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オシラ様。

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 こんにちは、みちょるびんです。

 皆さまは「オシラ様」をご存知でしょうか?

 みちょるびん、実は全く知らなくて、youtube動画「緊急検証!」シリーズ最新作「緊急検証!怪運・呪物鑑定團」を観て、初めてその存在を知りました。
 そもそも「緊急検証!」という番組自体もみちょるびんは存じ上げておらず、オカルト好きと自称する者としてお恥ずかしい限りです。

 ウィキペディアによると、「緊急検証!」は、ファミリー劇場で2012年8月から不定期で放送されているオカルト(超常現象)を題材としたバラエティ番組シリーズなのだそう。
 「新世紀のカルトバラエティ番組」をコンセプトに、毎回、人類が検証すべきテーマを、スタジオに招いたその道のエキスパートたちのプレゼンを通して徹底検証していくのだとか。
 みちょるびんが今回視聴した「緊急検証! 怪運・呪物鑑定團」は、今年で10周年を迎える「緊急検証!」シリーズの最新作であり、チャンネル登録者10万人突破の御礼企画として全編公開したものなのだそうです。

 同番組は、お宝をプロに鑑定してもらうというテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」のスタイルに似せて作られた構成になっており、みちょるびんのお気に入りの呪物コレクターさんたちも鑑定依頼人として出演されていました。
 とても興味深く、大変満足のいく内容となっており、みちょるびん感激しました!

 さて、この番組の中で鑑定に出されていたのが「オシラ様」でした。
 ウィキペディアによると、以下の説明がありました。

 おしら様(おしらさま、お白様、オシラ様、オシラサマとも)は、日本の東北地方で信仰されている家の神であり、一般には蚕の神、農業の神、馬の神とされる。茨城県などでも伝承されるが、特に青森県・岩手県で濃厚にのこり、宮城県北部にも密に分布する。・・・
 ご神体は、多くは桑の木で作った1尺(30センチメートル)程度の棒の先に男女の顔や馬の顔を書いたり彫ったりしたものに、布きれで作った衣を多数重ねて着せたものである。・・・
 神体は、男と女、馬と娘、馬と男など2体1対で祀られることが多い。

                             ウィキペディア

 オシラ様は、いわゆるその家の守り神として祀られ、信仰されているものということのようです。
 ウィキペディアの説明によると、記年銘のある最古のオシラ様は1525年作なのだそう。
 つまり500年もの長い間、そのオシラ様はその家で大切にされているということになる。
 それって、すごいことだと思いませんか?

 実はこのオシラ様、一度拝むとずっと拝まなければならないとも言われているのだそうで、拝むのをやめたり、祀り方が粗末だと家族に祟りがあるともいわれているらしい。
 血が絶えない限りは、ずっと信仰をし続けなければならないということのようです。

 みちょるびんがお守りのように大切にしているぬいぐるみの‘ぬいぐるみたん’―――。

 ‘ぬいぐるみたん’は、みちょるびんの家族からも、まるで家族の一員のように大切に扱われ(「ナニかある。」)、霊能力者さんからは「生きています!」とまで言われたことがある(「『占い』考。(その17:ぬいぐるみたん)」)!
 みちょるびんも霊能力者さんの言葉とおり、‘ぬいぐるみたん’には魂が宿っているに違いないと、心から信じています☆
 みちょるびんが一緒に行動を共にて35年しか経たない‘ぬいぐるみたん’ですら「生きています!」と言わしめるのだから、500年もの間、代々家族に大切に祀られているオシラ様に、魂が宿らないはずがない!

 最も、オシラ様を作る工程には、魂を入れるという儀式が盛り込まれているのだそうで、入魂して完成!ということのようですが。

 番組内で鑑定に出されていたオシラ様は、実は、オカルトコレクターである田中俊行さんの私物で、田中さんのために作られた‘新作’ということでした。
 オシラ様に関する知識をお持ちのコメンテーターの人たちは、この現代にオシラ様を新たに作ることができたということ自体を珍しがり、その希少性の高さを説いておられました。

 田中さんによると、そのオシラ様にも魂を入れて作っていただいたとのこと。
 確かにそれは、大変珍しい!

 だけど、水を差すようでナンですが、みちょるびんの感覚としては、新品よりも、例えば、昔どこかの家で長きにわたり信仰されていたというような、年季の入ったオシラ様の方が価値があるように思えてならない。

 例えばアンティークなんかは、現存数の少なさやアイテムとしての珍しさなどというような‘希少性’なんかが重視されるわけですが、しかしそれ以前の問題として、骨董である以上はその古さも重要な要素となってくるわけです。
 呪物はもちろん骨董品とは異なるでしょうが、それでも、呪いがかけられ使い込まれてナンボと言うか、‘いわくつき’であることに価値があるというか・・・、そういう興味深い‘歴史’があるところに魅力があるんじゃないかと想像するわけです。
 だから新品ってどうなの?って、どうしてもみちょるびんは違和感を抱いてしまう。

 それに、例えば有名人のサイン色紙なんかだと、「みちょるびんさんへ」と個人の宛名が入ってしまったとたんにその色紙の価値が下がるという話も聞いたことがある。
 となると、’田中さんのために新しく作られた’オシラ様って、果たしてそれほどまでに価値があるのかなぁ?と、素人感覚では思ってしまう。

 とは言え、オシラ様を現代に作れる人がなかなかいないという観点からは、やっぱり希少性が高く、貴重なんでしょうね・・・。
 番組の中では、とても高い評価がつけられていました。

 オシラ様の信仰には多数の禁忌があるとのことで、例えば、オシラ様は二足四足の動物の肉や卵を嫌うらしい。
 これを供えてしまうと大病を患う等の祟りがあると言われているそうです。
 それに、オシラ様を作るにあたり、田中さんが忠告されたのは、オシラ様を祀るのはせめて次の代まで継続する必要があるということ・・・。

 お家を守っていただくための神様なのですから、長く祀るという覚悟も必要。
 こちらの要求ばかりを通すというわけにはいかないでしょう。

 それに魂が宿るということは、感情を持つということでもある。
 オシラ様の気分を害さないようにすることも大切なんだと思います。

 オシラ様を守り神に迎えた田中さんの呪物コレクションの中には、かなりヤバイものもあるみたい。
 田中さんがこうやって元気で活躍されているのは、もしかするとオシラ様のおかげなのかも知れません!?

 いろいろと、興味深い。

                             以上、みちょるびんでした!

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