こんにちは、みちょるびんです♪
冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!
レユニオンでは、至れり尽くせりのモーリシャス旅行(「モーリシャス旅行♪」)とは対照的な一人旅。
アドベンチャーな旅となりました!(「レユニオン旅行♪」)
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2010年にユネスコの世界遺産に登録された「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」(Pitons, cirques et remparts de l’île de La Réunion)は、フランスにある世界遺産の中では3つ目の自然遺産にあたるとのこと。
登録範囲は、レユニオン島にある2つの火山「ピトン・デ・ネージュ」と「ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ」、それから「マファト圏谷」「シラオス圏谷」「サラジー圏谷」と名付けられた3つの圏谷。
これらはちょうどレユニオン国立公園の中心部分にあたり、島の面積の約40%に該当するということです。
登録にあたっては尖鋒、圏谷、絶壁が形成する独特の地形が織り成す自然美と、特筆すべき亜熱帯の雨林、雲霧林、ヒースなどの植生の多様性が評価されたのだそう。
なお、島の南東にある「ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ」は現在も活発に爆発を繰り返している活火山で、みちょるびんが漠然と「ヘリコプターで火山を見に行きたい!」と希望していたツアーというのは、こちらの活火山を見学するというものだったんだと思います☆
幸運にも前日に手配できた唯一の飛行ツアーが、みちょるびんが今回参加した「トル・ド・フェール川上空を飛行」と銘打ったもの。
観光案内所のお兄さんが話していたのは‘レユニオンで一番大きな滝が見られる’ということでしたが(「レユニオン旅行♪(8)」)、確かに空の上から、突如現れた滝を見ました。
切り立った山に囲まれていて、まさに秘境といった感じ。
これは、とてもじゃないが、上空からじゃないと見られないでしょ!?と、みちょるびんも興奮しました。
滝の近くに小さくヘリコプターらしきものも目撃しました。
ヘリコプターツアーならば、もっと滝の近くまで接近できたのかも知れません!
今回のツアー代金の払い込みを求めるメールにあった「Survol du Trou de Fer en ULM depuis Sainte-Marie」をグーグル翻訳すると「サント・マリー発マイクロライトで‘トル・ド・フェール川’上空を飛行」となったわけですが、よくよく調べてみると、どうやらその翻訳には誤りがあったことがわかりました。
「トル・ド・フェール」(Trou de Fer)とは‘鉄の穴’を意味するのだそうで、火山が崩壊したことによってできた300m近くにまで達する裂け目――渓谷のことらしい。
ブラ・ド・カベルヌ川やマゼラン渓谷など、不規則な水路が数多く連なり、みちょるびんが目撃した標高725メートルに達する滝を形成しているのだとか。
フランス領内で最も高い滝になるそうです。
トル・ド・フェールの地形は非常に険しく、一年のほとんどが雨に濡れていたため、この深い裂け目がようやく調査されたのは、なんと1989年だったのだそう!
全然まだ最近のことじゃん!!
現在では比較的簡単にハイキングできるということではありますが、このへなちょこみちょるびんが到底歩いて近づけるはずもなく・・・―――。
ここは、空から見下ろして正解の絶景スポットだったと思います。
マイクロライトプレーンが飛び立ってすぐのところで、パイロットのマイクさんが山の方を指して、その名前を教えてくれるというシーンがありました。
勉強不足だったみちょるびんは知ったかぶって、「アハ」と相槌を打って軽く受け流してしまいましたが、おそらくあの山は島の最高峰「ピトン・デ・ネージュ」だったんだと思う。
その手前のくぼ地には村がありましたが、きっとそれはサラジー圏谷にあると言われているサラジー村とエル・ブール村。
「サラジー圏谷」は3つの圏谷の中でも最も大きく、そして最も緑豊かな場所なのだそうで、ここは100以上の滝があることで有名なのだとか。
なるほどねー。
これで、みちょるびんがどこに連れて行かれたのかがようやくわかりました!
地上に戻ったあとマイクさんが、マイクロライトプレーンが辿ったルートを地図上に示してくれましたが、その説明とも合致しています。
活火山の上空ツアーも魅力的ではあったけど、世界遺産にもなったレユニオン島に代表される尖峰群、圏谷群および絶壁群を間近で見れたという経験は貴重だったよなぁと改めて感動しました。
上空では、写真やビデモを撮りまくりましたが、光の加減で反射した機内のものが写真に写り込んだりしていて、見苦しくご紹介できないものが多々ありました(- - ☆)。
残念っ!
ところで飛行中、パイロットのマイクさんから、3回くらい「大丈夫ですか?」という質問を受けました。
もしかすると中には、高所恐怖症などのため、気分が悪くなるお客さんもいるのかも知れないね!?
でも、みちょるびんは自分でもびっくりするくらい元気で、上空散歩をフルに楽しみました♪♪♪
ちょっと困ったこと・・・と言うと、助手席に座ったみちょるびんの股の間にも操縦レバーがついていて、マイクさんの操縦レバーと連動していたということ。
スマートフォンとコンパクトカメラの2つを機内に持ち込んだみちょるびんは(「レユニオン旅行♪(15)」)、スマホの保管場所に困り、自分の股に挟む作戦で挑んでいましたが、操縦レバーが邪魔し、その構想は失敗に終わったのでした。
まぁ、結局は何とか、適当にうまくいったんですけどね☆
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!
臨場感あふれるマイクロライトプレーンの旅!
トル・ド・フェール:鉄の穴
滝の近くを飛ぶヘリコプター
いろいろと教えてくれる親切なパイロットさん
たぶん、ピトン・デ・ネージュ(奥)
尖峰群、圏谷群および絶壁群 その1
尖峰群、圏谷群および絶壁群 その2
尖峰群、圏谷群および絶壁群 その3
尖峰群、圏谷群および絶壁群 その4
そろそろツアーも終わりに近づいている
空から見たサン・ドニの街
ただいま帰りました!