こんにちは、みちょるびんです。
【滞在6日目の日記】
今日は、サンクトペテルブルク滞在、最終日。
まずは、ホテルのチェックアウトを済ませた。
ホテルからの請求書を見て、友子と二人で驚いた。
昨夜、調子に乗って、二人で空けたシャンペンのハーフボトル、なんと、5千円くらいしていた。
小さいボトルだったので、まさか、そんなに高いものとは思わず、気軽に開けたのだった。
さすが、5つ星ホテルである・・・。
「やらかしちゃったねぇ」と言いながら、また、二人で笑った。
夕方のフライトでモスクワに飛ぶ前に、これから、「夏の宮殿」を観に行く。
今日も、昨日と同じガイドのボクさんが迎えに来てくれた。
「夏の宮殿」には、フェリーで行くため、船着き場までは徒歩で移動した。
「エルミタージュ美術館」をちょっと行った先の、川から船が出ていた。
「地球の歩き方」で確認した時は、軽く歩ける距離なのかと思っていたのだが、実際に歩いてみると、案外と遠かった。
今日は、車は手配されていなかったので、歩くより仕方なかったのだが、旅の疲れも溜まっており、結構ハードだった。
しかも、フェリーの出発時間の間際であったため、相当な早歩きで行き、足も痛くなった。
フェリーが出発して最初のうちは、街中の、興味深いスポットを写真に収めることができたが、そのうち、視界は、海だけに変わった。
フィンランド湾の水は、深緑と茶色を足して2で割ったような、どんよりとした色をしていた。
美しいとは言い難かったが、今日のグレーに曇った空とは、案外、いいコントラストで、絵になる色であったように思う。
今日も、露子の友達がばっちりとアレンジしてくれていたお陰で、入場客の長蛇の列を尻目に、横から入らせてもらうことができ、良かった。
前日に行った「エカテリーナ宮殿」も、今日の「夏の宮殿」も、今や(日記が溜まって、思い出しながら書く頃には)、記憶がごちゃごちゃしてきてしまっているが、「夏の宮殿」の大きな特徴は、何と言っても、噴水だろう。
いたるところに噴水があり、楽しめた。
水圧を利用しているらしいが、大した技術である。
建築物の金色の’ゴテゴテ’の装飾は、バロック様式と言うものらしく、エリザベス女王の趣味らしかった。
あれくらい派手な方が、今の時代の者からすると、もの珍しいし、見応えがあっていいのかも知れぬ。
「夏の宮殿」からサンクトペテルブルクの中心部に戻ったのは、15時頃。
噂の、’ビーフストロガノフ’の発祥の店「ビーフストロガノフ」で、ビーフストロガノフを食べた。
ここのソースは「ホワイトソース」と聞いていたので、かなり白いのを想像していたのだが、ブラウンソースにクリームを垂らしたようなマイルドなブラウンで、「別に、普通じゃん(ホワイトという程ではないじゃん)!」という感じがした。
でも、お味の方は、とてもおいしかった。
そして、いよいよ、サンクトペテルブルクの街を離れる時が来た。
ガイドのボクさんと、ホテルで別れ、私たちは、空港に向かった。
空港の中に入るまで、運転手のペテルさんがわざわざついて来てくれたので、安心だった。
サンクトペテルブルク滞在中、ずっと、私たちのために運転してくれた運転手のペテルさん。
彼も、いい人だった。
ありがとー、ペテルさん!
モスクワまでのフライトは、1時間と短いものだった。
サンクトペテルブルクからのルートは、機体が揺れると聞いていたので、不安だったが、問題なかった。
露子も空港まで迎えに来てくれ、そのあと、タイレストランで遅いディナーをした。
友子と私は、旅先で起こった面白い出来事を露子に話して聞かせ、三人で笑った。
露子んちに帰ってからは、旅先でゲットしてきた戦利品を露子に見せ、そして疲れていたものの、私の妹の結婚式の時のビデオ鑑賞会をした。
二人に、披露宴の余興の、私の渾身のダンスを見せたかったのだ。
明日は、「赤の広場」と「クレムリン」観光を予定している。
結局、ガイドさんはつかないらしいので、またまた友子と二人で冒険である。
ダイアモンド・コレクションがすごいという「ダイアモンド庫」は、是非とも行きたのだが、チケットがまだ手に入っていない。
サンクトペテルブルクでの観光は、ロシア人のガイドさんがいたし、事前に、完璧にアレンジされていたから、並ばずに済んで良かったものの、明日は、あの長蛇の列の中で、待たされなきゃならないのかと思うと、かなり憂鬱である。
以上、みちょるびんでした!