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「糸魚川」レポート。(18.高浪の池)

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 こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
 日本の国石「ヒスイ」の産地として有名な新潟県糸魚川市。「ヒスイ狩り」に憧れを抱いていたみちょるびんは、とうとう糸魚川まで行ってまいりました!
 滞在時間25時間という短い時間で、いかに糸魚川を堪能するか!?
 初日は早速、ヒスイが拾えるとして知られる「ヒスイ海岸」に乗り込み、「ヒスイ狩り」を楽しんだみちょるびん。
 そして運命の滞在2日目の朝。どうにかこうにか昼飯用のおにぎりをゲットし、制限時間内に行って帰って来れるか懸念された「フォッサマグナ・パーク」を制覇。
 次に「フォッサマグナ・ミュージアム」では「化石の谷」で化石採集の体験を行った後、博物館の見学を行いました。
 「観タクン」を手配し、いざ周遊観光へ出発。奇しくもヒスイに詳しい運転手さんに当たり、運転手さんが拾った糸魚川産ヒスイを頂戴するという幸運に恵まれました♪
※以下、「『糸魚川』レポートシリーズ。」ご参照

~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆

 糸魚川駅発着「観タクン」(タクシー周遊観光)の「小滝川ヒスイ峡・高浪の池」2時間コースで最初に訪れるのは「高浪の池」―――。

 「高浪の池」は、標高540mの白馬山麓国民休養地内にあり、深さ13m、周囲800mの一年中満々と水をたたえる高原の天然池です。
 赤禿山の地滑りによりできたのだそうです。

 興味深い点は、豊かな自然が残るこの池では巨大魚の目撃が相次いでいるということ。
 地元では「浪太郎(なみたろう)」、「翠(みどり)」の愛称で親しまれているらしい。
 糸魚川市観光協会HPの「糸魚川観光ガイド」には、推定4mとも言われている‘巨大魚の魚影’の写真も掲載されていますので要必見です!

 みちょるびんも「高浪の池」で浪太郎に会えるかも!?
 そんな期待を胸に抱き、「高浪の池」をタクシーで目指しました。

 「高浪の池」に行く途中で、見覚えのある風景を見ました。
 それもそのはず、そこはみちょるびんが朝に「フォッサマグナ・パーク」見学のためにバスで訪れた場所だったのです。
 「高浪の池」は国道148号線の更にその奥にあるらしい。
 「観タクン」の「コースガイド」によると、糸魚川駅からタクシーでおよそ35分のところに位置するのだそう。

 「フォッサマグナ・パーク」近辺を通り過ぎてしばらくすると、山道に入って行きました。
 そしてその途中にある眺めの良い場所で運転手さんが車を停め、フォトショット・タイムを設けてくださいました。

 タクシーを降りて見てみると、ちょうど青々と茂った木々の間から「高浪の池」が顔を出していました。
 高台から見下ろした「高浪の池」の色は澄んだコバルトブルー。
 そして、その背後には岩肌が露出した険しい高い山がどっしりと構えている。
 標高1,188.5mの明星山です。
 背の高い明星山の麓に豊かな水をたたえる「高浪の池」はとてもきれいでした。

 その展望台から少しだけタクシーを走らせると、もうそこは「高浪の池」。
 池の畔には高原交流センター(食堂・売店)がありましたが、売店を突っ切って行くと「高浪の池」が目の前に大きく現れました。
 近くで見る池は、エメラルドグリーンの色をたたえ、静かな水面には木々の緑が映えてとてもきれいでした。

 池を囲むように遊歩道が設けられているとのことで、1週15分程度らしい。
 今回は残念ながら時間がなかったので歩くことは叶いませんでしたが、散歩すると気持ちがよさそうです。
 敷地内にはキャンプ場もあるのだそうで、実際に張られているテントを見かけました。
 その他、グラウンドゴルフ場、岩石や化石を展示するミュージアムなどもあるそうなので、老若男女問わずこの「高浪の池」での滞在を満喫できそうですね♪

 「高浪の池」で特に印象的だったのは、とても背の高い大きな木。
 そしてその足下には鳥居と石祠があったこと。
 石祠には「高浪社」という文字が刻まれていましたが「鯉恋社」として親しまれているようです。
 そして、枝を大きく横に張っているその巨木は「トネリコ」という木なのだそうです。

 「トネリコ」という名前を初めて聞いたので、ウィキペディアで調べてみたところ、東北地方から中部地方にかけての温暖な山地に自生する木なのだとか。
 なるほど、九州出身であるみちょるびんにはあまり馴染みがないわけです。

 「トネリコ」がそびえるその一帯だけが、まるで異空間のような神聖な感じがし、パワースポットという感じがしました。
 その佇まいがとても素敵でした。

 最後にもう一つ目を引いたのは、魚の形をした大きなオブジェ。
 きっと、巨大魚‘浪太郎’を模したものなのでしょう。
 友達等にみちょるびんが写してきた旅の写真を見せたら、必ずと言っていいほど「これは何?」と反応する、気になるオブジェです。
 とても愛嬌があってかわいかったので、みちょるびんもつい激写してしまった逸品です。

 「高浪の池」は癒しのスポットが満載!
 今度は、ゆっくり訪ねてみたいものです。

                             以上、みちょるびんでした!

(※)「『糸魚川』レポート。」「『糸魚川』レポート。(2.秘密兵器)」「『糸魚川』レポート。(3.想定外)」「『糸魚川』レポート。(4.ヒスイ狩り)」「『糸魚川』レポート。(5.計画づくし)」「『糸魚川』レポート。(6.にぎり飯)」「『糸魚川』レポート。(7.田園風景)」「『糸魚川』レポート。(8.フォッサマグナ・パーク)」「『糸魚川』レポート。(9.「化石の谷」へ)」「『糸魚川』レポート。(10.化石採集体験)」「『糸魚川』レポート。(11.運命の結果発表)」「『糸魚川』レポート。(12.石のかお)」「『糸魚川』レポート.(13.ヒスイに出会えない人)」「『糸魚川』レポート。(14.フォッサマグナ・ミュージアム)『糸魚川』レポート。(15.フォッサマグナ・ミュージアム2)」「『糸魚川』レポート。(16.観光タクシー)」「『糸魚川』レポート。(17.ゲッツ!

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