こんにちは、みちょるびんです♪
みちょるびんが働く職場は、15階建てオフィスビルの12階にあります。
15階にはちょっとした軽食ができるカフェがあって、昼時になると、エレベーターの行先は15階を目指しているものが多くなる。
みちょるびん自身は、職場から徒歩5分くらいのところに住んでいるので、お昼は気分転換も兼ね、自宅に帰って食事するようにしています。
従って、ランチタイムは、12階から1階まで下りて行きたいみちょるびんと、15階に向かいたい人々との間で、エレベーターを巡って戦いが繰り広げられることになります!
もちろんオフィスビルで働く人たち全員が15階のカフェを利用するわけではないし、近くにあるスーパーやレストランに行く人だっているだろうから、1階に下りていく人たちだっている。
そんなこともあり、お昼時になると、エレベーターは1階と15階の間をせわしなく行ったり来たりすることになるわけです。
ところで、このオフィスビルには、一般用のエレベーターが3機と、業務用のエレベーター1機が設置されています。
業務用エレベーターの利用には、専用のカードキーが必要で、限られた職員しか使えないようになっていて、利用できる階も制限されています。
一方、一般用エレベーターは、訪問客はじめ誰もが利用できるものなので、各階に止まれる仕組み。
とは言え、それぞれのフロアに異なる会社が事務所を構えているわけだから、用もない限り、別の階で降りるということは通常しません。
ほとんどの人が一般用エレベーターを使うことになるので、この3機はいつもフル回転しているといった状態です。
さて、お昼休み。
いつものようにみちょるびんは業務用エレベーターを利用して1階まで下りようと、そのエレベーターホールに行きました。
各階表示灯を見ると、ちょうど15階からエレベーターが下りてきているところ。
すぐにカードキーをかざして操作盤を押しました。
しかし、タッチの差で間に合わず、エレベーターはみちょるびんのいる12階を通り過ぎて行ってしまいました(− − ☆)。
ああああ・・・。
その日は、仕事の関係で職場を出発するのが少し遅くなってしまい、早く帰宅しなきゃ!と少し焦っていました。
それでみちょるびんは、1つ下の11階にある供用のエレベーターホールまで非常階段で下りて行き、11階から一般用エレベーターを利用することにしました。
1機しかない業務用エレベーターが1階から戻って来るのをただボンヤリ待つよりも、11階まで行けば、一般用エレベーター3機の利用が可能となる。
タイミングさえうまく合えば、業務用エレベーターよりも先に1階に到着することができる。
これまで何度となく実行し、実績ある作戦でした。
1階に降り立って、業務用エレベーターが未だ12階に呼ばれて行く様を眺めるのは痛快!
みちょるびんは急いで階段を駆け下り、11階エレベーターホールで運よくすぐに一般用エレベーターを捕まえることに成功しました。
開いたドアから滑り込むように乗り込み、ドアの開閉ボタンを押して素早くドアを閉めました。
あとは、このエレベーターに身をゆだねるだけ!
勝利し、みちょるびんは涼やかな気持ちでいました。
そんな中、エレベーターが2階で止まり、男の人が乗ってきました。
そういえば数日前の出勤時、みちょるびんが一般用エレベーターを利用した際に、1つ上の2階で降りていった女性がいたことを思い出しました。
たった1階だけなんだから、階段を使えばいいのに!などと、身勝手にも腹立たしく思ったのでした。
またこのパターンか!?
そうしたら、乗り込んできたその男性、15階のボタンを押すじゃない。
えっ?
下に向かっているエレベーターなんですけど!?
一瞬、混乱しました。
だがよく見ると、なんと、1階ボタンが押されていない!
慌てて押すも、後の祭り。
無情にもエレベーターはみちょるびんを連れて、高く上昇していったのでした―――。
11階でみちょるびんが乗ったエレベーターが下に下りていったのは単に、この男性に呼ばれたから☆
「15階まで一緒に来るしかないね」と男性に言われました。
みちょるびんは、少しでも早く1階に下りれるようにと、わざわざ階段を使って11階エレベーターホールまで行ってこのエレベーターに乗り換え、あともう1階で目的階に到着!というところまで来ていたんです!!
などと、自分が複雑な動きをしていたことを、この短時間のうちに英語で説明できるような力量もなく―――。
とてもじゃないが笑顔で15階までおつきあいする気分にはなれませんでした。
エレベーターはどんどん上に向かっていくし、途中の見知らぬ階では降りづらい。
元来た11階のボタンを押すのが精一杯でした。
男性に別れを告げ、また改めて、11階からやり直し。
業務用エレベーターの各階表示灯を見ると、同エレベーターが降下し、1階に迫りつつあるのがわかりました。
負けた―――。
本当に、苦々しい。
そもそも‘早く下りる作戦’を展開してさえいなければ、笑って15階までおつきあいすることもできたのだと思う。
だが、すんでのところでミッションが失敗に終わったという悔しさが、みちょるびんをそうさせなかった。
戦いを終え、家に向かいながら、あれこれと反省しました。
第一、エレベーターで一緒になった男性に対してもバツが悪い。感じの悪いせっかちな日本人だという印象を与えてしまったかもしれない・・・。
あの状況をすぐに受け入れられなかった自分をちっちゃいなぁとも思うわけ。
それに―――。
男性と入れ替わりに1階で降りて、階段を使うこともできたんじゃないか・・・!?
そうしていれば、業務用エレベーターよりも先に1階に到達できたんじゃないか・・・!?
実際には、知らない会社のフロアで降りて、そこから階段が使えたかどうかは不明。
でも、そういう選択肢をすぐに思いつけなかった自分の機転の利かなさにも失望しました。
なんて言うか、みちょるびん的には、何時でも柔軟に対応できるようになりたい――瞬時に的確な判断ができるようでありたいと、常日頃思っているわけ。
今回はいろんな意味で、敗北を認めざるを得ない。
次回は、予期せぬ出来事にも落ち着いて対処したい!と改めて決意したみちょるびんでした。
まぁ、最も、それ以前の問題として、目的階のボタンを確実に押すということは、忘れずに実行する必要があるけどね☆
以上、みちょるびんでした!