ファッション関係 宝石

ヒシヒシ。(62)

投稿日:2023年9月14日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 最近、古い指輪や時計などを潰して金などの貴金属を抽出している動画を観て、複雑な気持ちになってるみちょるびんです。
 そして、全国展開している日本のジュエラーショップも、客の来店回数や購入頻度の向上等のため、在庫処分に鋳つぶし(溶解)を行っていると知り、軽いショックを受けました―――。(「ヒシヒシ。(61)」)

 モノを厳選して購入しているからこそ、モノに対し強い思い入れを抱いてしまうみちょるびんです。
 愛するモノたちが潰されることを想像すると、耐えられない思いなのです・・・。

 みちょるびんが紛失してしまったお気に入りだったあのブレスレット(「ヒシヒシ。(44)」)が、もしかするとそういう運命をたどったかも知れないと思うと、ブレスレットに対し申し訳ない気持ちで一杯になる。
 みちょるびん的には、みちょるびんが愛したモノたちを、また別の誰かが愛してくれるとうれしいなぁという気持ちでいるので、そういう意味では、アンティークショップやヴィンテージショップの存在はとてもありがたい。
 たまに、持ち主の怨念がこもっていて悪さする!だとかいう、ホラー話もあるけどさ!!

 一方、限られた資源を再利用することは悪いことではないとも思っている。
 例えば、肉親から譲り受けた古いスタイルのジュエリーをリフォームすることだってあるわけです。

 リフォームする場合の多くは、地金を鋳つぶして、全く別のデザインにしてしまうことが多いでしょう。
 でもきっと、元あった宝石は活かす工夫をするのだと思うし、それは譲り受けた宝石に愛着を持っているという証でもある。
 これから自分好みに新しく生まれ変わったその宝石――ジュエリーとともに同じ時間を刻んでいくことになるのだから、それはとてもステキなことだと思います♪

 みちょるびんは、アクセサリー好きで、面白い素材やデザインのものをコレクションするのが好きなのですが(「ご趣味は? PartⅢ(底なしアクセサリー)」)、同様に、昔の日本のジュエリーにも関心がある(「ヒシヒシ。(15)」)。

 我が国では、明治後期に貴金属宝飾業の基礎が固まり、そしてその頃にジュエリーが大いに発展しました。
 しかしその後、戦時中に、プラチナや金、ダイアモンドなどが政府に供出されてしまったため、大正時代の日本製ジュエリーは殆ど残ってないと言われています。
 事実、みちょるびんは、古い日本製のジュエリーを博物館や写真では見たことがあっても、店頭に並んでいる姿は一度も見たことがありません!
 きっと出会えたとしても、手が届かない値段に決まっている・・・!!

 そんなこともあり、みちょるびんは一時期、昭和レトロに興味を持ったことがありました。
 それが、「千本透かし金細工」が施された指輪でした。

 「千本透かし金細工」は1950年代後半に多く取り入れられた日本の技法で、細い糸鋸で鉄格子のように一本づつ細く切り出す加工のことを言います。
 今では作れる職人さんがほとんどいないそうだから、とても貴重!

 あるセカンドハンドショップのサイトで、昭和レトロと題して売られていた指輪のほとんどが「千本透かし金細工」で、みちょるびんも1つはアクセサリーコレクションに加えたいと思い、よくそのサイトを覘きに行っていました。

 オパールやメノウ、パールなどの石もありましたが、キラキラと輝く透明のカラフルな色石が多いという印象。
 ポップな色合いはまるでキャンディーのようだし、子供の頃に思い描いたお姫様の指輪のようでもある。

 とっても、夢があるんです♪

                             以上、みちょるびんでした!

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