こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。
1.「世紀の祭典 万国博覧会の美術」に行った日記
今日は、東京国立博物館で開催の「世紀の祭典 万国博覧会の美術」を観に行った。
妹も一緒だった。
私には、招待券があったので、妹がぶーぶー文句を言っていたら、会場の門の入り口で、おばあさんに声をかけられた。
招待券を500円で売りたいという。
入場券は1300円なので、悪い話しではない。
買ったのだが、見ると、何枚も招待券を手に持っていた。
「招待券をいただいた人に、お礼がしたいから・・・」などと言い訳がましく言っていたが、どうだろ?
品のいいおばあさんだったが。
さて、展覧会は、19世紀後半と20世紀初頭に世界各地で実施された万国博覧会に、日本が出品した工芸品等が展示されていた。
この頃は、ちょうど、ジャポニスム旋風の頃で、日本の工芸品の勢いがいい時期。
アールヌーボーとも重なり、私は、非常に興味があったのだ。
本で少し読んでいたが、実際にどのようなものが出品されていたのか、好評を博したという品々を見てみたかった。
なので、とてもいい機会だった。
感動した。
緻密で、だけど、大胆。
配色もイキで、西洋の人をうならせ、‘とりこ’にしたのが理解できる。
100年くらいしか経っていないアンティークたちを、独り占めしたいくらいだった。
お金があったら・・・と、つくづく思う。
本当に、日本は、誇れる技術を持っていると思う。
日本人は、もっと、そのことを知っとくべきだし、自慢してもいいのにね。
展示場の外では、万博展にちなんだ土産物が売られおり、妹と形違いの陶器を購入した。
さほど高くはなく、絵柄が気に入った。
フィラデルフィアの万博に出品されたコーヒーカップの復刻版とのこと。
それから、いつものように、図録もゲット。
貴重な資料である。
2.「万博展」にインスパイアされた即興ダンスの日記
今日は、ダンス教室に行く前に、「国際ダンスフェスティバル」のステージを観る機会があった。
私は、‘コンテンポラリーダンス’が何なのかというのは、よくわからなかったが、どこかの国のチームが踊っていたのを見る限り、自分にもできそうだと思った。
そのことをダンスの先生に話したら、「コンテンポラリーダンスは、私には無理」と、たしなめられた。
因みに、コンテンポラリーダンスは、まず、クラシックバレーがあり、次にモダンダンスときて、その前衛を行っているのがコンテンポラリーダンスとのこと。
つまり、きちんと基礎のある人でないと踊れないと。
なるほど、確かに私には無理か。
がっかり。
さて、ダンス教室の方は、快調で、今回は、先週の‘とらわれ’を打破すべく踊った。
即興ダンスでは、「万博展」で見た、‘ジャポニスム旋風を巻き起こし、勢いの良かった日本の工芸品等’をイメージし、ジャポニスム風に踊った。
例えば、桜吹雪を散らしたり、大漁の網を投げたり引いたり、唐傘をくるくる回してみたり。
あんまり、ジャポニスムとは関係ない動きだが、ジャパニーズな感じでいってみた。
先週の即興ダンスの際、先生に、他の人と絡むように言われ、でも、上手に絡めず、一緒に撃沈した「彼」が近くにいたので、リベンジでコラボレートしてみた。
私は、面白かったので、「彼」の隣で、(エアー)すり鉢でゴマをすってみた。
今回は、息がぴったり。
「彼」も何か感じたらしく、私のすり鉢に、何やら投げ込んでくれていたらしい。
今回の即興ダンスは、かなり皆にウケて、先生からも誉められた。
以上、みちょるびんでした!