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道後温泉旅行!(17)

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 こんにちは、みちょるびんです♪

 日本に一時帰国していた際、予定の合間を縫って1回だけ旅行する機会がありました。
 寝台特急列車「サンライズ瀬戸」の予約が、奇跡的に取れたのです!(「道後温泉旅行!」)

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 道後温泉は、日本最古の温泉。
 その道後温泉のシンボルである「道後温泉本館」は保存修理工事中ではありましたが、なんとか素屋根の間からでも一部の外観を見ることができました。
 とりあえず、目的は果たしました。

 あと、残すところは「坊っちゃんカラクリ時計」のみ!

 「坊っちゃんカラクリ時計」は、1994(平成6)年に、「道後温泉本館」建設100年周年の記念事業の一環として作られたもので、道後温泉駅前に設置されている、道後温泉の観光名所の1つです。
 8:00から22:00まで間、平日であれば1時間ごと、土曜・日曜・祝日や繁忙期であれば30分ごとに時を告げ、音楽に合わせ、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の登場人物が現れる仕掛けになっています。

 外観は、道後温泉本館の「振鷺閣」(しんろかく)をモチーフにしているのだとか。
 「振鷺閣」とは、「道後温泉本館」の神の湯が入る、木造三階建ての大屋根の上にある塔屋にあたる部分のことなのだそうで、みちょるびんは今回、残念ながら見学することができませんでした。

 「振鷺閣」には以下3つの特徴が挙げられるようです。

1.     赤いギヤマンガラス

 「振鷺閣」は明治27年(1894年)に建てられたそうですが、当時としてはまだ珍しかった赤いギヤマン(ガラス)が取り付けられているとのこと。
 夜になると明かりが灯され、道後の街を赤く照らすのだとか。
 「道後温泉本館」が道後温泉のシンボルならば、「振鷺閣」は「道後温泉本館」のシンボルと言えるのではないでしょうか。

2.     刻太鼓

 「振鷺閣」の中には「刻太鼓」(ときだいこ)と呼ばれる太鼓が吊り下げられており、6時、正午、18時の3回、打ち鳴らされるのだそう。
 この時報は、本館ができた明治27年(1894年)当初から続いているとのことです。
 平成8年(1996年)に、環境庁(現、環境省)の「残したい日本の音風景100選」に選えらばれたのだとか。

3. 白鷺

 全国の温泉場には、温泉の発見に由来する伝説が残されていると言われていますが、道後温泉にも同様に言い伝えがあります。
 それが、白鷺にまつわる話。
 太古の昔、すねに傷を負って苦しんでいた一羽の白鷺が岩間から出る温泉を見つけ、足を浸したところ、傷が完全に治り、元気に飛び去ったというものです。
 これを見た人たちが入浴してみたところ、効用があったのだそうで、その後、盛んに利用されるようになった―――。
 これが、道後温泉の始まりということです。
 そんなわけで、「振鷺閣」のてっぺんには、道後温泉のシンボルとして羽を広げる白鷺の象が飾られているそうです。
 なお、明治時代は、「道後温泉本館」の正面玄関には、現在の正面左手――北側が使われていたらしく、そのため、白鷺の向きも北側なのだとか。
 また、白鷺の装飾は、「道後温泉本館」のいろんなところで見られるそうです。

 ところで現在、保存修理工事のため、「道後温泉本館」は素屋根で覆われていますが、壁の大きな一面に白い鳥の絵が描かれているのをHPか何かの写真で見ました。
 不思議に思っていたみちょるびんですが、なるほど、あれは白鷺!
 そういうことでしたか!!
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

【参考】
白鷺(しらさぎ)の伝説 松山市公式ホームページ PCサイト (city.matsuyama.ehime.jp)
道後温泉本館の外観 松山市公式ホームページ PCサイト (city.matsuyama.ehime.jp)

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