こんにちは、みちょるびんです♪
前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。幸運にも空きが出ていた寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aのチケットをゲット、それを発端に出雲旅行を計画した。結局は「サンライズ出雲」は運休となり乗れなかったが、代わりに飛行機に切り換え旅行を決行。当初の予定ではJR出雲市駅からその日宿泊予定の「日御碕灯台」までは、直通バスで移動することを考えていたが、バスは途中の「出雲大社」までしか行かないことが判明。2時間の空き時間ができてしまったため、タクシーを利用したのだった。そうして出かけた日御碕では存分に観光を満喫、ホテルでも充実した滞在となった。翌日は、宇竜港に出かけ、「ごんげん丸」で日御碕湾遊覧を楽しんだ。
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ぐるっと「日御碕灯台」、「経島」、海底遺跡あたりの遊覧を終えると、「ごんげん丸」はそのまま宇竜港を通り過ぎ、今度はレジャーフィッシングの客の迎えに向かった。
進路は北東の方角といった格好。
船長の「なかなか貴重な経験だから楽しんで!」という声が聞こえた。
船が進むと先ほどの景色とは少し違ったものに変わってきた。
海の所々に、小さな島や岩場が間近に現れた。
急勾配の岩場で魚釣りをしている人、畳6畳くらいしかないのではないか!?と思われるような狭くてゴツゴツとした島に一人でいる釣り人なんかもいた。
レジャーフィッシングの送迎というのは、こういったワイルドな磯釣りを楽しむ人たちを対象としているらしかった。
確かに船で連れて来てもらわないと一人では来られない場所である。
12時にピックアップの約束と訊いていたが、朝は何時から釣りをしていたのだろうか。
船長に電話するようにと言われたのが朝7時だったから、もうそれくらいの時間には始めていたのか!?
トイレなんて当然ないし、緊急の場合は、その場で処理するんだろうね・・・。
男の人ならそれも可能だろう。
ああいった釣場は、どうやって選んでいるのか!?
リピーターはもしかすると、既にお気に入りのスポットがあって「いつもの場所を!」って指定して、船長もそれを心得ているのかもしれないが、初参戦の者はどんな風にしてその場所決めをしているのか!?
あとからいろんな疑問がわいて出てきたが、せっかく訊けるチャンスもあったというに、その時はその面白い光景に興奮しっぱなしで、結局船長に聞けず仕舞いだった(- - ☆)。
それにしてもどうやってこの釣り人たちを船に乗せるんだろう・・・!?と興味津々で観察していたら、みちょるびんも乗船した時と同じように、皆、普通に乗り込んで来て、何か特別なことをしているようには見えなかった。
考えてみると、これまでみちょるびんが乗ったことのある船は、横着けされていて渡り足場を利用していたんだった。
今回のように縦着けした船の正面から乗ったのは初めてのように思った。
気になってあとでネットで調べてみたところ、この縦着けによる接岸はフィッシングボートや漁船で多く見かけるスタイルなんだそうで、船の中には、接岸を便利に行う為なのか船首の部分が長くなっているものもあるんだとか。
「ごんげん丸」の写真を見返してみると、言うほど船首は長くはなかったが、磯釣り客の送迎と遊覧船の両方に対応できるようにカスタマイズされているのかも知れないと思った。
因みに、この接岸方法は「雄島づけ」(おしまづけ)と言うんだって。
舟の先を磯に「ゴツン」と当てて前進するように少しエンジンを吹かして舟を安定させ、そのスキ?に客は乗り降りすることになるらしい。
こんな芸当は、その岩場や島の地形をちゃんと把握できてないことにはできないことである。
あるいは、柱状節理という切り立った構造が、船が岩のギリギリのところまで近づくことができるという恵まれた環境を作り出しているんだろうか!?
波が荒いと岩場に近づくことは難しいだろうから、朝、船長に電話した時に、船長が一番に風や波の状態を報告してきたのは納得のいくことだった。
みちょるびんは晴れ女だから、鼻から天候が悪くなるという心配はしていなかったが、問題はそこではなかったってことだ!!
普段、みちょるびんは釣りなんてしないし、レジャーフィッシングのお迎えに同行してみなければわからないこともあるもんだね。
船長に言われたとおり、なかなか貴重な体験となった。
その場で磯釣りをしていたほとんどの釣り人を「ごんげん丸」が回収して岸に戻った。
そうそう、最後に。
釣り人が岩場を去った後、トンビなのか茶色い大き目の鳥がサーッと岩場に舞い降りたのを目撃した。
釣り人が残した魚のエサか何かを狙って飛んで来たらしい。
これもみちょるびんにとってはなかなか見られない光景。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!




