こんにちは、みちょるびんです♪
前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。幸運にも空きが出ていた寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aのチケットをゲット、それを発端に出雲旅行を計画した。結局は「サンライズ出雲」は運休となり乗れなかったが、代わりに飛行機に切り換え旅行を決行。当初の予定ではJR出雲市駅からその日宿泊予定の「日御碕灯台」までは、直通バスで移動することを考えていたが、バスは途中の「出雲大社」までしか行かないことが判明。2時間の空き時間ができてしまったため、タクシーを利用したのだった。そうして出かけた日御碕では存分に観光を満喫、ホテルでも楽しい夜のひと時を過ごした。そして翌日は急遽船を出してもらえることになり、日御碕湾遊覧とレジャーフィッシング客のお迎えを体験した。
~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・☆~
宇竜港に帰って来た。
もうそろそろ船着き場という時に、鳥居が見えた。
鳥居のことはすっかり忘れていた。
慌てて写真に収めた。
あとで考えてみると、この鳥居は「権現島」の「熊野神社」のものだったと思う。
自宅で旅行計画を立てていた時にみちょるびんが関心を持った場所だった。
「経島」のことを教えてくれた、「日御碕灯台」まで乗せてくれたタクシーの運転手さんと会話が噛み合わなかった原因を作った、あの島でもある!(「出雲旅行!(7.次なる一手)」)
遊覧船に乗らなければ、日御碕の東側まで足を伸ばすこともなかったし、鳥居を見ることもなかったろう。
でも、あのフットワークの軽い船長なら、予め相談していればあるいは「権現島」上陸も夢ではなかったかも知れない!?
痛恨の戦略ミス!
そういえば、船長の船の名前も「ごんげん丸」。
この島に由来するのかな!?
記念に、ライフジャケットを着用したまま「ごんげん丸」と一緒に写真を撮ってもらった。
なかなか面白い絵である♪
ライフジャケットを脱いで改めて下船すると、船長が釣り人たちから戦利品を見せてもらっていた。
みちょるびんもクーラーボックスの中を覗いたが、なんの魚なのかわからなかった・・・(- - ☆)。
遊歩道で見た「出雲松島展望台」の解説看板によると(「出雲旅行!(13.夕日)」)、日御碕ではマダイやブリが群れ、釣りを楽しむ人に人気のフィッシングスポットともなっている・・・とあったので、マダイだろうか!?
親しげに接している様子から、常連客なんだろうと思った。
「あんな足下の悪い岩場で釣るなんてすごいですねっ!」とみちょるびんが声をかけると、「そう?」と素っ気なさを装った返答。
だがその裏に、豊富なキャリアに基づく誇りと自信を感じた。
あるいは船長が営むという宿屋の滞在客ということもあり得るのかも知れないとも思った。
船長たちが談笑している隙に、みちょるびんは公衆トイレに駆け込んで用を足した。
これからJR出雲市駅前まで1時間バスに揺られることになるからだ。
この後みちょるびんは、船と一緒に両替に行くことになっていた。
既にキャリーバッグを預けていた船長の車にみちょるびんも乗り込み、おじいさんが涼んでいた建物の脇の道に入って行った(「出雲旅行!(17.導き)」)。
坂の上にあった「日御碕ふれあいセンター」というところの前で船長が車を停めて、建物の中に入って行ったかと思ったら、すぐにお釣りを持って戻って来た。
その素早さから、船長とセンターの人が気安い仲であることが伺えるし、船長の宿屋はすぐ近くに構えるんだろうと感じた。
車での移動中に、船長に、日御碕の定食屋でチラシを見て遊覧船に申し込んだことを告げたが、船長はどのお店のことかピンときていなかったようだったので、知り合いというわけではないらしい。
チラシでは遊覧の発着が「稲佐の浜」となっていたことを指摘したところ、普段の遊覧は大社湾(稲佐の浜)で、日御碕湾遊覧は裏メニューなのだと話してくれた。
裏メニューでもちゃんと音声ガイドが用意されているのは抜かりがない。
今日はこれから大社湾の遊覧はあるのか?と訊ねてみたら、「経島」あたりに出た時に風があっただろう!?と、同意を求められた。
風があったかまでは正直わからなかったが、船が揺れたのは確かだった。
その日はもう船は出さないとのこと。
と、言うことは、こうやって日御碕で船に乗せてもらっていて良かったということになる。
ラッキーだった。
しかも、お釣りが必要だったおかげで、そのまま船長の車でバス停まで送ってもらえたので、なおラッキー!
船長、楽しかったです、ありがとうございました!!
バス停に到着したのはまだ12:30前だった。
バスの「日御碕灯台」の出発時刻は12:31なので、まだ発車していない時間。
果たして本当にバスは宇竜にやって来るのか!?
実際にバスが姿を見せるまでは安心できなかった。
みちょるびんにはトラウマがあるのだ(「春爛漫♪ オランダ旅行!(2)」「春爛漫♪ オランダ旅行!(20)」「レユニオン旅行♪(22)」)。
どの方角からバスが現れるのか予想し、宇竜港の方に目星をつけたみちょるびんは、その方角を観察していた。
もうすぐ、運命の12:37!という時に、どこからともなく一人のおばあさんが現れた。
地元民のこのおばあさんもこのバスを利用するらしい。
これは大変心強い。
それからすぐにバスもやってきた。
おばあさんも心得たものである。
みちょるびんが予想していた方角からではなかったが、ちゃんとバスが迎えに来てくれて良かった。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!






