こんにちは、みちょるびんです♪
バースでホテルをチェックアウトし、出発しようとしたとき、扉を開け荷物を運んでくれたバトラーさんに声をかけられました。
「ミネラルウォーターはいかが?」
この5つ星ホテルはどんだけ、水のサービスがいいんだ!?
みちょるびんの旅は、次の目的地であるロンドンでフィナーレを迎えようとしていたし、まだまだ飲みきれずに運搬しているペットボトルがある・・・(「ストーンヘンジからの道♪(11)」)。
丁重にお断りしました☆
さて、お次はロンドン。
11:13発の電車を利用し、ロンドンのパディントン駅には12:36に到着することを予定していました。
ロンドンのコヴェントガーデンでは毎日異なるテーマのマーケットが開催されており、みちょるびんがロンドンに移動する月曜日は、アンティーク・マーケットの日!
週末であれば各地で蚤の市が開催されていたようでしたが、日程の都合上、どうしてもロンドンを月曜日に持ってこざるを得なかった。
そこで、以前1度だけ行って月曜日がアンティーク・マーケットの日と知っていたアンティーク好きのみちょるびんは、このコヴェントガーデンのアンティーク・マーケットに狙いを定めたというわけ。
理想は、朝一で攻めるということでしたが、せっかくわざわざ遠くまで足を延ばしたバースだったので、余すことなく堪能したかった。
朝から散歩に出かけられたおかげでロイヤル・クレッセントやパルトニー橋を見学することができたのだし、そこは悔いなし(「ストーンヘンジからの道♪(16)」)。
一方アンティーク・マーケットは15時頃にはお店もお開きになることが予想されるため、せめて昼過ぎには到着していたい。
そう思い、折衷案として11時台の電車を選んだのでした。
順調にロンドンに迫っていた電車でしたが、ある駅で少しの間、電車が停車することになりました。
皆、その場で待機していたし、みちょるびんもあまり気にせずにいました。
そんな時に車内アナウンスが流れました。
早口の上、イギリス・アクセントが苦手なみちょるびんには聞き取りにくい。
正直、何を話しているのかよくわかりませんでした。
ただ雰囲気的に、電車が動くにはもうしばらく時間を要すということだけはわかりました。
停車している駅の看板を見たところ、レディング(Reading)となっていました。
あと30分もすればロンドンという距離。
車内は微妙に混んでいて、座れない人もいたほど。
みちょるびん的にはせっかく座れていたし、馴染みのない土地でもあり、動く見込みがあるのであればこのまま待った方が楽という気持ちがありました。
おそらく、その場にいた多くの人たちもそんな考えだったんだと思います。
ところが、ジモティーだと思われる青年が、近くにいる人たちと話している会話が聞こえてきました。
青年が目的とする駅はあいにく、この電車の沿線上にあるため、そのまま電車が動くのを待つ他ないが、ロンドンに行くのであれば別の電車を乗り換えた方が早い、と。
親切に教えてくれた青年に対し、その場にいた人たちは哀れみの表情。
みちょるびんはその青年に対し、なぜ電車が立ち往生することになったのか、参考までに理由を訊いてみました。
そしたらなんと、倒木が電車の行く手を阻んでいるとのこと。
えーっ!?
そんなことってある!?!?
強風とか、そういうことはなかったと思うのだけど・・・。
老木化のせいなのか・・・!?!?!?
周囲は慌ただしく、電車を降り出したし、みちょるびんもその後に続きました。
乗り換えの電車に間に合ってよかった・・・と思ったのも束の間。
その電車だとロンドンまで1時間半もかかることを知って呆然となりました。
本来ロンドンに到着するというタイミングで電車を乗り換えることになり、それからまた1時間半だなんて、バースに戻れちゃうよ!(- - ☆)
なぜにこうも、移動系のトラブルを引き寄せちゃうんでしょうか、みちょるびんは!?(「春爛漫♪ オランダ旅行!(20)」「春爛漫♪ オランダ旅行!(21)」「レユニオン旅行♪(23)」)
なんだかんだ、こういったトラブルを面白がってしまっているところがいけないのかな・・・!?
いずれにせよ、無事にロンドンに到達できて良かった。
確か、ウォータールーという駅で降ろされたと思いますが、駅員さんに遅延である旨伝えたところ、そのままノーチェックで改札を通してもらえました。
乗車券を回収されずに済んだので、記念に持ち帰れてラッキー♪
たださ。
当然、アンティーク・マーケットには影響が出るよね・・・。
みちょるびんが到着した頃には、店じまいを始めているお店も多々く、今回は収穫なし。
残念っ!
ところで、乗り換えた電車内での出来事です―――。
ボックス席で、みちょるびんは教養のありそうな身なりのいい青年と向い合せに座っていました。
青年は、途中でバッグからりんごを取り出して、皮のままかじりついていました。
こちらの人はなかなかワイルドです。
青年がお手洗いに立つ時に、頼まれて荷物を見たりするなど、穏やかな時間を過ごしていたのですが、青年が去ったあと、青年の座っていた座席の下に、食べ終わったりんごの芯が残されていることに気がつきました。
エレガントな雰囲気を漂わした青年だったけど、ゴミは放置していくんだね・・・と、ちょっとびっくり。
そんなことはどうでもいいが、電車に揺られてこっちに転がって来やしないか、気が気じゃなかったよ・・・。
いやぁ、旅ではいろんなことに遭遇するね!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!