こんにちは、みちょるびんです。
友達に「みちょるびんは『活動的』(行動的)且つ『計画的』」と言わしめた「お伊勢参り」旅行(「じーまんGO!(#8 活動的なので波乱に♪)」)。
いよいよ、旅行の本編。
前回の「『名古屋・伊勢・鳥羽』旅行3日目の日記(前編)」の続きです!!
「名古屋・伊勢・鳥羽」旅行3日目の日記(中編)
さて、内宮(皇大神宮)は広かった。
少し出遅れたせいか、人が多かった。
団体客が目立った。
内宮入口に流れる御裳濯川(五十鈴川)は美しかった。
そこで青森からやって来たというおじさん二人組に写真を頼まれ、撮ってやった。
替わりに私も撮ってもらった。
だいぶ疲れた・・・。
敷地も広いし、敷き詰められた砂利はやっぱり歩きづらい。
しかし、がんばって‘お参り’を続行した。
せっかく来たのだから!
安産の神様もいらっしゃったので、甥っ子を授かったお礼を伝え、甥っ子が元気にすくすくと育ちますようにとお願いした。
せっかくなのでおみくじを引こうと思い、おみくじを探したが見当たらなかった。
売店の人に訊いたら「内宮でのおみくじの取り扱いはない。お参りしたのだから『大吉』です」と言われた。
なるほど☆
お参りを終え、再び「おかげ横丁」に戻った。
まずは、伊勢うどん!
うどん屋の開店時間は10:30で、既に30分が経過していたが、店内はまだ余裕があって、すぐに席につ通してもらえたので良かった。
迷わず、玉子入り伊勢うどん!!
かつおのダシがきいて、おいしかった。
茹で汁をもらって、薄めてツユを飲みほしたいくらいだった。
肉屋のコロッケもおいしそうで食べてみたかったが、思いの外お腹がいっぱいになってきたので、そのまま「赤福」に移動し、かき氷を食べた。
「赤福」のかき氷は夏季限定メニューであり、どこででも食べられるわけではない。
ここはやっぱり「赤福氷」はイッとかないと!
蜜が甘くて食べやすかった。
量がちょっと多かったが、でも完食した。
おいしかった。
そうこうしているうちに、だんだんと時間が遅くなってきた。
お昼過ぎには鳥羽に移動したいと考えていたので、だんだんと気持ちに焦りが出て来た・・・。
「月読宮」と「倭姫宮」はそれぞれ別の場所にあるので、まず最初にバスで「月読宮」の最寄りまで移動し、次の便のバスが到着するまでの間に「月読宮」のお参りを済ませるという戦法をとることにした。
次のバスがやって来るまでの20分の間に、バス停と「月読宮」を往復しなければならなかったので結構忙しかった。
今回の私の‘お伊勢参り’のフィナーレを飾る「倭姫宮」でも同じ戦法でお参りした。
このあとは伊勢市駅に戻るばかりであった。
急いで‘お参り’を果たし20分でバス停に戻ってくると、伊勢市駅方面のバスの時間までに実は残り10分もあったことに気づき、がっかりした。
急いで行って帰って来たことが悔しく感じられた。
ひょいと見ると、対向車線のバスがもうすぐやって来るという時刻だった。
そのバスで五十鈴川駅まで出て、電車を使って伊勢市駅に戻ることを考えた。
我ながらいいアイディアだと思った。
しかし、五十鈴川駅に着いてみると伊勢駅行の次の電車は20分も先だった―――。
なんたること!
再び五十鈴川駅前のバス停に舞い戻り、「倭姫宮」から乗るハズだったバスを待つことにした。
「倭姫宮」最寄りのバス停からここ五十鈴川駅前までの所要時間はわずか数分。
目的地への進行方向に対し、逆走して戻って来た形にはなるが、元々「倭姫宮」発のバスが10分後であったこと、またこれまでの経験で学んだこと――バスの運行が全体的に遅れ気味である――を考慮すると、あの時点で乗る予定していたバスに置いて行かれたとは思えなかった。
が、しかし、バスはなかなか来なかった・・・。
根気よくバスを待っていると、一人の女の人に「来ないですね・・・」と話しかけられた。
訊くと、彼女も東京から観光で来たと言う。
彼女によると、電車であればここ五十鈴川駅から伊勢市駅まではわずか5分の移動。
次の電車は13:38発であるということだった。
その電車を利用すれば、13:45には伊勢市駅に到着できる計算になる。
時刻はそろそろ13:30になろうとしており、今からバスに乗ったところで、昨日の例からしても、余計に時間がかかることは明らかだった。
またバスは、外宮までしか行かないから、そこから先は徒歩での移動となる・・・。
ここは一つ、電車を利用した方が良さそうだということになった。
そうしたら彼女も電車にすると言うので、彼女とおしゃべりしながら、伊勢市駅までの間をご一緒することになった。
彼女の話では、「おかげ横丁」の辺りで道に迷っていたら、「赤福」の「お朔日餅」の引換券をゲットでき、引いては買うことができたのだとか。
伊勢には毎月1日に早起きして神宮をお参りする「朔日(ついたち)参り」という習わしが残っており、「赤福」ではそれに合わせ、お正月を除く1日に「お朔日餅」として特製菓子を販売しているのだそう。
道に迷い、彼女が「赤福」で道を尋ねた際に、ついでに「お朔日餅」のことを訊いてみたのだそうで、「8時に完売した」と言われたものが、実際には9時半頃でも買えたということだった。
「それはラッキーでしたね!」と私が言ったら、「生ものであり、一人じゃ全部を食べ切れないから、お一ついかが?」とおこぼれに預かることになった。
お菓子を入れられるようなビニール袋の持ち合わせはなかったし、せっかくならもうこの場で食べてしまおうと思い、ありがたく頂戴した。
やはり、ここでは断らんでしょう!!
青竹に入った水ようかんの「竹流し」。
一緒に同封されていた専用のキリで、竹の底に穴を空けてもらった。
筒に口にあてて吸ってみると、「赤福」特製水ようかんが出てきた。
手を汚さずに食べやすかったので良かった。
もう少し落ち着いて味わいたかったが、電車に乗る前にはお手洗いも済ませておきたかったし、急いで食べた。
おいしかった。
竹筒は記念に、水ですすいで持ち帰ることにした。
珍しい体験を、ありがとうございました!
彼女に別れを告げ、伊勢市駅のロッカーに預けていた荷物を回収した。
いざ、鳥羽へ!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!