こんにちは、みちょるびんです♪
冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!(「モーリシャス旅行♪」)
モーリシャスでは、友人の毛里さんのおかげで、至れり尽くせりのゴージャスな滞在となりました♪
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モーリシャスの旅の話もそろそろ終盤に近づいてきました。
今回は、みちょるびんがしでかした悪行について話したいと思います☆
美しいサンゴ礁のある「ブルーベイ海洋公園」において、グラスボートでひとしきり海の散歩を楽しんだあと(「モーリシャス旅行♪(21)」)、それは起こりました。
桟橋から降りてすぐのところにあった岩場で、海の上から眺めたのとは違う景色を撮影しようとしたその時に、あるはずのカメラがないことに気がつきました。
みちょるびんがもう8年くらい愛用しているコンパクトカメラです。
あのカメラには、モーリシャスに来てから写したたくさんの写真が収められている―――。
「Casela nature parks」(カゼラ自然公園)での珍しいネコ科動物「サーバル」とのふれあい(「モーリシャス旅行♪(7)」)や人生初のサファリパーク(「モーリシャス旅行♪(10)、(11)、(12)、(13)」)、「Black River Gorges National Park」(ブラックリバー渓谷国立公園)(「モーリシャス旅行♪(23)」)の絶景、おいしいクレオール料理ランチ(「モーリシャス旅行♪(29)」)、珍しい「Grand Bassin」(グラン・バサン)(「モーリシャス旅行♪(22)」)、ようやく見ることができたゾウガメ「Tortoise Park」(カメ公園)に不思議な「7 Coloured Earth」(7色の大地)ジオパーク(「モーリシャス旅行♪(25)」)、そしてサンゴ礁と、モーリシャスの旅の思い出がギューッとつまっていました。
スマホでも一部、併用して撮影していたとは言え、コンパクトカメラでしか捉えられなかった瞬間というものがあるし、大量の旅の記録を紛失したとなると、大きな痛手。
いくら印象強く残った思い出であっても、時の流れとともに、少しずつその記憶は色褪せていってしまうもの。
でも、写真さえ残っていれば、折に触れ、何度もそれを見返すことで、その記憶を鮮明に保つことができる!―――
しかも、いずれブログで旅の思い出を綴ることになるであろうみちょるびんにとっては、大打撃。
実際にブログの工程では、写真を確認しながら記憶をたどるという作業は多いし、事実確認を行う上でなくてはならない資料であったりもする。
例えば、今回の旅行で言うと、サファリパークで見たシロサイの背中に止まっていた鳥の特定(「モーリシャス旅行♪(17)」)とか、カメ公園のゾウガメの種類の裏取りであるとか(「モーリシャス旅行♪(24)」)。
カメラのズーム機能でアップを捉えることに成功していたからこそ可能になった発見でもある。
そういった貴重な写真全てを失ったんだと思うと、やっぱり焦るわけです。
15年ほど前、ロシア旅行から成田空港に帰ってきて、カメラを盗まれたと落ち込む学生っぽい男子2人組を哀れんだみちょるびんですが(「ロシア旅行の思い出。(11.最後のロシア土産)」)、今、時を超え、改めてあの若者たちの気持ちが手に取るようにわかる!ってもんです!!
みちょるびんは旅行で外出する時、シャッターチャンスが訪れたときにいつでもレンズを向けることができるように、カメラは斜め掛けのカメラ専用ポーチに入れて行動しています。
出し入れが簡単なので、そのスタイルがもう10年以上続いています。
グラスボートから降りて、桟橋を渡ってビーチに戻ってきたところで、腰にぶら下げていたカメラを手に取ろうとした時に、そのポーチが空であることに気づきました。
グラスボートを下りるギリギリまで写真撮影を行っていたし、慌てて下りる格好になったから、普段しまわない場所――例えばリュックの中――に放り込んだりしたのかとも思い、背負っていたリュックの中をまさぐってみました。
だけど、見あたらない。
そうやって慌てている様子のみちょるびんにいち早く気づいた友人の毛里さんが急いでボートまで戻り、ボートに置き忘れがないか確認してくれている姿が遠くに見えました。
さっき、珊瑚礁案内をしてくれていたお兄さんが近くまで来てくれ「見つかった?」と声をかけてくれました。
「いや、ないんです」とお兄さんの方に顔を向けたときに、砂浜に落ちているカメラが目に飛び込んできました。
そんなところから出てくるとは思ってもみなかったので、正直びっくりしました。
カメラを無意識にポーチに戻そうとした時に、きちんとポーチに収まらず、スリ落ちてしまったということか―――??
別にボート関係者を疑っていたわけではなかったのだけど「ないはずがない」「自分がなくすはずがない」という強い思いがありました。
みちょるびんのカメラを持っていた誰かが、みちょるびんに気づかれたことを知り、すれ違い様にさりげなくポイッと足下に投げ捨てることもできるんじゃないか―――。
そんな風にすら、妄想したんです、みちょるびんは。
砂浜に突き刺さるように落ちていたみちょるびんのコンパクトカメラはシャンパンカラーをしていて、美しい白い砂浜の色ととてもよく似ていて、その砂浜がかえってカモフラージュとなっていたようでした。
とにかく見つかって良かった!
皆さん、お騒がせしました!!
とは言え、どうしても腑に落ちなかったみちょるびん。
最後に写っている写真を確認すれば、どのタイミングでカメラを紛失したのか、ヒントになるかも!
そう思って写真履歴を見てみたところ、桟橋のすぐ上から撮ったグラスボートが写っていました。
犯人は、明らかに自分。
口には出さなかったけど、みちょるびんの「自分であるはずがない」という強固な固定観念は、自ずと他人を疑うような態度となってにじみ出ていたんじゃないか・・・。
妄想まで働かせた自分のことがいやになりました。
わざわざグラスボートに確認しに行ってくれた毛里さんにもいやな思いをさせてしまった。
申し訳ない・・・。
カメラが発見された直後に、一瞬のうちに被害妄想を巡らせていたということは、毛里さんには内緒にしました。
やっぱりそんな醜い姿を友人には露呈したくないし、不快になるだけ。
でもその一方で、このアイディアはミステリー小説のトリックに使えるんじゃないか?なんていう思いつきを、毛里さんに話したくてしょうがない自分もいて―――。
いろいろごめん。
ホント、ごめん。
以上、みちょるびんでした!
証拠写真
一味違う景色
心洗われる海