旅行

シンガポールの思い出。(1.ドリアン)

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こんにちは、みちょるびんです。

【はじめに】

 ある年の夏に、仕事で、シンガポールに出張したことがありました。
 仕事の合間に、少し、自由な時間があったので、その時間を有効活用して、みちょるびんは、初めてのシンガポール滞在を満喫しました。

 今回は、その時の思い出話をご紹介します。

【シンガポールでの体験(日記)】

 夕食後、なぜか、ドリアンを食べに行こうということになり、シンガポールの仲間たちが夜のお店に連れて行ってくれた。

 ドリアンと言えば、’果物の王様’と呼ばれており、原産地は東南アジアのマレー半島らしい。
 だから、マレー半島に近い、ここシンガポールの人たちにとっても、ドリアンは馴染みのある、人気の果物のようだった。

 時刻は、既に22時を回っていた。

 「こんな遅い時間にまだお店は開いているのか?」と私は、半信半疑だったが、外の屋台と言うのか、小店のテラスでは、多くの人たちが、まだ、食事をしていて、賑やかだった。
 そして、本当に、果物を売る屋台が、まるで昼間のように、明かりを煌々と灯して商売をしていた。

 車から降りてみると、辺りに、ドリアンの香りが漂っていた。

 私は、おそらく、過去に一度だけ、ドリアンをトライしたことがある。
 だが、正直なところ、その時の印象があまりない。
 結局、あの時は、食べなかったのだろうか・・・?

 だから、今回、こうして、ちゃんとドリアンに向き合うのは初めてのように思う。

 シンガポールの仲間は、皆、おいしそうにほおばっていた。
 が、やはり、口に入れると、匂いが「オエッ」という感じなのだ。
 食感も、これまでに体験したことがないもの。
 ふわふわしていた。
 実は、この’ふわふわ’も、微妙に気色が悪く感じられたりして・・・。

 香や味など、五感をフル回転させながらドリアンを食べた。

 ’食べ物’一点に意識を集中して、思考を巡らせながら、それを口にするというのも、なかなかないことだ。
 だが、ドリアンは、口に含んでみても、単純な味ではないのだ。
 時々、甘くておいしく感じることもあるのだが、逆に、時々、ウッとくることもある。
 どうやら、一口目がキツいようだった。

 シンガポールの仲間に言わせると、それでも、タイ産のドリアンよりは、マレーシア産の方がおいしいのだそうで、私たちが食べたのはマレーシア産のものだった。
 一緒にこのドリアン・ツアーに参加していた日本の仲間も、おいしそうにドリアンをほおばっていた。

 感服。

 せっかく、シンガポールの仲間に’おもてなし’いただいたので、感謝の意を表するためにも、ドリアンをたくさん食べたいところではあったが、やっぱりねー・・・。
 ごめん!

 でも、わざわざ、食べに連れて来てくれて、ありがとう。
 少なくとも、ルックスは好きです♡

 なかなか面白い体験だった。

                            以上、みちょるびんでした!

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