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トロムソ旅行の思い出!(第五夜)

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 こんにちは、みちょるびんです♪

 10年近く前に初めてノルウェーのトロムソ(北極圏最大の都市。「実況してみた☆(ノルウェー旅行♪ その8)」)を訪れた時の記録(日記)を5夜連続でお届けしたいと思います♪
(「トロムソ旅行の思い出!(第一夜)」「トロムソ旅行の思い出!(第二夜)」「トロムソ旅行の思い出!(第三夜)」「トロムソ旅行の思い出!(第四夜)」)

ある年の2月16日(月)

 今朝、起きても、耳の調子は依然として変だった。
 そのうち治るとは思うが気持ちが悪い。

 そして今日も声が出なかった。
 仲のいい同僚に、旅先で起こったいろんな話をしてあげたいのにそれができず、筆談。
 話したいのに話せないというのは大変ストレスである。

 パソコンをチェックすると、ボートツアー会社からメールが届いていた。
 私が当地を出発した後に接到したものだった。
 今回のツアーがキャンセルになったという連絡で、その代りに、私が参加したツアーに切り替える・・・という内容のことも書かれていた。

 危なかった―――。
 私のその場の機転で難を逃れたが、本当に危なかった・・・。

ある年の2月17日(火)

 気がつくと、赤目(結膜下出血。目の血管が切れて出血し、目が赤くなる)になっていた。
 一昨日の鼻血と関係があるのか?

 いよいよ本格的に風邪を引いた感じ。
 鼻水が出て、咳も出始めた。
 明らかに旅行前の時とは異なる症状。
 そして夕方、熱を計ると38.6℃あった。
 トロムソで寒い中ずっと、夜空を見上げていたのが祟ったのだ。

 この様子では明日の出勤は無理そう・・・。

ある年の2月18日(水)

 今日は仕事を休んだ。
 寝汗がひどい。
 咳が一晩中出て眠れなかった。

ある年の2月19日(木)

 今日も休むことにした。

 同僚から電話があり、皆が心配している、病院に行ってはどうかというものだった。
 職場の外国人スタッフが車で病院に連れ添ってくれるとのこと。

 寝汗で髪もびちゃびちゃ、ノーメークで知り合いに会うのは抵抗があった。
 しかし、皆に心配をかけているのだ。
 それに、日本から持って来ていた風邪薬があと1回分くらいしか残っていなかったので、私も薬はあった方がいいと思い、皆の厚意に甘えることにした。

 私は病院に行く前に、英語で自分の症状を紙に書き出した。
 医者に症状を伝えるための翻訳本が手元にあったので、それで調べたのだ。
 その紙を外国人スタッフに見せれば、医者に現地語に通訳してくれるだろうと思ったのだ。

 しかし外国人スタッフは医者との間を取り持ってくれることはなかった。
 私が自分で説明するしかなく、うまく伝えられなかった。

 担当した女医はちょっと怖い人だった。
 私に何をどうしろというの!?といったような態度。

 とにかく寝汗がひどく咳がしんどいので、咳止めを欲しいとだけ伝えた。
 喉は赤くなっていたようだが、肺の音や血圧は正常だったよう。

 しかしやっぱり汗ばんでおり、何かのバクテリアと体が闘っているのだろうという診断が下され、抗生物質が処方された。

 病院からの帰り、私が外国人スタッフに、食欲がないからずっとヨーグルトばかり食べているという話をしたところ、ヨーグルトはバクテリアの栄養分となるものだから、薬を飲んでいる間はヨーグルトは食べてはならないと言われた。
 私は自分の栄養どころか、バクテリアのためにせっせとヨーグルトを摂取していたことになる・・・。
 いつまでたっても元気にならないわけだ。

 家の前まで送り届けてもらい、車を見送った。
 寒い中、走り去る車の窓が大きく開けられている様子が見えた。
 原因不明のバクテリアを持つ私が乗車していたから、即座に換気というわけか。
 合理的な対応ではあるが、ちょっとショック・・・。

 せっかく病院でもらった抗生物質だが、ちっとも効いている感じがしない。
 かえって具合が悪くなったような感じがする。
 外国のクスリは体に合わないということか。

ある年の2月20日(金)

 今日も仕事は休んだ。
 無理すべきではないという判断。
 未だに寝汗はひどく、咳止めの薬もちっとも効かず、昨夜もひどく咳込んだのだった。

~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆

 かくしてみちょるびんは、週末もベッドの上で過ごすことになったのでした。

 奇しくも、現在のみちょるびん、発熱し、ここ数日床に臥せっています・・・(- - ☆)。
 とんだクリスマス。

 だけど、メリークリスマス!!

                             以上、みちょるびんでした!

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