こんにちは、みちょるびんです。
【ある日の日記】
観劇の後、友達と、占いに行こうという話になった。
久々に、手相占いのおじさんに見てもらおうというのだ。
時刻は、21時半を既に回っていた。
私と友達は、あのおじさんがいつもテーブルを構えていた、あの通りに行ってみることにした。
その手相占いのおじさんは、とても親身になって手相を見てくれ、次に待っている客がいなければ、時間など気にせず、定額で、いくらでも見てくれた。
気さくだし、よく当たるし、過去にも、何度か、別の友達を連れて行ったこともあった程だ。
混んでなきゃいいがと思いながら、おじさんのお気に入りの定位置に行ってみたが、今日は、姿が見えなかった。
どうしたのだろうか。
もう、最近は、ここではやっていないのか。
私は、ちょうど甘いものが食べたくなったので、おじさんが別の場所にいないかを探しながら、ついでに、甘味処も探そうと、友達に提案した。
が、少し歩いたところで、友達が、サンダルが雨で滑って歩きづらいと言うし、考えてみると、こんな遅い時間に、甘味処が開いているはずもないと思い、やっぱり、元来た道を引き返すことにしたのだった。
私は、朝から、計画通りに予定が進まず、出直しを食らったことがあったので、「今日は、遠回りの日だ」と思った。
そしたら、運よく、店開きを始めたばかりの、手相占いのおじさんに出会うことができた。
ラッキーだった。
おじさんに最後にみてもらってから、もう2年が経っていた。
早いものである。
その間、職場での異動がある等、私の環境は、がらりと変わっていた。
また、手相も少し、変化したように思えていたので、ちょっと、楽しみにしていた。
1カ月前に起こった、悲しい家族の不幸について、何か指摘があるかと思ったが、それは特になかったので拍子抜けた。
逆に、3ヶ月前にストレスが解消されたと言われたことに、驚いた。
3ヶ月前というと、ちょうど、職場で異動があった時期だ。
新しい部署に異動してからというもの、殺人的に忙しく、その分、ストレスが溜まっていてもよさそうであり、その逆のことを言われた形だった。
しかし、考えようによっては、今のストレスは、3ヶ月前のそれとは、質が異なるのかも知れない。
新しい部署は、大変だが、新しいことに挑戦しているという意味では、やりがいが感じられていたからだ。
気になる宝石鑑別の勉強の方は、40代になってから決着がつくらしい。
最近では、課題提出もままならず、結構、苦戦を強いられており、本当に、いつになったら卒業できるのか。
先行きが不安なのだ。
下手すると、道半ばにして挫折することもあり得るわけで。
望むような決着だといいのだが。
がんばるしかないか。
他人のことを、どうこう言うべきではないだろうが、友達は、あまりいい状況ではないようで、横で話を聞いていて、ちょっと、気の毒になった。
私は、一時期「四柱推命」に凝ったことがあり、書店で買った本を片手に、誕生日を知っている仲の良い友人らを占ってみたことがあった。
友達は、その中の一人であり、私がやってみた「四柱推命」では、友達は、仕事運が良かったはずだ。
若い頃は、野心家だったというイメージもある。
現に、人に恵まれ、引き立てられもしているのではないか。
次の異動先でも、上司に恵まれたと聞いている。
だけど、当の本人が、自信がなく、つまらないと思っているのだ。
もったいない。
結局、本人の受け取り方次第なのであろう。
今更ながら感じるのは、友達は、行きたかった学校に行って、学びたかったことを学ぶべきだった、ということだ。
そんな過去のことを言っても仕方がないのだけど、そう思う。
でも、きっと、後悔しているのは、本人なのではないかとも思う。
それに、私が知らないだけで、友達には、それが叶わない、やむを得ない事情を抱えていたのかも知れないし、やっぱり、私がとやかくいう立場ではない。
友達は、これから、職務環境が大きく変わるらしいし、環境が新しくなれば、少しは、気持ちが明るくなるかしら?
友達は、美人なんだけど、とっつきにくいと言うか、冷めたところがあり、そういうところが、周囲を寄せ付けなくしているのではないか。
美人故に、周囲の注目も集めやすいのだろうし、面白おかしく、噂話が勝手に一人歩きすることもあるのかも知れない。
おじさんには、同じ過ちを繰り返す傾向にあるという指摘を受けていたが、結局、自分で気がついて、自分で解決していかないことには、ずっと同じ問題に悩まされることになるんだよね・・・。
それとも、これが、噂に聞く、’女の厄年’と言われるものか!?
なぁんて、友達のことを悪く言ってはいけない。
私だって、ちゃんとできているわけではないし、今は少し、幸運なだけなのだ。
でも、一つ言えることは、私は、「『現状を変えたければ、自分自身が変わればいい』って知っている」ということだ。
まずは、自分のことをしっかりがんばらないと!
以上、みちょるびんでした!