こんにちは、みちょるびんです。
みちょるびんが収集したものの中で、一番の大御所は、何と言っても一流イタリアンブランドの「P様」。
つぎ込んだ金額も半端ないし、集めたアイテム数も我ながら驚くほど。
みちょるびんは自分のことをずっと「プラ吉」と呼んできましたが、「プラ吉」時代は少なくとも15年くらいは続きました。
えっ、15年もっ!?
みちょるびんは‘記録魔’なので、自分が購入したものの「物品台帳」を作成しているのですが、一時期は「P様」専用のものを設けており、それが1996年から2011年までの15年間にわたって綴られていたのでした。
ご丁寧に、図録付きです☆
手描きもあれば、雑誌の切り抜きの貼付もあって、目でも楽しめるという優れもの♪
フィレンツェから電車で1時間くらいのところにあるモンテヴァルキのアウトレットにも何度も行っては、大量買いしていたので、2,500円くらいの手頃なポーチ等も含まれていますが、その数なんと125アイテム!!
すごい数です!!
その中には既に消耗して使えなくなったものもあるし、なくしてしまったものもある(「2度あることは、」)。
また引っ越しの際に友達にあげてしまったものもあるので、このリストにある登録数からは確実に減っていますが、その後も性懲りもなくアウトレットには行ってますからね・・・。
むしろ増えていたりして!?
電子化していた帳簿があれば正確な数字がわかったはずですが、USBメモリーの破損でデータが飛んでしまったから今となってはわからない・・・。
今更ながら悔やまれてなりません(「『塔』祭り。」)。
あの消失したデータは30年もの長きにわたる記録だったし、これだって立派な「趣味」と言えるよね!
さて、みちょるびんが「P様」に目覚めた1996年は、日本で爆発的に「P様」が流行っていた時代。
当時既に外国暮らしをしていたみちょるびんは、日本から取り寄せた女性誌「JJ」で「P様」の存在を知るところとなったのでした。
雑誌によると当時は、猫も杓子も「P様」といった様相で、読者モデルの人たちのアウトレットでの戦利品紹介等も盛んに特集されていました。
そんな様子を横目に、みちょるびんの頭の片隅に、映像としてのイメージが残っていた「PRADA」という5文字。
「あれ? この名前、あそこのモールで見かけなかったっけ・・・??」とふと思い出し、フラッと店舗に立ち寄ってみたのが運命の始まりでした。
奇しくも、セールをやっていて―――。
ガラス加工をした黒色の小さいポシェットにひとめぼれし、半額でお買い上げ。
記念すべきマイ・ファースト「P様」となりました。
その後のみちょるびんの躍進にはすさまじいものがありました。
初めてのものを1つゲットすると、他のものが気になり出すし、好きになると、集めたくなるというこの習性。
止められないし、止まらない。
当時は毎週末、ブティック視察に出かけました。
転勤先のその土地には、裸石を扱う宝石店がなかったので、週末の「趣味」が「宝石鑑賞」から、「P様鑑賞」に取って代わった形(「ご趣味は? PartⅢ(底なしアクセサリー)」)。
当然、ブティックの店員に顔を覚えられるし、実際お得意様でもあるわけだから、行くと必ず「Hi! みちょるびん!!」と歓迎される。
当時は、新規登場したアイテムは全て、掌握していたと思います。
ある日、日本で買ったかわいい「4℃」のリュックを持って、ブティック視察に出かけたことがありました。
すると店員さんに「どこの国で調達した新作?」と訊かれました。
自社製でないものすら、店員さんに‘新作’だと思い込ませたというね・・・。
そんな逸話があります☆
そのうちみちょるびんは、バッグは「P様」以外持ちたくないというこだわりが強くなっていきました。
自分自身よりも大切な「P様」を雨で濡らせてはいけないと、超軽量折り畳み傘をバッグに忍ばせる習慣が生まれたのはその頃(「捜索ルポ」)。
空港の保安検査場で引っかかって、バッグの中身を確認された時、「P様」バッグ本体から、ポーチやら財布やらキーケースやら「P様」が続々と出てきて、それはそれは壮観でしたよ!
みちょるびんが熱中していた初期の頃は、とにかく日本でもブームだったので、イタリアのアウトレットでは入場制限が行われ、整理券が配布されていました。
一度、1番札をゲットしたことがあり、半狂乱の中で整理券とともに記念撮影をしたことがあります☆
なんせ15年の歴史がありますからね、思い出は尽きない・・・。
みちょるびんが「P様」に夢中になった最大の理由は、その粋なデザイン。
みちょるびんが好むカジュアルなテイストにマッチしていたということもあります。
でも、みちょるびんの「パーソナルカラー」研究によると、ナイロン素材が実は「夏子」に合っていたからなんじゃないかと考えている (「(おまけ)ときめきのパーソナルカラー」)。
ナイロン素材は、たとえ「夏子」の苦手な黒色でも、その光沢加減ではグレイッシュにも見える軽やかさと軟らかさがあります。
自分に似合って実用的だからこそ夢中になれたんだと思います。
最後に―――。
自慢のアイテムをいくつかご紹介します。
第1位は、間違いなくアンティークのべっ甲製の煙草入れ。
「P様」ファミリーが所有し、放出したもので本店でゲット。
タロットカードも自慢のアイテム(「『占い』考。(その8:学問たる占い)」)。
ガーメントバッグなんていうのも、持っている人は少ないんじゃないかな?
しかも「P様」で!?
靴磨きセットや携帯用スリッパ、薬ケース、ボールペン、時計(「使命っ!?」)などなど、よりどりみどり。
お店が開けちゃう!
以上、みちょるびんでした!