こんにちは、みちょるびんです。
九州を走る、極上の”食・時・おもてなし”を味わうことができる「或る列車」。
それは、100年の時を経て現代に蘇った、豪華客車でした―――。
(「『或る列車』(1)」)
「或る列車」は、スイーツに特化した列車という点でもユニークでしたが、2021年秋に大幅にリニューアルし、前菜からはじまる本格的なコース料理が楽しめるようになりました。
スイーツ時代に引き続き、お料理の監修を行うのは、南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフである成澤由浩氏。
料理界のアカデミー賞と呼ばれる”ワールド50ベストレストランに10 年連続で選出されるほどの実力派です。
これは楽しみ、気分もアガります♪
さて、みちょるびんの日本への一時帰国は7月を予定していました。
7月の「或る列車」の運行表を確認したところ、7月の場合は、月の前半の運行はなく、16日以降29日の金曜日以外は、土曜から月曜日が運行の日。
もちろん狙うのは、博多発湯布院行き。
この際、湯布院温泉も楽しんじゃおう!っていう魂胆。
7月の最終週には関東に戻りたかったので、そうすると、候補日は自ずと16日(土)から18日(月)の3日間に絞られてくる。
結局、18日(月)の最後の1テーブルとなっていた‘2名利用テーブル’を滑り込みで購入した格好になりました。
それが、乗車する1ヶ月以上も前の、5月末のこと。
まだ学校の夏休みが始まる前だというのに、もうこれだもの。
「或る列車」は運行を開始してまもなく7年になろうとしていますが、未だに根強い人気なんですね!
本当はちょっぴり、個室席の方に関心がありましたが、席が取れただけでも御の字。
文句は言っていられません!!
実は、チケットの購入に際し、ちょっとしたトラブルがありました。
日本のクレジットカードで決算しようとしたのですが、いくら試してもカードが使えませんでした。
みちょるびんは、普段の海外生活では、当地の銀行カードを使用。
日本のクレジットカードを最後に利用したのは昨年の9月でしたので、その後知らぬ間に、使えなくなってしまっていたらしい・・・。
これから、一時帰国の準備をしなきゃならず、ホテルなどの予約をバンバン取っていこうと考えていた矢先だったので、これは大きな誤算でした。
みちょるびん、焦りました!
とは言え、その後すぐにカード会社に照会することで、翌日には復活できたので良かった。
詳細は不明だが、セキュリティシステムに何らかの不具合があった模様。
やきもきしましたが、「或る列車」の最後の1テーブルも、みちょるびんのことを待っててくれ、ギリギリ押さえることができました。
超ラッキー!!
いやぁ、ここで大本命の「或る列車」が予約できなかったら、カード会社を恨むところでしたよっ!
何はともあれ、テーブルが確保できたことはめでたい!
かくして、7月18日(月)に確定した「或る列車」の旅を中心に、その前後に更に旅行を肉付けしていくことで、みちょるびんスペシャル「5泊6日の九州旅行」計画が完成したのでした。
ところで、「或る列車」が博多を出発する時刻は、通常は11:06/11:12なのですが、日曜日のみ9:00の出発なのだそう。
その理由は、実はその日に、かの有名な超豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」が運行されるため。
これに伴い、ダイヤの調整が必要ということらしい。
ちょうど、みちょるびんが予約した7月18日(祝日)も9:00発でしたので、もしかすると「ななつ星in九州」の運行とバッティングしていたのかも!?
出発時刻が11時台であれば、ある程度時間に余裕があるので、前日は近場に宿泊して、朝から博多に移動するというアレンジも十分に可能だと思うのですが、これが9:00発となると話は変わってくる。
絶対にこの機会を逃すわけにはいかないので、みちょるびんは万全を期すため、わざわざ博多に前泊するという気合いの入れようでした!
そのせいで、余計な出費が生じる!って、早い出発であることを恨めしく思ってしまいそうですが、実はその代わりとでも言うか、約1時間も長く「或る列車」の旅を楽しめるというお得な設定となっていたのでした♪
通常約3時間であるところが、約4時間の列車の旅になるのです!
美しい九州の景色を見ながら、おいしいお料理とお酒を堪能し、乗り合わせた人たちと楽しく触れ合う―――。
まさに、極上の”食・時・おもてなし”の列車の旅。
そんな幸せな時間であれば、長くてOK!
最後の1テーブルが空いていたのが、たまたまその日だけだった。
その幸運をかみしめよう!!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!
【参考】
「或る列車」(JR九州HP)