こんにちは、みちょるびんです♪
昼食のあと、雪像づくりを再開してから2時間近くが経過した頃。
恐ろしいことに、またしても、ダウンが湿っていることに気がついた―――。
そのダウンは、雪垣さんのお母さんにお借りしたもので、袖を通してから4時間も経っていなかったように思う(「雪まつり実録!(16.驚愕の事実。)」)。
そもそも、お母さんにダウンをお借りした経緯は、みちょるびんのダウンが雪で濡れてしまったから。
その日、札幌は、朝からひっきりなしに雪が降っていて、撥水加工が十分じゃなかったみちょるびんのダウンは、作業を開始してから1時間も経たないうちに雪で湿ってしまっていた。
雪垣さんのご家族に上着をお借りできるまでの間、風邪引くと困るので、苦肉の策として、コンビニで買ってきた雨ガッパを上から羽織って作業に当たったのだった(「雪まつり実録!(13.スタートライン。)」)。
だが、それから2時間くらいが経った頃、ダウンの濡れ方に進行が見られ、気がつと水分の重みで縦に伸びてしまうくらいにグッショリと濡れていた・・・(- - ☆)。
その状態にみちょるびんは驚愕した次第であるが、濡れた衣服をビニールで覆ったことで、水分が空気中に蒸発できなくて結露を作り、更に水分の衣服への浸透を増進してしまったんだろう・・・。
それがみちょるびんの推測。
だが今回は、状況が異なる。
お母さんのダウンは濡れてなどいなかった。
だからこんな風に同じ現象に見舞われるのは、意味不明というか、訳がわからなかった。
しかしこれは現実に起こっていることなのだ。
そうなると、雨ガッパに原因があるとしか考えられない。
結局、推測したものと同様の理屈ではあろうが、この濡れの正体は、みちょるびんの熱気なんだろうと思う。
雪像づくりは積雪の中で行う作業であるから、さすがに汗をかくというところまではいかなかったが、それでも、接着雪を雪像に貼り付ける作業で力を込めてパンパンたたくなどしていると、体は自ずと温まったのだった。
みちょるびんが発した熱は、通気性に優れているお母さんのダウンから放出され、だが、上に覆ったビニールで行き場を失い、再び、雨カッパの中で結露を作り、ダウンを湿らせるに至った・・・ということになろう。
1回目の時は、元々ダウンは雪で濡れていたから、そのせいにできたが、さすがに2回目はそうもいかない。
恐るべし、体の不思議。
つーか、ナニこれ、恥ずかしい!
いや、きっとね、ダウンの上から雨カッパさえ羽織れば、誰でもこの体験はできるんだよ!
あなたも是非、やってみて!!
時刻はそろそろ18時になろうとしていた。
当局から指定されている雪像の作業時間は21:30までなので、まだ3時間以上があった。
今回も、結構濡れていたし、このまま放置していては風邪引いてしまうので、みちょるびんはまた一人、ダウンを着替えにホテルに戻ることになった。
ホテルを作業場所の近くにしといて本当に良かった。
雪垣さんには、札幌駅の近くだともっと手頃なところがあると提案されていたのだ。
これが、片道10分とか20分の場所だったら、ホテルを往復するだけでゲンナリするところだった!
さて、ハンガーにかけてホテルの部屋で乾かしていたダウンは、まだ完全には乾いていなかった。
特に、フードの部分―――。
お昼に部屋に戻ってきた時に、慌てていたこともあり、ダウンを壁にかける時に、何も考えずにフードのある方を壁につける感じにしてしまっていた。
その結果、厚みがあるその部分だけ、乾くのに時間がかかっていたのだった。
絶望的な気分になった。
濡れた状態のものを着て外出することはできないと思ったし、かと言って、作業をリタイアしたくない。
せっかくはるばる東京からやってきたのだ、時間の許す限り長く雪像づくりに携わりたい!
夜飯だってきっと、作業が終わったら皆で出かけることになるのだろうし、一人だけホテルでお留守番てのも悲しい・・・。
そんなわけで、ドライヤーで乾かすことにした☆
30分近くドライヤーの熱風をフードにあてていたんじゃなかったか・・・。
根気よく乾かした。
そうしてようやく、グレーっぽく水で変色していた箇所が、完全に元のグレージュの色に戻った。
よっしゃ、復活だ!!
みちょるびんは、今度はその乾いたばかりの自分のダウンを着て、再び、作業場に戻って、作業に加わった。
さすがにもう、雨ガッパを着る気にはなれなかった。
午前中に、雪垣さんと彼女さん、心美ちゃんの4人で、雪像「クラーク博士」の左肩に巻かれたマスフラーのボリュームを出す・・・という作業を終えていたが、交差させて前に垂らしたマフラーの先端部分の着手はまだだった。
接着雪で盛った箇所は一日寝かした方が固まって定着してするということだったのて、翌日の作業のために、マフラー先端部を作ることになった。
実際のマフラーは薄いが、雪像の場合は、ある程度高低差をつけていた方が遠くから見てもその存在が明確になるのだ。
そんなわけで、みんなで一斉に接着雪を盛って、パンパンたたいた。
細部にこだわる雪垣さんの妹さんたちは、耳当てが、ヘッドフォンと間違われているという悩みを抱えていて、それを解消するために、耳当ての形を半球ではなく、クマの形にしたらいいのではないか!?という考えに行き着いた。
それで、みちょるびんと心美ちゃんが半球体にしたものに、丸い耳と顔を加えることでクマに仕上げたのだった。
おかげで可愛い耳当てができあがった。
みんな、ますますクラーク博士の可愛い出来上がりに大満足したのだった。
ここで、その日の作業は終了となった。
指定されている作業終了時刻に1時間早い20:30分であった。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!


