こんにちは、みちょるびんです。
2022年7月18日月曜日、幻の豪華客車「或る列車」に乗車する運命の日―――。
お天気は・・・?
そういえば8時半頃、ホテルをチェックアウトして外に出た時に、雨がパラついていたという記憶が蘇りました。
だけど建物の中に入ってからは、JR博多駅を目指すのに必死で、天気のことなどすっかり忘れてしまっていました。
それに実際、列車に乗っている間、窓が雨に濡れて視界が悪くなるというようなことはありませんでした。
車窓から入って来る日差しが強すぎるということもないし、ちょうどよい‘列車の旅’日和だったように思います♪
そして忘れてはならない、今回の旅のお相手は、母・マミー!
みちょるびんは、たとえ一人になったとしても決行するつもりではいましたが、マミーに訊いてみたら「行ってもいいよ」という上から目線。
去年の9月、みちょるびんが日本に一時帰国した際は、非常事態宣言が発動されるなど、ウィルスの状況が最悪であったため、当時のマミーは外出することに対してとにかく消極的でした。
あれから1年近くが経とうとしており、いくら本人の自己申告で「元気」ということではあっても、マミーは御年82歳というご高齢。
実際にマミーに会ってこの目で確かめるまではそれが本当なのか信用できないし、遠い外国に住む我が子に心配かけまいと、’平気’を装うことだってあるわけです。
それに、海外にいると、日本の様子や雰囲気が今一つわからない。
そんなこともあり、マミーが旅行に行きたがるのか、家にじっとしていたいのか、どちらの選択をするのかさっぱり見当がつきませんでした。
そうしたら、あっさり、この回答でしょ!?
みちょるびんの計画する旅は、時に(タイトスケジュール過ぎて)大変だよ?
(「『糸魚川』レポート。」)
(体力的に)ついて来れる!? (容赦しないよ?)
と、念を押すも「大丈夫」ということだったので、「母娘二人旅 in 九州」とあいなったのでした。
押さえていたのは‘二人テーブル席’で、一人利用だと41,000円、二人利用だと一人29,000円の計58,000円というお席。
単純計算すると、当然、2名参加の方がお高くなる。
一方で、おひとり様参加を「寝泊りもせずにたかが4時間ごときで一人41,000円!?」と、こんな風に考えてしまうと、急に尻込みしたくなるようなお値段であることも確か。
ですが、今回は幸い、母娘二人旅。
二人で至極の時間を体験でき、それが二人の楽しい大切な思い出になるのであれば、むしろお値打ち価格といえるでしょう。
我々は遠く離れて暮らしており、マミーは高齢、そしてこういう不安定なご時世・・・。
「次」はもうないと考えていた方がいい!
そんなわけで、マミーと二人で「或る列車」の出発地、JR博多駅に繰り出したのでした。
ところで、「或る列車」の予約完了後すぐに「お申込の行程表」というメールが届きました。
そこには「ご乗車時は本メールを印刷し、乗降駅の有人改札にてご提示いただき、入出場してください。」という指示が記載されていました(スマートフォンにて購入の場合は、画面の提示で可)。
電車に乗るのに、ペラペラした、しかも自分で印刷した紙の提示だけで、本当に駅構内に入れてもらえるのか、ちょっと不安じゃないですか?
緑色のチケットがあった方が安心だし、あわよくば、記念に取っておきたい♡
それで、支払先がJTBとなっていたことから、最寄りのJTBカウンターに行って、訊ねてみたんです。
しかし、通常に営業しているJTBでは取り扱ってはおらず、探求心のある親切なスタッフの方が当該部署に問い合わせてくれ、最終的に‘印刷物の持参でOK’という‘裏’をとることができました。
そんな経緯がありつつも、改札で止められて立往生することになったらどうしようと、やっぱりドキドキしていたみちょるびんでしたが、駅員さんに印刷した紙を見せたところ、すんなり、中に通してもらえ、完全なる杞憂に終わりました☆
案内のあった乗り場の方へ進んでみると、乗り場を示す電光掲示板がありました。
「快速 8:39久留米 6両」の表示の下には、「或る列車 9:00 2両」という文字が!
時々「ARU RESSHA 9:00 2cars」と英語に切り替わりながら、その下を「この列車は団体専用列車です。一般のお客さまはご乗車になれません。」というテロップが流れていました。
おおおおっ!
「乗り鉄」みちょるびん、早くもここで興奮です!!
掲示板の下でマミーと変わるばんこに記念撮影を行いました。
「或る列車」の説明をきちんと受けていないマミーは、意味がわからなかっただろうと思う・・・。
次にホームに出て、再び、今度はホームの電光掲示板と一緒に記念撮影。
乗車する前からの、この盛り上がりよう。
やっぱり、「乗り鉄」の血は抑えられなかった!
気がつくと、ホームには、「或る列車」を待っている乗客と思われる人たちや、黒いスーツをビシッとお召しになったアテンダントらしきお姉さんたちがいました。
予約客の確認をしていたようだったので、みちょるびんもすかさず印刷物を見せ、登録を済ませたのでした。
準備完了。
あとは、「或る列車」のおでましを待つだけです!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!