こんにちは、みちょるびんです。
「糸魚川にこれから行く!」って日本の友人たちに発表すると、「ああ、この間テレビでやってたもんねぇ」っていう返しが多かったこと!
みちょるびんは外国暮らしだから、日本のテレビなんて知らないもん!
「糸魚川」はずっと前からみちょるびんが狙いを定めていた場所なんだもん!!
って、自分だけの特別な「糸魚川」をアピールしたいところですが、つい最近「NHK72時間ドキュメント」で糸魚川が取り上げられていたらしい。
それから「ブラタモリ」でも。
「NHK72時間ドキュメント」て何?
みんなよく知っているっポイ番組のようだけど??
さて、地元の方も、少し観光客が増えたというようなことを話されていたのを耳にしましたし、やっぱりテレビの影響はすごいですね!
みちょるびんだけの「糸魚川」であってほしいという思いはありつつも、でも「糸魚川」が注目を集め、「ヒスイ」が日本の国石(※)としてたくさんの方に周知され―――、ひいてはジュエリーにたくさんの方が興味を持ってくれれば、なおよし!
だから、これから勝手に「糸魚川」宣伝を行いたいと思います。
さて、糸魚川初日―――。
ヒスイ海岸へは、日本海ひすいラインの電車に乗って、最寄り駅の「えちご押上ひすい海岸駅」で下車してから行きました(「『糸魚川』レポート。」)。
本気モードのみちょるびんは、マリンシューズはもちろんのこと、お手製の「お玉」もわざわざ東京から持ち込みましたよ☆
このお玉というのは、みちょるびんが参考にしていたyoutuberがお使いになっていたもの。
動画内で詳細を説明されたことはありませんでしたが、どうみても「穴あきお玉」。
波打ち際をコロコロと波に引っ張られて海の中に戻っていこうとする石をすかさずキャッチできるという優れもの。
いちいち腰をかがめたり、夢中になって石を追いかけて水浸しにならなくても済むように、穴あきお玉で、意中の石をひょいとすくうことができるんです。
絶対に穴あきであった方がいいということではないでしょうけど、穴あきじゃないと海水も一緒についてきて、自分に水がひっかかるということもあるかもしれませんし、穴あきの方が便利に違いない。
そして目的を考えれば、お玉の柄も長い方が良い。
腰をかがめなくても済むくらいの長さ。
現地(糸魚川)で売っているものなのか?
あるいはレンタルできるのか?
糸魚川では一家に1つは必ずあるものなのか!?
その辺の事情がわかりませんでしたが、仮に取り扱っているお店があったとしても、お店の場所や営業時間に縛られることになる。
これはもう、自分で手作りするしかない!!
ってことで、みちょるびんは日本に来る前に、居住地の外国で、いいアイテムをゲットし持参しておりました。
なんと、現地版「ハエたたき」!
自然派な‘向こう’は、ハエが案外多いんですよね。
しかも窓に金網をするような生活習慣もなく、奴らの侵入をむしろ歓迎しているといった感じ(「『ハエ取りびん』式。」)。
みちょるびんは、できるかぎり連中を部屋に呼び込まないようにしているし、万が一迷い込んできても、直ちにお引き取り願うし。
殺っちまった後の始末は憂鬱だから「ハエたたき」を使うという場面はないのですがね。
ちょうど一緒に買い物をしていた友達がその素敵なハエたたきを見つけ、みちょるびんに知らせてくれたのでした。
そしてみちょるびんも「こりゃいい!」って即買いしたのでした。
その「ハエたたき」、学校の先生等がお使いになっている「指し棒」でできていました☆
あの金属でできた、自在に伸縮する棒ね。
この棒の先端に、ハエたたきお馴染みの先端部分――樹脂製の四角く平たい網目状のパーツ――が装着されているというやつ。
網目状でいくら水はけが良いとは言え、この‘しなる’ことを専門とする先端部分では到底石をすくうことはできない。
だから「ペラペラ」は取り外し、そこに改めて「穴あきお玉」を装着しようっていう作戦。
自宅で料理の時に使っている穴あきお玉は、海外赴任の任期を終え、日本に帰朝していった友人から譲り受けたもの。
使い古したものではありますが、それなりに愛着もあるし、その子を潰してしまうのは心が痛むので、ここはドライな関係でいられる100均のものにしました。
わざわざ100円ショップまで出向き、買ってきましたよ!
正確には、「穴あきお玉」ではなく「網お玉」なのですが。
その100円ショップでは「穴あき」は売っていなかったので「網」にしました。
「網」では‘つくり’的にちょっと心元なかったのですが、使用する時間はせいぜい2時間くらい。
石の重みに耐えられずに壊れるっ!という事態は早々に起きないでしょう(どんだけ大物を狙っているんだ!?)。
アミお玉に、それからガムテープも併せてゲット。
‘向こう’で買ったハエたたきは、ペラペラ部分が意外にしっかりと「柄」に接着されていたので、予め、ハサミで余分なところをカットしていました。
いわゆる「指し棒」だけの姿になったパーツと、アミお玉をガムテープでしっかり合体させれば出来上がり!
盲点だったのは、お玉がくるくる回ってしまうということ。
伸縮が自由な柄の部分は、サイズの異なる筒が組み合わさって出来たものなので、筒そのものが縦横無尽に回転する。
そうすると、先端に装着されお玉は、その重みに耐えられず、自身がくるっと回転し、お玉の向きが変わってしまうという問題がありました。
まぁこれは、現地で使い心地を試してみてから判断しようと思い、ヒスイ海岸にはガムテープも持って行くことにしました。
伸ばしきった柄に沿ってガムテープを張り付ければ、きっと「くるくる」は防げるだろう。
とね。
両手を自由にするために、荷物は簡易な巾着リュックに詰め込み、手には「アミお玉」、足には「マリンシューズ」というパーフェクトな出で立ちで、いざ「ヒスイ狩り」に出陣したみちょるびんなのでした。
以上、みちょるびんでした!
(※)「新☆誕生石!(14:日本の国石)」