こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
1.第1回霊能者占いの記憶
みちょるびんが占い好きということは、これまでも度々触れていますが、今日は、霊能者さんを訪問したときの話しをご紹介します。
この霊能者さんには、その2年前にもお世話になったことがあり、この時は、2回目の訪問でした。
1回目のときは、亡くなった祖父母などが代わる代わる登場し、様々な助言を残していきました。
存命だった父・パピーまで登場したほどで、面白かった記憶があります。
霊能者さん曰く、みちょるびんのバックに、まるで、お笑い芸人のひな壇のように、先祖がずらーっと見えたそうで、「こんなの初めて!」と言われ、大興奮でした。
しかも、そのときに、‘ぬいぐるみたん’を見せたところ、霊能者さんは、鳥肌が立ったそうで、腕をさすりながら、「生きてます。こんなに強い魂の入っている人形を見たのは初めて!」と言われました。
みちょるびん的にも「初めてづくし」で、大満足の占いだったのでした。
だから、今回も、どんなお告げが飛び出すか、とっても楽しみにして、出かけたわけです。
2.第2回霊能者占いの日記
今日は、朝から、ドキドキしていた。
いよいよ‘あの霊能者さん’のお出ましなのだ。
霊能者さんは、私が席につくなり、「人形持って来た?」と言った。
「何か、言いたいことあるのよねー」と。
訊くと、私が今日の予約のために、霊能者さんに電話をかけたとき、‘ぬいぐるみたん’の声が聞こえたのだとか。
だから、「人形を連れて来て!」ということだったらしい。
びっくり。
結局、ぬいぐるみたんは、これといって、何か私に伝えたいメッセージがあるというわけではなかったようだったが。
ご機嫌だったみたい。
「その後、何か変化あった?」と、訊かれたので、恋をしているという話しをした。
「片思い」と、手元の用紙に書かれた。
私は、少し、がっかりした。
前回の時のように、先祖が出てくるなどして、この件で話し出すとか、そういうのを期待していたのだ。
しかし、この件については、皆、‘だんまり’といった感じで、誰も、私が期待しているようなことは言ってくれなかった。
ちょっと、拍子抜けた。
今日は、霊能者さんのパワーの調子が悪いのかとすら疑った次第だが、別件では、言い当てられ、驚いた。
いずれにせよ、この恋愛が、吉と出るか、凶と出るか、転機と言われているこの年に、大きく関わってくることは、間違いないだろうということだった。
最後に、私には、‘文殊菩薩’がついているらしい。
だから、よく考えごとをし、マニュアル本やルール本などを好んで読むとのこと。
知恵の神様なのだとか。
あー、この恋が成就するように、文殊菩薩様、いい知恵をお授けください!!
霊能者さんのリーディングを終えて、私は、占いに頼ってばかりいてはいけないなと反省した。
今回、霊能者さんにGO!と言われれば、自信を持って片思いの彼にアプローチしようと考えていたのだ。
でも、霊能者さんは、どう展開するのかわからないようだった。
私は自分がどうしたいのか、自分の気持ちに素直に行動すべきなのではないかと思った。
私の人生だし、私がしたいことをしないと。
本当に、この恋を成就させたいのなら、待っていてはなるまい。
怖がってはだめだと。
次にいつ来るかもわからない恋のウェイブを、永遠に待っていてはだめだと。
幸い、‘文殊菩薩’という強力な知恵の神様がついているとのことだ。
彼を‘落城’するためには、私が感情的になっていてはいけないのではないか。
頭で冷静に、真剣になりすぎないように、軽く、楽しく持ちかける。
私の日頃の得意分野を発揮させればいいのだ。
何のために、これまでダンスを続けて、表現力を養ってきたのか。
夜は、ダンス教室に出かけた。
TVプロデューサーPという人が見学に来ていた。
私は、即興ダンスのテーマを考え、「明日死んでも後悔しないように」、そういう意味で、「24時間戦えますか?」のCMでお馴染みの「リゲイン」にした。
24という数字を空に切りながら、「24時間」と言葉に発して踊った。
人によっては、忍者に見えたらしい。
Pさんに、「面白かった。ハマって観てました」と言われた。
そもそも、即興ダンスの後の自己紹介の時に、私の顔を見るなり、Pさんが笑ったのだもの。
「顔の表情が面白かった」とも言ってくださった。
どうやら、私の今日のダンスは、Pさんの印象に残ったらしく、うれしかった。
さて、明日から、また、がんばらねば。
以上、みちょるびんでした!