こんにちは、みちょるびんです。
Youtube動画のサムネなどで「冬至」というワードを最近よく見かけていたことを思い出しました。
それで、「いつなのかな?」と、思って調べてみたら、なんと、今日じゃないですか!
おおおお。
今日が、一年で一番、日が短い日ですか。
いいですね!
今日という日を乗り越えれば、明日からは、少しずつ、日が長くなっていくわけです。
随分前になりますが、みちょるびんは、北の寒い外国で生活していたことがあります。
それでも、北極圏よりは南に位置していた場所だったので、白夜は経験したことはありません。
あれ?
白夜の反対の、一日を通して太陽が昇らない現象はなんて言うんだっけ?
調べてみると、‘極夜’って言うのだそう。
北の寒い国に暮らしていたと話すと、必ずと言っていいほど、「白夜を経験したことがある?」って訊かれますが、極夜のことは、訊かれた記憶がない。
日が昇らない‘極夜’よりも、日が沈まない‘白夜’の方が、インパクトがあるんでしょうかね?
確かに当時は、「夏は23時過ぎまで外が明るいのだ」というような話を、嬉々として、友達に話して聞かせていたように思います。
でも、冬至の頃も、印象的です。
お昼前くらいにぼんやり明るくなってきて、夕方16時くらいには、また、ぼんやり暗くなるといった、メリハリのなさ。
明るいのは、お昼の、ほんの数時間だけなので、仕事に出かける時、そして帰宅する時は、いつも外は真っ暗。
そんなだから、朝なんか、当然ですが、真っ暗な中に起き出して、出かける支度をすることになります。
同じ時間のはずなのに、外がまだ暗いと、起きるのがつらく感じられるんですよね、不思議ですが。
「朝起きたら、太陽の光を浴びて、体内時計を目覚めさせるといい」と専門家が話しているのを聞いたことがありますが、確かに、朝の目覚めに、日の光の役割は大きいのかもしれません。
日本にいる時は、意識したことはありませんでしたが、日照時間が短い地域で暮らしている人たちは、日に浴びることでしか生成できないビタミンDを積極的にサプリメントで摂取するようにしています。
体の調子が悪いと、大抵、ビタミンDが不足しているのではないかという話になります。
みちょるびんも、当時は、現地の友人に勧められて、ビタミンDを飲んでいました、そう言えば。
みちょるびんが今暮らしている外国は、一般的には、北に位置しているというわけではありませんが、そういえば、こんなことがありました。
今から1ヶ月近く前になりますが、レストランに食事をしに行ったんです。
ちょうど、窓側の席が日向になっていました。
それで、日に焼けたくないみちょるびんは、窓を背にするのを避け、窓に対面する形でテーブルに着きました。
ちょうど窓から太陽光線が入ってきて、まぶしかったのですが、そのうち、日が高くなれば、大丈夫だろうと踏んでいたのです。
しかし、一向に、日陰ができる様子がない。
結局、太陽は、同じくらいの高さを横に移動しただけで、その間ずっと、みちょるびんは顔を照らされていました(!)。
日焼けを避けたはずなのに、かえって、顔面に直射日光を浴びてしまうというね・・・。
冬の太陽は、本当に、高度が低いんだなぁと実感した出来事でした。
いつだったか、冬に、ノルウェーのトロムソに出かけたことがありました。
オスロから飛行機で更に2時間くらいのところにある北極圏内にある街です。
オーロラが見たくて、その小さな街を選んだのですが、あの時も、日が短かく、太陽の位置がとても低かったのを覚えています。
到着時間はまだ、昼を過ぎたばかりでしたが、既にもう、日が暮れようとしていました。
みちょるびんが訪ずれる前の日まで、ずっと吹雪いていて、到着した日は、確か、「1週間ぶりに晴れて、太陽が昇ったのだ」と、地元のバスの運転手さんが嬉しそうに話してくださったのが印象に残っています。
ただでさえ、日照時間が短いのに、天候が悪くて、太陽が拝めない日が続くと、気分も憂鬱になるでしょう。
やはり、北の国ほど、太陽のありがたみを強く感じるのだと思います。
同じ寒い国でも、北欧の方だと、1年でも最も日が高くなる夏至には、「夏至祭」というものが行われます。
国によって文化が異なりますが、ある国では、一晩中、焚火の火を絶やさないように、親しい仲間や家族と焚火を囲って、おしゃべりしたり、歌ったり踊ったりして過ごすんだそうです。
「焚火の上を無事に飛び越えられたら、無病息災」というようなジンクスみたいなものが、いくつかあったりして。
みちょるびんも、焚火の上を飛んだことがありますよ!
そんな風にして、夏至を祝うんですよね。
それだけ、冬が長い国の人々にとっては、長く待ち望んだ、夏の到来ということなのだと思います。
なんだか今日は、とりとめのない話になってしまいました。
冬至を超えれば、きっと明るさも増すでしょう。
以上、みちょるびんでした!