックに、まるで、お笑い芸人のひな壇のように、先祖がずらーっと見えたそうで、「こんなの初めて!」と言われ、大興奮でした。

 しかも、そのときに、‘ぬいぐるみたん’を見せたところ、霊能者さんは、鳥肌が立ったそうで、腕をさすりながら、「生きてます。こんなに強い魂の入っている人形を見たのは初めて!」と言われました。

 みちょるびん的にも「初めてづくし」で、大満足の占いだったのでした。
 だから、今回も、どんなお告げが飛び出すか、とっても楽しみにして、出かけたわけです。

2.第2回霊能者占いの日記

 今日は、朝から、ドキドキしていた。
 いよいよ‘あの霊能者さん’のお出ましなのだ。

 霊能者さんは、私が席につくなり、「人形持って来た?」と言った。
 「何か、言いたいことあるのよねー」と。

 訊くと、私が今日の予約のために、霊能者さんに電話をかけたとき、‘ぬいぐるみたん’の声が聞こえたのだとか。
 だから、「人形を連れて来て!」ということだったらしい。

 びっくり。

 結局、ぬいぐるみたんは、これといって、何か私に伝えたいメッセージがあるというわけではなかったようだったが。
 ご機嫌だったみたい。

 「その後、何か変化あった?」と、訊かれたので、恋をしているという話しをした。

 「片思い」と、手元の用紙に書かれた。
 私は、少し、がっかりした。

 前回の時のように、先祖が出てくるなどして、この件で話し出すとか、そういうのを期待していたのだ。
 しかし、この件については、皆、‘だんまり’といった感じで、誰も、私が期待しているようなことは言ってくれなかった。
 ちょっと、拍子抜けた。

 今日は、霊能者さんのパワーの調子が悪いのかとすら疑った次第だが、別件では、言い当てられ、驚いた。

 いずれにせよ、この恋愛が、吉と出るか、凶と出るか、転機と言われているこの年に、大きく関わってくることは、間違いないだろうということだった。

 最後に、私には、‘文殊菩薩’がついているらしい。
 だから、よく考えごとをし、マニュアル本やルール本などを好んで読むとのこと。
 知恵の神様なのだとか。

 あー、この恋が成就するように、文殊菩薩様、いい知恵をお授けください!!

 霊能者さんのリーディングを終えて、私は、占いに頼ってばかりいてはいけないなと反省した。

 今回、霊能者さんにGO!と言われれば、自信を持って片思いの彼にアプローチしようと考えていたのだ。
 でも、霊能者さんは、どう展開するのかわからないようだった。

 私は自分がどうしたいのか、自分の気持ちに素直に行動すべきなのではないかと思った。
 私の人生だし、私がしたいことをしないと。

 本当に、この恋を成就させたいのなら、待っていてはなるまい。
 怖がってはだめだと。
 次にいつ来るかもわからない恋のウェイブを、永遠に待っていてはだめだと。

 幸い、‘文殊菩薩’という強力な知恵の神様がついているとのことだ。
 彼を‘落城’するためには、私が感情的になっていてはいけないのではないか。
 頭で冷静に、真剣になりすぎないように、軽く、楽しく持ちかける。

 私の日頃の得意分野を発揮させればいいのだ。
 何のために、これまでダンスを続けて、表現力を養ってきたのか。

 夜は、ダンス教室に出かけた。
 TVプロデューサーPという人が見学に来ていた。

 私は、即興ダンスのテーマを考え、「明日死んでも後悔しないように」、そういう意味で、「24時間戦えますか?」のCMでお馴染みの「リゲイン」にした。

 24という数字を空に切りながら、「24時間」と言葉に発して踊った。
 人によっては、忍者に見えたらしい。

 Pさんに、「面白かった。ハマって観てました」と言われた。
 そもそも、即興ダンスの後の自己紹介の時に、私の顔を見るなり、Pさんが笑ったのだもの。

 「顔の表情が面白かった」とも言ってくださった。
 どうやら、私の今日のダンスは、Pさんの印象に残ったらしく、うれしかった。

 さて、明日から、また、がんばらねば。

                       以上、みちょるびんでした!

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