こんにちは、みちょるびんです。
このところ、アクセサリーの重ねづけに凝っているみちょるびんです。
オフィスレディを生業にしているみちょるびんは、長年、職場では、仕事に適した慎ましい格好をするように心がけてきました。
しかし、最近のみちょるびんは、ちょっとタガが外れてきている感があります☆
みちょるびんが持っているアクセサリーはカラフルだったりするし、華奢過ぎて物足りないような場合は、重ねづけすることでその問題を回避するという試みを行っているところなので、そうなってくるとどうしてもボリューミー。
昨日なんかは、全然統一性のない、異国情緒あふれる格好をしていました☆
強いて言うと、一見、東南アジア風!?
おそらく、そのテイストを大きく決定づけることになったのは、スカート。
日本製ではありますが、どこか東南アジアっぽい雰囲気があるところがお気に入り。
ウェストをヒモで調整できるのも◎。
手元は、先日、コーディネートを完成させた、ベトナムで購入した山岳民族のC字ブレスレットの重ねづけ(「ヒシヒシ。(11)」)。
対して、首もとは、ちょっとおもちゃっぽいネックレスを2つ。
実はこのネックレスの組み合わせ、最近のみちょるびんのお気に入りです♪
一つは、ラトビアのアンティーク店で購入したアンバー(琥珀)のネックレス。
ですが、これは本物のアンバーではありません。
ラトビアを含めたバルト海沿岸のバルト三国やポーランド等では、バルト海から琥珀(アンバー)が打ち上げられることで有名。
これらのアンバーは、バルティックアンバーと呼ばれ、中でもリトアニア、ポーランド、カリニングラード(ロシア飛び地)での産出量が多く、全世界の琥珀の80%を占めると言われています。
アンバー好きのみちょるびんは、アンバーについて学びたくて、この地域を旅行しては、現地にある琥珀博物館を訪問するなどしました。
中でも、カリニングラードはみちょるびんの憧れで、カリニングラードでは琥珀鉱山の見学、ビーチで琥珀を拾う(!)などして、満喫しました(「求む!「琥珀」。2」)。
ドイツのリーブニッツダムガルテンという、ちょっとヘンピなところにある「ドイツ琥珀博物館」もはるばる訪ねたことがあります。
これもとても思い出深い旅でした。
そう、思い出した!
みちょるびんは、もう1つ、やり残していたことがあった!!
毎年夏にポーランドのグダンスクで開催される琥珀の国際トレードショーに行ってみたいと思っていたんだった!!!
2回ほど、実際に航空券も購入し、旅行する計画を立てたことがあったのですが、いずれも仕事が入って、ドタキャン・・・。
今年の夏は、3度目の正直で、チャレンジしてみようかなぁ!
グダンスクに行かずして、みちょるびんのヨーロッパにおけるアンバーの旅は、締めくくれないかも知れない!!
と、このように、みちょるびんは果敢に、バルティック・アンバーの有名どころを押さえるようにしてきたのですが、琥珀博物館で展示されているアンバー・ネックレスが、現代にないかわいさで、見ていると欲しくなってくるわけですよ、アンティーク好きのみちょるびんとしては!
そのデザインというのが、華奢で、アンバー・ビーズをシルバーのチェーンやパーツでつないでいるというもの。
一方、琥珀専門店で売られているネックレスは、玉が連なった連タイプかペンダントばかり。
博物館で見たようなデザインのものに、一度たりとも出くわしたことがありませんでした☆
本物のアンティーク・ネックレスをゲットできれば言うことなしですが、そういった代物にそうそう出会えるわけがない・・・。
そこで登場するのが、みちょるびんがラトビアのアンティーク店で購入したと‘本物のアンバーではない’ネックレス。
この‘本物ではないアンバー’というのは、アンバーの破片を練って作った‘再生琥珀’のこと。
天然アンバーとなると、当然、それなりのお値段。
だから、本物に手が届かない昔の人たちは、再生琥珀だとか、ベークライト製などの模倣品で、手頃に、アンバー風なアクセサリーを楽しんでいたんですね♪
因みにみちょるびんも、不透明なスコッチカラー(山吹色)のベークライトのネックレスを持っていますが、これもアンバーを模して造られたものと考えられる(「チェリーアンバー!」)。
実際にみちょるびんは、20年位前だったかにデパートの催事場で、みちょるびんのベークライト・ネックレスに瓜二つの本物のアンバーネックレスを見たことがある。
確か、60万円くらいしていたんじゃなかったか。
いや、もっとしていた?
当時の日記にはその時のことが書かれてはずなんだけど、膨大な量の日記の中から、探すのは難しいね・・・。
ショーケースの中にそのネックレスだけが特別に展示されていたので、最高品質なんだと思うし、アンバーが他の宝石に比べて手頃な値段であることを知っているみちょるびんが驚愕したのだから、相当、お高かったんだと思う。
さて、みちょるびんがラトビアのアンティーク店で見つけたネックレスは、琥珀博物館で見たような、チェーンに繋がったデザインで、正にみちょるびんが求めていたスタイルでした。
もちろん、それが天然のアンバーではないことは、みちょるびんにだってわかる。
だけどこの場合、再生琥珀ということもひっくるめて、面白いと思った次第。
博物館のチェーンがシルバー製なのに対し、こちらの方はよくわからない合金。
まぁ、黒ずまないし、軽いし、使いやすくっていいかという感じです☆
だけど、再生琥珀自体は凝っていて、一辺倒に球形ではなく、一つ一つが大きさや形が不ぞろい。
それがかえって、手作り風な素朴な味わいを醸し出していてかわいい。
見る人が見れば、一発で本物ではないということがわかるネックレスだけど、みちょるびんにとっては、産出地で購入したとても貴重な再生琥珀のヴィンテージ・ネックレスです。
(つづく)
以上、みちょるびんでした!