こんにちは、みちょるびんです♪
ドゥブロヴニクでの朝を迎えました。
翌日には6:15発のフライトでザグレブに戻ることを予定していたので、観光できるのはこの日1日のみ。
時間を効率的に使うために、みちょるびんは、世界遺産に登録されている旧市街の中のアパートメントに宿泊していました。
まずは朝ごはん!
先にドゥブロヴニクを訪問していた友人の話では、街の北側に鎮座する標高412mのスルジ山から旧市街を一望できるのだそうで、友人は朝早くからロープウェーで展望台に上り、そこのカフェで美しい景色を眺めながら朝ごはんを食べたということでした。
そんな話を聞いたら、スルジ山で朝ごはんを食べたくなるじゃん!?
期待を胸に抱いて外に出てみると、スジル山の上には灰色の厚い雲が立ち込めていました。
展望台はすっぽりとその雲に覆われ、まるきりその姿を見ることができない。
と、いうことは、当然、展望台からも街は見えないということになる☆
残念ですが、スルジ山頂で朝ごはんという構想は打ち砕かれてしまいました(- - ☆)。
仕方がないので、どこか他の場所を探すよりほかない・・・。
旧市街には、前日の夕方に到着したばかり。
夕飯の帰りに、目抜き通りのプラツァ通りと、その南側を並行するようにして走るOd Puca通りを軽く散策した程度で、どこに何があるのかまだ把握しきれていませんでした。
アパートメントから程遠くないところに、70cmほど高い場所にテラス席を設けた雰囲気のいいレストランを見つけたので、そこに入ることに。
日焼けの心配はないし、高くなっているから見晴らしもいい。
ゆっくりくつろぐことができました。
実は、このドゥブロヴニクの旅は、念願のノルウェーのフィヨルド観光(「実況してみた☆(ノルウェー旅行♪)」)に急遽つけ足す形で出かけて来たという経緯がありました。
ノルウェー最後の訪問地であったトロムソからはオスロに飛びましたが、そのオスロからはみちょるびんの住む地域には直行便が飛んでいませんでした。
それで、別の国の空港で数時間の乗り換え時間を過ごすよりかは、オスロの南にあるサンデフィヨール空港からクロアチアのザグレブ空港に一気に飛び、ザグレブからは陸路を使って帰ることにしたのでした(「実況してみた☆(ノルウェー旅行♪ その16)」)。
だからもともとは、ザグレブ空港からまっすぐ帰路につくつもりだったんです。
だが、気づくと、ザグレブ入りの日は金曜日。
翌土日は仕事は休みであり、直帰するのはもったいない!と思い立ち、ガイドブックで「クロアチア観光のハイライト! アドリア海の真珠!」と謳われていたドゥブロヴニクを出発間際になって追加することにした・・・というわけ。
ドゥブロヴニクは、ジブリ映画の「魔女の宅急便」の舞台の参考になった街として有名だしね♪
観光時間は実質的には1日しかないし、旧市街を回るだけでもすぐに日は暮れるだろう。
現地に行ってから検討するでもなんとかなるだろうと、ドゥブロヴニクの観光については、その時に軽くガイドブックを流し読みした程度でした。
そんなこともあり、スルジ山の展望台と「聖母被昇天大聖堂」宝物殿以外の観光はノーアイディアで来ていました。
それだのに!
肝心のガイドブックをコピーすることを忘れてしまい、家を出発する朝に該当ページをかろうじて写メしただけ・・・。
手元には、宿屋からもらった旧市街のマップはありましたが、地図に描かれた建物に番号がふられ、その場所の名前はマップの余白部分に列挙されてあるのみ。
その番号の建物が何かを知りたいなら1つ1つ、その名前の一覧表と根気よく突き合わせる必要がありました。
だけど、その建物が何かを特定できたからと言って、みちょるびん自身はそれがどういういわれのものなのかの知識はないので、今度は、写してきたスマホの中のガイドブックのマップと照らし合わせて日本語表記を特定し、掲載されていた当該建物の概要を読む・・・という地道な作業が求められました。
朝ごはんを食べながら、マップとガイドブック(写メ)とにらめっこ。
ようやく、自分がどのあたりでご飯を食べているのかを把握することができました。
たまに鐘の音を奏でていたのは、旧市街の東端にあるルジャ広場のベルタワー(時計塔)。
もらったマップでは市庁舎となっていましたが、みちょるびんがいたレストランはちょうどそのあたり。
向かいには、聖ブラホ教会の姿も見えていました。
マップには30分の特急ツアー、1時間の北側ツアー、2時間の南側ツアー、フルコースの3.5時間ツアーの、4種のルートが紹介されていて、レストランが面していた通りは、特急ツアーのルートになっていました。
みちょるびんが食事を始めたのは8時過ぎでしたが、既にツアーが始まっていたようで、番号札を持ったガイドさんに率いられたツアー客が目の前を通り過ぎていきました。
ドゥブロヴニクを訪れる観光客は皆、早起きなんだね☆
それにしても、時間の経過とともに、そこを通るツアー客がどんどん増えて行き、9時近くになるとたくさんの人であふれかえっていたのが印象的でした。
レストランの建物内の席は裏手にある旧港を臨めるようになっていて、それもとてもステキでした。
そのままレストランを抜けて、旧港に出てみました。
旧港はドゥブロヴニクでも最も古い歴史を誇る場所で、かつてはこの小さな港に世界各地とを結ぶ交易船が引きめき合っていたのだそう。
旧港からは様々なクルーズ船が出ているようで、クルーズ案内をしているブースがいくつか設置されていました。
もう1泊するんだったら、近くの島を巡るのも楽しそう。
乗り物好きのみちょるびんは後ろ髪引かれる思いはありましたが、旧市街観光に専念することにし、本命の「聖母被昇天大聖堂」に向かいました。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!